酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
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富士山(3775.5m)

2017-08-21 19:57:08 | 登山の記録

  富士山剣ヶ峰



山 名   富士山(3775.5m)   

所 在   静岡県富士宮市富士山頂

日時    平成29年8月19日~20日

人 員   新潟楽山会の山行  17人(男9人、女8人)

 

コースタイム
8月19日(土)晴
新潟駅南口発5:05=富士山五合目着12:25  富士山保全協力金受付所発12:51~(0:32)六合目~(0:48)七合目花小屋~(0:39)富士一館~(0:34)東洋館~(0:32)太子館(八合目救護所)~(0:52)八合目元祖堂(富士山天満宮)~(0:29)本八合目トモエ館着18:06【泊】

8月20日(日)晴
本八合目トモエ館発3:23~(0:55)九合目鳥居~(0:42)富士山頂上久須志神社着5:00
久須志神社発5:58【お鉢めぐり】~(0:25)富士山頂上浅間大社奥宮~(0:19)富士山剣ヶ峰~(0:29)富士山頂上久須志神社着7:36【お鉢めぐり】
久須志神社発7:57~(0:31)本八合目トモエ館~(0:10)下江戸屋分岐点~(0:57)七合目下山道出口~(0:30)六合目~(0:29)富士山五合目着11:19 同発12:01=・・【溶岩の湯 泉水で入浴】・・=新潟駅南口着20:48

【注】かっこ内は所要時間で休憩時間を含まない。山の所在は入山口の集落名または最奥の施設名をとした。

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  山の会で富士山登山の募集があった。私はこれまで富士山を登山対象とはしてこなかった。富士山は火山のため登山の面白味に欠ける、登山者が多く煩わしい、百名山とやらというカテゴリーの登山もやっていないし・・・、と言うのが主な理由だ。

 でも古稀を過ぎて、もう人生の先は詰まってきたし、日本で2番目3番目の北岳、間ノ岳、奥穂高岳はすでに登っているので、ここいらで本最高峰の富士山を登ってみようと、山の会の山行に参加してきた。

 標高3700mは初挑戦なので高山病が一番心配だった。食欲不振、息が上がったときの不快感など、軽度の高山病の兆候もあったが、登山に差し障りはなかった。なによりも、お天気で風も微風、山頂の見晴らしも良く、気持ちのよい富士山頂のお鉢めぐりすることができた。

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8月19日(土)


 富士スバルライン五合目
  夏休みの土日のせいか大変混雑していた。 



 
富士スバルライン五合目の富士山保全協力金受付所


 六合目 2390m
  「五合五勺の砂ふるい」の表示物があったので本来は五合五勺のようだ。
  ここには警察官警備派出所と吉田口五合目からの登山者の協力金受付所があった。



 
六合目から少し登ったところから下を見下ろす。


 
ホタルブクロ(六合目上部)


    花小屋下部の溶岩帯を登る。


 七合目2700mにある花小屋
 最初の山小屋だった。
 

 花小屋上部の岩場
 登山者が多くなると渋滞した。


 七合目 日の出館
 富士山の合目はピンポイントではなく、「是より七合目」と言うようにある帯域を指しているようだ。


 七合目 トモエ館
 われわれの泊まるところは「本八合目トモエ館」でここと経営者は同じだそうだ。


 空は晴れ上がってきた。
 夏休みの土日で登山者が多く、ちょっと足下が悪くなると渋滞した。


 鎌岩館
 登山道はだいたい山小屋の玄関前を通っており、売り子に声をかけられた。


 トモエシオガマ(七合目上部)


 時折ガスが通り過ぎる。


 下の方も登山者の行列だ。


 上は渋滞・・・


 本七合目 鳥居荘


 東洋館


 多彩な登山者たち
 若い人、家族連れ、ツアー客、外国人など、世界遺産の富士山登頂を目指す登山者は多彩だ。
 山小屋では英語でのアナウンスもあり、要所要所で道案内や指導員も配置されていた。


