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特許で企業の動向をしらべる

2007-11-30 23:52:50 | 日本を元気にするアイデア
株式投資はやっていませんが、特にメーカーに投資するならば、投資候補の企業がどんな特許を出しているのか調べてみるべきだろう。特許を調べると、どんな技術に力をいれているかがわかります。本当に製品化に使う特許は、なんとなくわかるものです。

特許は http://www.inpit.go.jp/index.html で無料で調べる事ができます。
ここに、初心者向け検索がありますが、ほとんどはここで検索すれば十分です。
初心者向けの検索画面で、メーカー名を正確に入力して検索すると、特許の件数が出てきます。例えば「トヨタ」と入力すると、すごい数の特許がでてきます。
これでは多すぎて調べられません。

そこで例えば「自動車メーカーは歩行者の保護に対してどう取り組んでいるだろう」と調べてみましょう。
例えば「トヨタ 歩行者」、次に「日産 歩行者」と入力すると、それぞれ196件、114件ヒットします。(2007年11月30日現在)
一覧表示にすると、公開年度が出てきます。そうすると、その特許が最近増えてきているのか、減っているのかわかります。公開されるのは出願から一年半前ですから、どちらも2003年くらいから特許出願が増えていることがわかるので、このころから歩行者の安全性に注目しはじめたのではないかと予測できます。
「当社は積極的に○○について取り組んでいます。」というのが本当かどうかも、特許でわかることもあります。

さて、次は特許の中身です。
特許は出願だけなら、誰でも出せます。ですから件数だけでだまされてはいけないと思います。どんな技術が使われているか?コスト的に製品化が可能か?なども出来るだけ見ておくべきだと思います。極端な話、技術的におかしな内容(永久機関など)でも、出願だけは出来てしまいます。ですから、「特許出願中」だけで、その商品やその企業を信じてはいけないと思います。

では、「特許取得」なら信用があるのでしょうか?それも間違いです。特許は「技術が優秀だから」とか「商品として魅力がある」から取得できるのではないからです。

出願件数は、その会社の技術動向を調べる事ができます。でも単純に「特許件数=技術力」ではないので、どんな技術を特許に出しているのか調べて、判断することが必要だと思います。本気で商品化しようとしている特許なら、同じ技術に関連する特許が出てきますので、何となくわかるように思います。

ただし、膨大な特許が出願されているので、詳細に調べようと思うと、膨大な時間がかかっていまうと思います。特許を調べて、投資先を選ぼうなんて思っても簡単ではないかもしれません。また、研究開発していても、商品発表直前まで特許を出願しない場合もありますし、まったく出願しない場合もあります。
・・・ということで、あくまでも、その企業の動向をさぐる一つの手段だ程度に考えておくべきかもしれません。


資格コレクションもわるくない

2007-11-29 23:40:24 | キャリア開発
多くのサラリーマンが失業する可能性がある世の中ですが、「資格コレクションなどやっても、再就職にまったく役に立たない。」とおっしゃる人事関係のコンサルタントさんがいらっしゃいました。私はそうは考えていません。

確かに、資格コレクションできるような資格が直接再就職に役立つ事ケースはほとんどないと思います。そうではなく、資格を取得するプロセスで学ぶべき事は多くあると思いますし、資格取得を何度も経験すれば、短時間で物事を習得する自信もつくというものです。また、資格が色々な知り合いが増えたり、自分の世界が広がるチャンスになると思うのです。

さて、私はどうでしょう。20代後半ころ、いくつか資格コレクションをやっていた時期があります。その中の一つに、ちょっと実力を試してみようかと当時の名称で「一級無線技術士」というのを受験し取得しました。「そんな資格取得して何の役に立つの?」と言われた事もありました。

それから、10年以上過ぎたある日、会社の部長がやってきて、「ある大学の教授から、『実験のために無線技術士を探している』という話があったので、行ってみないか?」と言われたので、しばらくの間、研究員として大学に出入りしたこともあります。研究室では、ベンチャー企業を立ち上げた人から大企業の社長までやってくるので、色々な人の話を直接聞くことが出来たり、教授の執筆を手伝ったり、様々な経験ができました。資格がなければ、そんな貴重な経験はできなかったと思います。色々な経験をすることで「万が一、今の会社をリストラされても、まあ、何とかなるかな?」という気持ちにもなります。

ということで、資格コレクションして、資格そのものが役立つ事は少ないと思います。でも、何かのきっかけになり、お金では買えない経験を得ることもあるということです。そう、資格コレクションもわるくないです。

