台風19号による福島原発放射能の行方は今？。

台風19号により被災された方々に深い憐憫の意と哀悼の意を表します。

こんなときに、傷に塩を塗る感じで心苦しいのですが、一刻も早く誰かが気付いて国に対応をお願いしなくてはいけないのではないかと思い、この状況下で不作法だと思われるかも知れませんが、一日でも早いほうがいいと思い、あえて申します。

福島の原発事故で野山や河川、湖沼、東京湾などに降り注いだ放射性物質は今回の災害でどうなったのでしょう？
せっかく、8年半かけて河川床の泥や湖沼の泥に沈殿して、表向きには落ち着いてきていたのに、今回の台風の影響でもしも表層に出てきたり、泥が撹拌され氾濫した市街地に拡散し、泥まみれになっている中に出てきているとしたら、またもや悪影響を及ぼす前に国はしっかり調査して安心報告なり、必要な対処なりをとるべきではないでしょうか。

被災者の方々は、今のタイミングで何を言うんだ、踏んだり蹴ったりで凹むじゃないかと叱る前に現実を把握して、国からしっかり対応してもらったほうがいいのではないでしょうか。

時間が経ってから、実はあの時····なんて聞きたく有りません。想定外で考えもしませんでした等の責任回避も聞きたく有りません。

更に不思議な事に、テレビ報道、メディアはなぜか一切その事に触れていません。「喉元過ぎたからもう忘れたよね」、「過去のセシウムの事より目の前の復興」と、言わんばかりです。

常に新しい事柄を追いかける姿勢に反対はしませんが、セシウムの放射能について少なくとも半減期30年間は関心を持って報道してもらいたいと思う。