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ノーベル賞で感じる、経営者も株主も理科系を優遇せよ

2008-10-09 00:14:44 | 日本を元気にするアイデア
日本人ノーベル賞受賞者が物理で3人、化学で1人、すごいですね。
でも、子供たちはどう感じているのだろう。
理科系離れ、技術離れが進んでいる中で、将来、日本からノーベル賞を受賞できるような人材が育つのかちょっと心配である。今回の受賞者も本拠地がアメリカになってしまっている人もいます。

何度か書いているかもしれませんが、資源が無い日本で無から価値を生み出すのは、理科系、技術系です。
でも、地味に見える技術メーカーには投資が集まらず、技術者の給料は低く抑えられ、非正規雇用の技術者が増えている。こんな事を続ければ、ノーベル賞だけではなく、日本の理科系はどんどん減ってしまい、国際競争力も無くなってしまう。
経済界の方々は何を考えているのだろう?経済界の多くの人は理科系じゃなくて成功している方々が多いから、子供や孫にも技術系など進めていないのかもしれませんね。大企業の人事部門の人はどう思っているのだろう?やはり自分の子供には理科系を進めていないのだろうか?アンケートをとってみたいものです。
日本の将来を考えるならば、理科系、技術系の地位も賃金もアップすべきではないだろうか?

価値を生み出さないところに投資した結果

2008-10-06 22:43:24 | 日本を元気にするアイデア
米国のサブプライムローンを発端にした、世界経済の悪化。
結局、価値を生み出さないところに投資が集まり、投資を続けた結果だと思う。価値を生み出さないところに投資をしたら破綻することは、経済に詳しくない私でも何となくわかることだ。
経済や経営を専門家を沢山育てているはずの米国で、こんな状況に陥れてしまった。
いや、経済や経営の専門家は手っ取り早く自分だけ儲かれば良いわけで、多くの素人投資家に、価値を生み出さないところに投資をさせて、自分たちだけ儲けているのかも?
と、色々、疑問がわいてくる。
世界中で価値を生み出しているのは技術だ、天然資源の開発にしても、農業にしても技術が重要になっている。もしかもすると、技術の事がわからない、経済や経営の専門家が多いのかもしれない。
これから、日本を元気にするためには、技術系の経済や経営の専門家を育てる必要があるのではないだろうか!

ロボット技術立国

2008-08-27 00:19:37 | 日本を元気にするアイデア
「北京オリンピック後の中国はどうなるだろう」といった報道も多く、日本への影響も大きいだけに気になる人も多いのではないだろうか。
多くの日本企業が人件費の安さで中国に進出していたが、人件費も徐々にアップし、元も徐々に高くなってゆくと、中国へ進出するメリットが無くなってきている。そうなると、人件費の安い別の国を探すことになるのだろう。すでに中国以外の国に工場進出している企業も多いと聞きます。
いつかは人件費の安い国は無くなってしまうだろうし、文化の違い、人権の問題、輸送エネルギーや二酸化炭素排出の問題など、多くのリスクをかかえながら海外進出するのも限度があるだろう。
そこで、日本の企業は、日本でも低コストで物作りが出来る事を考える時期に来ているのではないだろうか。
一昔前の生産用ロボットと言えば、シーケンシャルな同じ動きしか出来ないため、ちょっと変更しようと思っても、簡単に変更が出来ず、人間の作業のようには出来なかった。しかし、最近のコンピューターの進歩やセンシング技術や画像処理の進歩で、複雑な作業を短時間で学習するようなロボットも可能になってきているはずだ。
組み立て工場でハーネスの引き回しや、ねじ止め作業など、今までロボット化できなかった作業もロボット化できるのではないだろうか?人間の作業性を考えて設計されてきた物も、例えば全てロボット生産しやすい設計にすることも出来るだろう。画像認識技術で土木作業や農業も輸送手段もロボット化できると思う。
最初は、完全ロボット化できなくとも、安定した通信回線が確保できれば、日本より人件費の安い人が、海外からリモコン操作で日本の現場作業をできるような事も可能になるかもしれません。
安易に海外に工場進出するまえに、多くの企業が日本で出来る事を考え、一つでも実現することで、日本が元気になると思う。

消防や警察を批判するだけで良いのだろうか?