資格に限らず、ちょっとしたボランティアに参加してみるなどでも、新しい経験を出来るチャンスだと思います。休日にごろごろしていないで、いろいろ取り組んでみることが、実は自信やチャンスにつながるような気がするのです。

企業を変える社内ブログ

2007-11-28 23:19:38 | 日本を元気にするアイデア
多くの企業が社内ブログが活用していない様ですし、中には規制されている企業もあるそうですが、日本の企業が強く元気になるためには、従業員が持っている知をどんどん活用できるように、社内ブログなどをもっと活用する必要があると思います。
ところが、社内ブログが普及してくると、様々な反発も出てくるのだと思います。その反発を我慢できない企業は、その先に進めなくなってしまう。そういう状況が日本の企業の多くに出てきているような気がします。

例えば、社内ブログでは公平に比較されるので、役員より有名な平社員が出てきてしまったりするのではないでしょうか?中には「面白く無い」と感じる人もいるでしょう。

人の心をつかむ文書能力、ロジカルさ、その人の個性やスキルなどまでが表面化してきます。知の流通が活発になれば、持っている情報の差だけでのマネジメントができなくなるため、年功的にマネジメント層になった人にとっては、平社員と差がつけづらくなってしまうかもしれません。
ブログの内容では差が付けられなくなると、自分の実力ではなくポジションを利用して、交流がある有名人の名前を出して「平社員とは違うんだ」なんて事を強調しようとする人も出てくるかもしれません。そうなると、「業務に関係無い事ばかり書かれている。けしからん」という人が出てきて、権力で「中止しろ」なんて事もありえるのでしょう。

もちろん、社員が自律できない状態だと「さぼり」も発生するかもしれません。しかし、現在多くの企業が、成果主義を取り入れているのですから、結果が出ない社員は、そこでペナルティーを受けるわけです。業務に支障が無い範囲で社内ブログに参加しているのであれば、それほど問題は無いはずです。
また、業務に関係無い情報と言っても、必要あるかないか選択するのは、その情報の利用者です。管理職や情報管理者が判断するのではなく、利用者が判断するものです。

例えば、お客様からの質問や要求に応えなければならない場合、お客様との会話を理解するために、短時間で情報を仕入れる必要もあるでしょう。そんなときに、キーワードで検索し、出てきたブログから、その案件に詳しそうな人を探し出し、応援を頼むなんて事ができるわけです。

社員を信用し、社員の自律性を信じて、社内ブログを運用できた企業か、将来強い企業になれると思っています。日本の企業に限らず、多くの企業で、社員が多少はみ出し行為に我慢できず、また、社内の既得権者からの反発に我慢できず、ついには規制してしまい、社員の自由な発想や行動を制限してしまうということが起こっているように思います。

まとまりのない文章になりましたが、社内の既得権者の保護ではなく、社員の知と自由な発想を引き出せる企業が日本に増えれば、日本全体が元気になると思うのです。あなたの会社は逆の方向に向かっていないだろうか?

大きな音で音楽を聞き続けると

2007-11-28 00:52:39 | 安全
帰り道を歩いていると、信号待ちの車から「ボコボコ」と大きな音で音楽が聞こえてきました。外でもかなりやかましいです。たぶん、車内は相当大きな音に違いない、100dB(A)は超えているかもしれないです。

そういう車は時々見かけますが、わざと周囲に迷惑をかけたいのか?外の人にも聞こえるようにして目立ちたいのか?よくわかりませんが、車外の音は聞こえないから、緊急車両が近づいてもわからないだろうし、いろいろ危険だと思います。それに、大きな音を聞き続けると、早ければ30代くらいになると、耳が遠くなったり、耳鳴りに悩まされる可能性も高いと思うのです。

という私は20代のころオーディオに凝っていて、大型のスピーカーで爆音を聞いていました。30代のある日気がつくと、耳鳴りで片側の耳が遠くなっていました。一度故障すると聴力はなかなか戻らないそうです。

他人に迷惑なほど大きな音で音楽を聞き続けたり、音漏れするほどヘッドフォンで大きな音を聞き続けると耳が故障して治らない可能性があります。そこまでリスクを負って、他人に迷惑をかけるほど大きな音で耳に負担をかけるって、人間ってなんだか不思議な生き物ですね。

