「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

DXCCの可能性

2022年04月10日 | アマチュア無線






ロシアのウクライナ侵略が始まって、ウクライナから信号が消えてしまいました。
戦争が始まって、ウクライナ政府はアマチュア無線を禁止したと聞きましたが、そうでないとしても、とてもQRVできる状況では無いでしょうね。
でも、PSKREPOTERを見ているとキーウの辺りにバルーンが表示されているのを2度ほど見ました。
受信だけしているように見えましたが、状況はわかりません。
ウクライナ東部にバルーンが見えたこともありますが、こちらは例のドネツク地区でした。

ロシアの局は相変わらず元気です、JTDXのデコード結果を見ると、沢山の局がレコードされています。
最初、ロシアの局をコールするのを躊躇する自分がいましたが、結局は自然体に任せることにしました。

アマチュア無線は電波を使う道楽なので、この手の紛争が勃発すると間違いなく巻き込まれます。
だから、表面的であっても平和でないと、できない遊びだなあと改めて感じました。

キャプチャー画面は、紙のQSLカードから探し出した、ウクライナとソビエト連邦のQSLカードです。

ウクライナの局は、ちょっとした苦い思い出があります。
QRVしていた時に、アフリカの局だと勘違いしてしまいました。
コールサインはEO55IGなんですが、どう聞いてもJ55IGにしか聞こえませんでした。
QSOができて、大喜びでSASEでカードを請求したのですが、受け取ったカードを見て「あちゃ」でした。
修行が足りない自分の耳に恥ずかしさを感じました、まあ今も修行が足りないですが。
だけど、もらったカードは中々凝ったデザインでした。hi
余談ですが、あらためてカードをチェックしたら、QTHはドネツクと書かれていますし、第二次世界大戦関連の記念局みたいです、因縁でしょうか。

ソ連の局ですが、十日町市時代にQSOしました、当時は一応3エレの八木アンテナ(ただし出力は10W)を使っていました。
ヨーロッパロシアなので、当時は結構飛んだなあと感じたはずです。
カードには真空管を18本使った受信機(多分ホームメード)だと書かれています、技術力は高かったのでしょうね。
当時、ソ連の局の信号(CW)を聞くと、独特な音だったなあと思い出しました。
カードのデザインですが、こちらは多分規格品だろうと思います、でも結構カラフルですね、似たようなデザインのカードを何枚かもらっています。

ちなみに、どちらの局もゾーン16でした。

DXCCですが、3月16日にLoTWへデータをアップして、QSOデータをダウンロードした結果、残りが14になっていました。
LoTWにカウントされていない紙のQSLカードを何枚か持っていますので、残りは実質1桁かなと思います。
こちらも、結局はコンデションのアップを待つしかなさそうです。
昨夜、ヨーロッパのニューが一気に2つ見えたので、必死にコールしたんですが歯が立ちませんでした。
せめて、3エレのトライバンダーと100Wのパワーが欲しいですが、無いものはどうにもなりません。hi