2008-08-25 23:36:35 | 日本を元気にするアイデア
消防や警察のミスに対して、マスコミで取り上げられ、多くの人が批判をしていますが、そんな報道を見ていて感じることがあります。
もちろん、プロなら、プロとして許されないミスもあると思いますが、他人を批判しているだけで良いのだろうか?
大きな災害が起こった時、プロの消防だけでは力不足になることもありえます。通報も集中し、情報が錯綜し、混乱することもあるでしょう。大災害などに対応できるのは地域の自治会だったり、消防団だったりするはずです。休日に消防団員が消火栓の点検をやったりしていますが、そういう地道な活動がいざと言うときに役だっています。行政を批判するだけではなく、自分は何ができるだろうか?と考え、防災や防犯活動に参加することが大切だと思うのだが、多くの地域で消防団不足などが深刻になっているそうです。
消防署のミスを批判するのなら、自ら消防団員の応募して地元の防災のために働いてはどうだろうか?もちろん、若い人はプロの消防士を目指しても良いと思う。
さて、私は?昔は消防団員をやっていましたが、体力的にはもっと若い人にお願いし、今は地域で別のボランティアをやっています。

資源争奪戦

2008-08-25 22:50:40 | 日本を元気にするアイデア
最近、ロシアの国際的な資源争奪はものすごい様だ。ロシアと言えば、旧ソビエト連邦や隣接する国との資源争いが思い浮かぶが、実は太平洋の島から産出されるニッケルなどにもロシアが大規模な投資をしているそうだ。中東ドバイなどにもロシアから多くのビジネスマンがやってきている様子だし、オーストラリアなどにも石油で儲けた資金で中東と一緒になって触手をのばしているという噂も聞く。
石油資源、金属資源など、我々の生活には欠かせないため、今後さらに、資源争奪戦は激しくなるだろう。資源の無い日本としては、海外資源への投資、周辺海域のレアメタル探しなども必要だと思うが、省資源化を進める必要もあると思う。
しかし、それだけではなく、省エネや省資源での生活が楽しくなる工夫やインフラ整備が必要ではないだろうか?地球環境にも良いはずだ。
例えば、自動車通勤、なぜバイクや自転車通勤が遠慮されるのだろうか?それは危険だったり走りにくかったり、疲れたりするからで、多くの道路が自動車優先に作られているため一緒の場所を走るバイクや自転車が使いにくいからだ。電動アシスト自転車など坂道などでも快適な自転車も販売されているが、いろいろと規制や制限も多い。自動車通勤を認めている会社の多くが、自転車置き場よりも駐車場の方が整備されていたりする。これは、産業革命以来、100年以上も、多くの物が大量資源、大量エネルギー消費に都合が良いように制度やインフラが整えられてきたからではないだろうか?

将来、このまま資源争奪戦の渦に巻き込まれるよりも、「日本は、リサイクルされる資源と自前の食料、自然エネルギーで十分豊かな生活ができる国です。」というような高い目標をかかげて、少しでも実現してゆくことが国家戦略上も必要だと思うのです。

民放のオリンピック放送、視聴率上げたいの?

2008-08-20 22:51:44 | 日本を元気にするアイデア
民放のオリンピック放送だが、スポンサーの途中でスポンサーの広告が入るのはしかたない。ところが、競技の様子も映さず、タレントが出てきてごちゃごちゃ話をしているのは、うっとおしいだけだ。
オリンピック放送を見たいほとんどの人は、競技を見たいのであって、タレントの感想を聞きたいなんて思う人は少ないだろうし、レポーターが誰だって良いし、レポーターの映像など興味が無いはず。私は競技以外の映像が長い場合は、すぐにNHKで別の競技を見てしまう。同じ感想を持つのは私だけでは無い。
本当にオリンピック放送で視聴率を上げたいなら、競技の様子に集中すべきでは無いだろうか?放送局にとってのお客様はスポンサーであって、スポンサーが納得できる視聴率が確保できれば、視聴者の事など考えていないのかもしれませんね。

ついでに、
マラソン中継など、スポンサーも放送の最初と最後に広告を流すだけで、「映像を中断させないぞ」というスポンサーが出てきたら、多くの視聴者も感動すると思いますけどね。そんな、思い切った事ができる太っ腹の経営者はいらっしゃらないのでしょうね。

ゴルフの賞金よりもオリンピックの選手に

2008-08-19 21:59:51 | 日本を元気にするアイデア
オリンピックでの日本人の活躍は、我々に元気を与えてくれます。
子供たちに夢や希望も与えてくれます。日本が元気になるためにも、
とても効果もあると思います。

ところが、資金も無く、アルバイトで苦労されている選手も多いと
聞いています。活躍できればスポンサーも増えるのかもしれませんが、
活躍するためには時間や資金も必要です。

