株式投資はやっていませんが、特にメーカーに投資するならば、投資候補の企業がどんな特許を出しているのか調べてみるべきだろう。特許を調べると、どんな技術に力をいれているかがわかります。本当に製品化に使う特許は、なんとなくわかるものです。
特許は http://www.inpit.go.jp/index.html で無料で調べる事ができます。
ここに、初心者向け検索がありますが、ほとんどはここで検索すれば十分です。
初心者向けの検索画面で、メーカー名を正確に入力して検索すると、特許の件数が出てきます。例えば「トヨタ」と入力すると、すごい数の特許がでてきます。
これでは多すぎて調べられません。
そこで例えば「自動車メーカーは歩行者の保護に対してどう取り組んでいるだろう」と調べてみましょう。
例えば「トヨタ 歩行者」、次に「日産 歩行者」と入力すると、それぞれ196件、114件ヒットします。(2007年11月30日現在)
一覧表示にすると、公開年度が出てきます。そうすると、その特許が最近増えてきているのか、減っているのかわかります。公開されるのは出願から一年半前ですから、どちらも2003年くらいから特許出願が増えていることがわかるので、このころから歩行者の安全性に注目しはじめたのではないかと予測できます。
「当社は積極的に○○について取り組んでいます。」というのが本当かどうかも、特許でわかることもあります。
さて、次は特許の中身です。
特許は出願だけなら、誰でも出せます。ですから件数だけでだまされてはいけないと思います。どんな技術が使われているか?コスト的に製品化が可能か?なども出来るだけ見ておくべきだと思います。極端な話、技術的におかしな内容(永久機関など)でも、出願だけは出来てしまいます。ですから、「特許出願中」だけで、その商品やその企業を信じてはいけないと思います。
では、「特許取得」なら信用があるのでしょうか?それも間違いです。特許は「技術が優秀だから」とか「商品として魅力がある」から取得できるのではないからです。
出願件数は、その会社の技術動向を調べる事ができます。でも単純に「特許件数=技術力」ではないので、どんな技術を特許に出しているのか調べて、判断することが必要だと思います。本気で商品化しようとしている特許なら、同じ技術に関連する特許が出てきますので、何となくわかるように思います。
ただし、膨大な特許が出願されているので、詳細に調べようと思うと、膨大な時間がかかっていまうと思います。特許を調べて、投資先を選ぼうなんて思っても簡単ではないかもしれません。また、研究開発していても、商品発表直前まで特許を出願しない場合もありますし、まったく出願しない場合もあります。
・・・ということで、あくまでも、その企業の動向をさぐる一つの手段だ程度に考えておくべきかもしれません。
特許は http://www.inpit.go.jp/index.html で無料で調べる事ができます。
ここに、初心者向け検索がありますが、ほとんどはここで検索すれば十分です。
初心者向けの検索画面で、メーカー名を正確に入力して検索すると、特許の件数が出てきます。例えば「トヨタ」と入力すると、すごい数の特許がでてきます。
これでは多すぎて調べられません。
そこで例えば「自動車メーカーは歩行者の保護に対してどう取り組んでいるだろう」と調べてみましょう。
例えば「トヨタ 歩行者」、次に「日産 歩行者」と入力すると、それぞれ196件、114件ヒットします。(2007年11月30日現在)
一覧表示にすると、公開年度が出てきます。そうすると、その特許が最近増えてきているのか、減っているのかわかります。公開されるのは出願から一年半前ですから、どちらも2003年くらいから特許出願が増えていることがわかるので、このころから歩行者の安全性に注目しはじめたのではないかと予測できます。
「当社は積極的に○○について取り組んでいます。」というのが本当かどうかも、特許でわかることもあります。
さて、次は特許の中身です。
特許は出願だけなら、誰でも出せます。ですから件数だけでだまされてはいけないと思います。どんな技術が使われているか?コスト的に製品化が可能か?なども出来るだけ見ておくべきだと思います。極端な話、技術的におかしな内容(永久機関など)でも、出願だけは出来てしまいます。ですから、「特許出願中」だけで、その商品やその企業を信じてはいけないと思います。
では、「特許取得」なら信用があるのでしょうか?それも間違いです。特許は「技術が優秀だから」とか「商品として魅力がある」から取得できるのではないからです。
出願件数は、その会社の技術動向を調べる事ができます。でも単純に「特許件数=技術力」ではないので、どんな技術を特許に出しているのか調べて、判断することが必要だと思います。本気で商品化しようとしている特許なら、同じ技術に関連する特許が出てきますので、何となくわかるように思います。
ただし、膨大な特許が出願されているので、詳細に調べようと思うと、膨大な時間がかかっていまうと思います。特許を調べて、投資先を選ぼうなんて思っても簡単ではないかもしれません。また、研究開発していても、商品発表直前まで特許を出願しない場合もありますし、まったく出願しない場合もあります。
・・・ということで、あくまでも、その企業の動向をさぐる一つの手段だ程度に考えておくべきかもしれません。