「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

アフリカ

2021年08月21日 | アマチュア無線




「やったー!!!」

FT8の交信で、相手からRR73が帰ってくる15秒間って、凄くドキドキすることがあります。
8月18日、そんなドキドキする交信をしまして、相手からRR73が帰ってきた瞬間、思わずバンザイをしちゃいました。

QSOした局は3B8CW、エンティティはモーリシャスです。
実は、これが当局にとって唯一無二のアフリカとのQSOでした、8月18日、13:04U、10MHzでのことでした。
これで、長年夢の世界だったWAC(Worked All Continents)が完成した一瞬でした。
WACと言えば世界の6大陸(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア)のアマチュア局と交信しQSLカードを得る、DXの入門アワードみたいなものですよね。
ビッグガンだったらもしかすると1日で楽々とでできるだろうし、まともな設備(特にアンテナ)を持っている局だったらそんなに時間がかからずに達成できるはずです。
でも、当局のように貧弱なアンテナでは至難の業なんです、1972年にJA0PPEを開局してから初めてのアフリカとの交信ですから。

過去にかすったことはあります、1回めの再開局の際に、確かCQ WW Cntest でアフリカが聞こえたので、必死にパドルをたたいたのですが駄目でした。
次は昨年のことです、2回めの再開局でFT8をやり始めたときに、10MHzでカナリア諸島がレコードされてコール、コールバックは帰ってきたのですが、結局RR73が帰ってこなくて、幻のQSOで終わりました。
あと、先日南アフリカがレコードされたのですが、いくらコールしてもかすりもしませんでした。

余談ですが、最初モーリシャスがアフリカとは知りませんでした。
レコードされた時に、どこの国かなとCQ誌の付録(HamNoteBook2021)見てビックリでした、アフリカじゃん。
にわかDXerは駄目です、プリフィックスとエンティティの関係が、全く頭に入っていません。
さらに余談ですが、モーリシャスってマダガスカルの東側洋上に位置するんですね。
ちょっとみ、これがアフリカの範疇だとは不思議です、まあ区切りの問題なのでしょうが。

今日、LoTWへQSOデータをアップしたら、即時にWorkedを確認できました。
考えてみると、相手の方が先にLoTWへQSOデータをアップしていたんですね、ありがたいことです。
できれば、次はアフリカ大陸内に存在するエンティティと交信したいです、これまた大変そうですが。

ということで、いささかはしゃぎすぎですが、ご容赦を。
これで、WACの申請ができます、相手局に感謝!

※DXハンドブックによると、モーリシャスはアフリカではQSOしやすい国のようです。
なにせ、伝搬路は海が多いので、当局のような弱小局には条件が良さそうです。
あと、安定した国なので、普通にQSL発行(今回はLoTW)を処理してくれましたし。
3B3CWは、アメリカにQSLマネージャーがいるようなので、記念としてリアルQSLカードも申請してみようかなと考えています。