多くの企業が、ゴルフには高額な賞金を出していますが、日本の元気の
ためにも、アマチュアスポーツ、オリンピックに出ようと努力している
選手のために、ゴルフの賞金などはやめてオリンピック選手のための、
スポンサーになってはいかがだろう?
経営者の趣味でゴルフにばかり賞金を出しているのかもしれないが、
賞金の多くを外国人に持って行かれてしまったり、一人に高額な賞金
を出すよりも、多くの選手がオリンピックで活躍するために資金提供
したほうが、長期的に考えれば利益に結びつくだろうし、ゴルフなど
よりも宣伝効果が高いと思うのだけど?

日本の経営者の皆様に、もっとお金の使い方を考えて欲しいと思う。

心にゆとりの無い日本人

2008-08-16 11:23:40 | 日本を元気にするアイデア
最近New Caledoniaに行く機会がありました。
海岸沿いの道路で、スピードを出した車がけっこう多く走っていました。散歩に出かけ、横断歩道を渡ろうと立っていると、車が止まってくれるではないか。
最近、日本では横断歩道で子供が渡ろうとしていても、止まる車は少ない。
「親切な人がいるものだ」と思っていましたが、その後も横断歩道を渡ろうとすると、ほとんどの車が止まってくれる。
法令が厳しいのだろうか?と思ったが、そうでも無さそうだ。暴走族かと思うような車の若者も止まってくれる。公園などでも若者に「ボンジュール」と挨拶されることもある。何となく心にゆとりがあるのだろうか?と感じた。
「やれ競争だ、勝ち組みと負け組みだ、貧富の差が大きくなった」と、他人に配慮できなくなっている日本人、心のゆとりも無くなってしまったのだろうか?
お金に余裕が無くても、横断歩道で止まるくらいの心のゆとりを持つべきだと、感じました。

GMAP試験

2008-07-25 23:23:46 | 日本を元気にするアイデア
会社でGMAPという試験を受けました、GMAPというのは初めて聞く試験だったのですが、受けたのは「経営に関する専門知識の理解度を図るためのテスト」ということです。科目は
・マーケティング 
・経営戦略 
・人的資源管理 
・組織行動学 
・企業会計 
・ファイナンス
の6科目を各20分で、上から4つは30問、残りの2つは20問で計算問題も含まれていました。
テストを作っている会社が編集している「MBAマネジメントブック(ダイヤモンド社)」の第1部から第5部までに出てくる、キーワードをきちっと理解しておけばそこそこは出来ると思いました。

ただ、問題数が多く考えている時間がとれないので、マークシートと言えども重要な言葉はしっかり暗記しておいたほうが良いかもしれません。私は前日が休日だったので朝から一夜漬けの勉強をしました。どれも普段の仕事となじみがない事がほとんどなので、たった一日ではちょっと勉強時間が足りない感じでした。
TOEICなどと違って、問題集が出回っていれば、短時間で傾向と対策がたてられるのですが、一度も受けた事が無い試験なので、個人向けの試験を実施していないためか、問題集は無いし、どうやって勉強すれば良いのかちょっととまどってしまいました。ちょっと時間をかけて、キーワードをきちっと抑えれば、難しい問題は無かったので、真面目に3日間くらいやれば、何とかなる試験だと思います。

どちらかというと、技術系の私としては、特にメーカーと言われる企業のマネージャーは、経営の基礎知識以上に、技術の基礎知識を理解する必要があると思っています。技術立国の日本を元気にするには、企業向けに技術の基礎能力を測定するような試験を作っても良いかもしれませんね。

勘も必要

2008-02-20 00:00:55 | 日本を元気にするアイデア
仕事で、データーに基いた判断を求められることが多いのではないでしょうか?
もちろん物事を科学的に判断をすることは重要だと思います。
だからと言って、仕事の全てを科学的に判断しようとすれば、データー集めや
その処理にリソースをつぎ込まなければならないため、効率が悪くなります。
判断に迷う場合、何か気になった場合などは、「勘」で仕事をすることも
必要だと思うのです。「勘」と言っても経験や知識があったうえでの「勘」です
からサイコロで決めるのとは違います。
日本の企業が元気がなくなった一つに、科学的と言ってマニュアル通り物事を
進めれば上手くゆくのではないか?という経営者が多いのかもしれませんね。
職人の「経験と知識に基く鍛えられた勘」も日本の企業には必要だと思うのです。