お湯を沸かしているだけではつまらないので、石焼き芋を作ってみた。
しばらく使っていなかったのでサビてしまったダッジオーブンを金タワシで磨いた。
石は那智石が良いらしいが、たまたま100均で焼き魚用ゼオライトを見つけたので、ゼオライトを使ってみる。

鍋が大きいので大型用風防を横にして組み立てた。大きさはちょうど良い広さだが高さが足りなかったので煉瓦をゲタにしてみた。風が強かったが、重さのあるこのトレーは飛ばされる事もなく安心だ。アルミの天ぷらガードでは飛ばされる程の風だった。

ストーブに燃料を詰める。今回も小枝とした。上には灯油を染み込ませた木片を置き着火する。

ポクポク感が出るように芋は紅アズマを使った。ゼオライトの上に並べ、強く押し付けるように置いた。

着火して小枝に燃え移ったのを確認。最初は小さい火だが序々に強くなる。ガソリンや灯油コンロのように音がしないので、ちゃんと燃えているか何度も覗きこんだので、頭髪、防寒着がイブリ臭くなった。(-_-)

何回か小枝を補給した。補給すると枝が燃えだすまで煙の噴出が凄い。
この解消策として、着火用の灯油を染み込ませた木片に火を付けて投入すると良い。2~3個火勢が強くなってから投入すると煙が燃焼するので煙幕は消え去る。1個だと投入した途端に消えてしまう。ストーブの煙と二次空気に負けてしまうようだ。
最初にギュウギュウに詰め込んだ燃料は長持ちするが、追加した燃料は少量しか入らないので早く燃え尽きる。
着火から1時間15分で竹串がスウッと刺さるようになっている。完成かな。

熾き火がほぼ満杯に詰まっているので、もう少し水分を飛ばすため蓋を外して加熱し続けててみよう。

初めて作ったわりにはまぁまあぁの出来だ。蒸した芋よりは甘い。食べてみたら、ポクポクしていて栗のような感触。

面白かったぁ\(^o^)/。この経験を生かしてまた作ってみよう。
時系列
10:58分 点火。
11:00分 鍋を載せる。
11:30分 芋を表裏180°ひっくりかえす。
11:32分 まだ火勢は強いが枝を補給。直後、煙が噴出したので点
火用木片に火を付け投入。煙が燃焼して煙は出なくなっ
た。
11:45分 また熾き火になったので補給。
11:50分 芋を90°回して側面を下にする。
12:00分 熾き火になったので補給。燃焼は大体15分くらいだな。
12:13分 芋を180°回して残る側面を下にする。
12:15分 熾き火になったが、ストーブほぼ満杯に熾き火が残ってい
るのでこのまま様子を見る。芋に竹串を刺すとスウっと通り
焼きあがったようなので、水分を飛ばすつもりで蓋をはずし
た。
ゼオライトでも石焼き芋は出来た。石は那智石じゃなくてもいいようだ。
全体で約1時間15分か。もっと低い温度で長い時間焼けば、もっと甘くなるかも。どうやったら火加減出来るかな・・・・・・(-_-)