酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
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櫛形山脈(568.0m)

2007-11-04 17:13:54 | 登山の記録

山 名    櫛形山脈縦走(568.0m)
          白鳥口~鳥坂山~櫛形山(568.0m)~関沢口
所 在      新潟県胎内市羽黒
日 時    平成19年11月3日(祝) 曇
人 員    単独

コースタイム
白鳥登山口発8:48~(0:39)白鳥山~(0:33)鳥坂山~(0:14)ユズリハ峰(石切山コース分岐点)~(0:20)黒中山~(0:09)板入峰~(0:24)425.9m独標~(0:34)飯角分岐点~(0:17)市ノ沢分岐点~(0:12)櫛形山山頂~(0:31)関沢登山口着13:41

【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。

 ここ2年くらい櫛形山脈はご無沙汰だったので、「文化の日」は天候の特異日で晴れると踏んで出かけた。

 登山口駐車場には1パーティ5~6人の男女が登山支度をしていた。石切山コースを登るらしい。このパーティとほぼ同時に出発して白鳥コースに入る。沢は濡れ落ち葉とコケで滑りやすく慎重に歩く。白鳥山からマイクロウエーブ塔を経て鳥坂山山頂に着く。途中山仕事らしい数人と登山者らしい1名とすれ違ったが頂上には誰もいなかった。

 鳥坂山から少し下り始めたとき、登山口で会ったパーティが登って来た。山中で初めて登山者に会ったと話していたが確かに登山者は少ないようだ。石切山コースへの分岐点ユズリハ峰を通過し縦走路に入る。登山道は少し笹藪が絡む。紅葉も赤色が少なくあまりなくパッとしない。

 板入峰の下りで男性登山者1名とすれ違う。(以後櫛形山まで登山者には会わなかった。)板入峰からしばらく下った最低鞍部に「櫛形山3.6k← →鳥坂山2.9k」の標識があるが、ここから100mくらいは笹薮で足元も見えないくらいだった。この付近は坂井集落方面が坊主山で見通しがよかったが杉木の成長と藪で見通しが悪くなった。(この付近を通過すると藪はなくなった。)

 ひとけのない縦走路を黙々と歩く。ところどころにビッシリとスギヒラタケが生えていたが最近は誰も採るものはいないようだ。少し青空が広がり始めた。坂井越付近に「櫛形山 鳥坂山」の標識があるが、この場所の坂井集落方面の藪が切り払われており展望台のようになっていた。斜面にもはっきりしないが道があるような感じだった。

 この辺を過ぎるとまた少し藪が絡んでくる。飯角分岐点を通過、また道は良くなる。日が差してきたせいか落ち葉が乾きカサコソと音を立て気持ちがいい。お昼近くになったが頂上の櫛形山は近いと歩を進めた。

 12時25分、櫛形山山頂着。男女4人と夫婦の2パーティが休んでいた。山頂から東側の胎内平方面や杁差岳、二王子岳方面がよく見えたガが、残念ながら頼母木山より上は雲がかかって見えない。

 昼食後13時10分下山開始。東側は晴れて陽が当たっていたが、振り返って西の空を見ると真っ黒な雲がモクモクと近づいて今にも降りそうな気配になっていた。歩を早め下る。あたりは夕方のように暗くなって来たがなんとか雨に当たらず13時41分関沢登山口着。時間が余ったので白鳥登山口まで歩いた。
 

001  
 駐車場下手の観音様への進入禁止のゲートがある林道を少し入ると白鳥登山コースの案内標識がある。ここをしばらく進むと分岐点があり、右が観音様、左が白鳥コースに分かれる。ここから登山道はしばらく沢歩きになる。

004  
 白鳥山頂のあずま屋。国指定史跡「奥山荘城館遺跡(鳥坂城跡)の標杭がある。白鳥城跡とも言われる。

006  
 鳥坂山山頂。藪が繁茂し胎内市方面はよく見えないが、荒川河口方面が開けている。

 007
  鳥坂山山頂から高坪山。高坪山山頂左肩越しに鷲ヶ巣山の前ノ岳、中ノ岳も見えた。

009  
 縦走路のスギヒラタケ。今は誰からも見向きもされなくなった。登山道のあちこちに見受けられた。

010  
 坂井集落方面に藪が切り開かれ見晴台のようになっていた。定かではないが登山道が切ってあるようにも見えた。

012  
 櫛形山脈の最高峰568mの櫛形山山頂。中央に見えるのは杁差岳、まだ積雪はないようだ。

013  
 櫛形山頂から胎内平方面

016  
 櫛形山頂から大境山、杁差岳方面

017  
 櫛形山頂から飯豊連峰。杁差岳、鉾立峰、大石山まで見えるが新雪はない。頼母木山より上は見えないが沢沿いに白い新雪が見える。胎内尾根の二ツ峰のピークが懐かしい。

014  
 櫛形山頂から二王子岳。その手前には風倉山(931.4m)も確認できる。

019  
 下山した関沢登山口。右手のゲートをしばらく行くと左側に登山道がある。左端の車の左側にも新しい登山道が切り開かれ、縦走路の市ノ沢分岐点につながっている。

 

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