ともかく、大きな音を聞き続けるのは避けたほうが良いと思うのです。

英語でe-mail

2007-11-26 23:17:27 | その他
先週アメリカではThanksgiving Dayがあり、日曜日まで連休だった人が多いのか、今朝はアメリカからのメールは届いていませんでした。
今日は英語で返事を書くメールが無いと思うと、ほっとしました。

e-mailは文章を考える時間もあるので、英語が不得意な私でも、何とかなります。でも、英語でメールを書くのは日本語と違って、時間がかかってしまいます。何度もメールをやりとりしている人が多いので、決してフォーマルに書く必要はないのですが、英語の基礎が出来ていないので、思ったより時間がかかります。

そこで、日々メールを書くときに参考になる文章を色々と調べるのですが、記憶力が悪いので、ノートにでも記録しておこうと考えていました。
ノートを活用するよりもブログに記録したほうが、検索しやすく、いつでも、どこでも使えるだろうと思い、記録しはじめました。別の場所です。
http://apx-english.blogspot.com/
です。
間違いはあるかもしれませんので、英語が得意な方からコメントでもいただけるとありがたいです。

CQ World Wide DX Contest CW

2007-11-25 23:57:48 | 無線
いまどき電離層での反射を利用した短波の無線交信、しかも電信など時代遅れだと思われるかもしれません。しかし、まだまだ世界中で多くの人が短波で無線をやっています。毎年11月の4週目の週末に48時間、CQ World Wide DX Contest CWと言って、世界中の何局と交信できたかコンテストが行われます。
ということで、私も少し参加してみました。今年は太陽活動は11年周期の底で電離層のコンディションも良くありません。私の貧弱な設備では電波が弱く駄目だろうと思っていました。でも、最近は無線機の感度も良くなっているのか、電信なら何とか届くようで、5大陸と交信できました。今日の夕方は14MHzで南極回りのロングパスでヨーロッパ方面数局と交信できました。
遠くの夕焼けを眺めながらの無線交信は、地球の大きさを感じる、何ともいえない一時です。あと、2年くらいは駄目かもしれませんが、もう少し電離層のコンディションが良くなってほしいです。

20000語

2007-11-23 22:36:23 | その他

ついでに、英語の話題をもうひとつ

英語に限らず言葉を覚えるのは、まず「語彙」 「語彙不足のままで英会話教室に行ってもお金がもったない」と色々な人から聞きますが、私もその通りだと思います。

 さて、どのくらいの「語彙」を覚えると、使えるようになるのでしょうか? 松澤さんによると、20000語だそうです。松澤さんのサイトは役立つことが色々書かれているので参考にすると良いと思います。

 さて、私はどのくらい覚えているのだろう?学生の時に真面目にやらなかったので語彙不足です。

それで気がついたのは、中学生用の辞書です。12000語程度ですが、これで知らない単語をまず確認してゆきます。知っていても別の意味もありますからね。

それから、日本語になっているカタカナ言葉を改めて調べてみると、簡単に覚えられる語彙もあります。それにスペルを学生のように正確に覚える必要はありません。我々日本人でも書けない漢字が沢山あっても、生活も仕事もできますからね。

なんて考えると、それほど大変な事ではないかもしれません。

出来れば、日本語に置き換えずに、意味やイメージが思い浮かぶようになると良いみたいです。考えないと思い出せない語彙は使えないですからね。


「10ポイント/年」でも良いじゃない?

2007-11-23 21:55:38 | キャリア開発
「10ポイント/年」
何の点数でしょうか?
多くの企業で、研修や昇格試験に採用されているTOEICの点数です。
新入社員の時に受験させられました。低い点数に、二度と受験したくないと思いました。ところが、それから20年、またまた研修で受験させられました。
新入社員の時から比較すると、200ポイント以上はアップしていました。平均すると10ポイント/年です。
真面目に英語の勉強はしてきませんでしたが、仕事で使ったり、趣味で必要としたり、最近はインターネットで英語を目にする機会も増えたので、ちょっと調べたくらいでも自然とアップしたのでしょう。
それで、もう少し真面目にやれば、毎年20点アップくらいは出来たと思います。過去は変えれませんから、もう少しだけ取り組んで、定年までには10年以上ありますから、900点前後くらいはとれるかもしれないなあ?と思っています。

出世してインターナショナルに活躍したい人は別として、普通のサラリーマンなら、職種にもよりますが、まあ管理職になった時に600~700点くらい、定年までに800点くらいになれば、定年後も海外に気軽に出かけられ、楽しいと思うのです。毎年10点~20点アップならば、気軽にできるのではないでしょうか?

始めに

2007-11-23 20:58:28 | その他
今まで社内(イントラネット)でブログを書いてきましたが、インターネット上で書いてみようかと、スタートすることにしました。
趣味や、気楽なキャリア開発から、ビジネスアイデアまで、日々考えている事を書いてみようかと思います。