 時折下界の景色も見える。夏の入道雲も躍動感がある。


 八合目3100mの太子館
 八合目救護所も設置されてあった。ここからの上の高度は私にとって未知の世界だ。


 八合目 富士山救護所


 八合目 蓬莱館


 八合目 白雲荘


 八合目 元祖室3250m
 富士山天拝宮が並んで建っていた。


 富士山ホテル3400mから下を見下ろす。


 富士山ホテル 3400m


 富士山ホテルの上部から下を見下ろす。



 今日の宿泊場所、本八合目トモエ館 3400m


 トモエ館の食堂
 グループ別に食事の呼び出しがあった。


 今日のディナー  ハンバーグカレー


 今晩のネグラ
 かなり狭隘でよく眠られなかった。

 夜半にもの凄い雨音があり、明日の登山が心配になった。雷が鳴ったという人もいたが、私は分からなかった。

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8月20日(日) 晴


 3:23 本八合目トモエ館出発
 幸い雨は降っていない。


 富士山頂着5:00
 山頂の久須志神社前はご来光を待つ登山者で一杯だった。


 ご来光は雲がありイマイチ・・・


 山頂の久須志神社前から見下ろすと、登山者が延々と列をなし登って来ていた。


 富士山頂の賑わい。
 山小屋は数軒あり土産物などを販売していた。
 われわれはここで朝食(小屋弁当)


 富士山頂の山小屋前から、お鉢まわりの登山者が見えた。


 われわれも、時計回りにお鉢めぐり出発!!


 お鉢まわり途中から富士山剣ヶ峰と火口


 富士山頂上浅間大社奥宮と富士山剣ヶ峰
 吉田口の頂上あるのは久須志神社で、この浅間浅間大社の末社らしい。


 富士山頂浅間大社銀明水


 富士山頂上浅間浅間大社奥宮
 富士宮口から登って来るとこの奥宮が富士山頂上となる。
 左手には山頂郵便局と山小屋があった。


 頂上浅間大社前の山小屋


 頂上浅間大社奥宮を抜けると広い場所があり、剣ヶ峰と噴火口がよく見えた。


 富士山噴火口


 富士山噴火口と剣ヶ峰 
 剣ヶ峰に登る登山者が列をなしているのが見えた。


 富士山剣ヶ峰


 富士山剣ヶ峰 3775.5m 日本最高峰!!!


 日本最高峰剣ヶ峰の標石前で記念写真を撮ろうと、登山者が列をなしていた。


 剣ヶ峰から浅間大社奥宮


 剣ヶ峰に別れを告げ、残り半廻りのお鉢めぐり再開。


 お鉢から南アルプスの山々が雲の上に浮かんでいるのが見えた。


 南アルプスと八ヶ岳連峰


 剣ヶ峰を振り返る。
 元気な登山者も多い反面、がっくりうなだれている若い人も多くいた。


 正面の白山岳3756.2mへは登らず、右の鞍部へ登りつくようだ。


 浅間大社奥宮の反対側から見た富士山剣ヶ峰


 お鉢めぐりも終わり吉田口山頂の久須志神社に到着。


 まだ吉田口からぞくぞくと登山者が登って来ていた。


 久須志神社前はご来光時の喧騒は一段落していた。


  頂上小屋前から吉田下山道を望む。


 頂上小屋


 さて、吉田口下山専用ルートを下山開始


 下山道はドーザー道路のようで幅広い道だった。
 数多くジグザグが切ってあり、傾斜も緩く下りやすい。


 本八合目山小屋が見えた。


 本八合目上部を登る登山者の列。


 雲海の吉田口下山道を行く。


 吉田口下山道
 

 下江戸屋分岐点
 須走口と吉田口の分岐点で案内の指導員がいた。
 われわれは左へ行き、ジグザグの下山道を延々と下った。


 富士山溶岩の湯 泉水で入浴(富士吉田市)
 日曜日のため大変混んでいた。若い人と外国人が多いのが目立った。

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