
今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空に青空が見えているものの、大小の綿雲をぶちまけたような雲の多い空模様で、雲の合間から朝日が射しこんでいる。朝の気温は24℃で湿度が高く、南よりの風が吹いていた。蒸すような風が吹いていて、空気がムシっとしている。朝からかなり蒸し暑い陽気となった。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。団地の草むらからは秋虫が鳴いている。駅に到着してホームで電車を待っていると、南の方から雨雲らしい低い雲が流れ込んできているのが見て取れた。やがてホームに滑り込んできた電車に乗って新宿に向かう。
新宿駅に着いて改札を抜けると、外は土砂降りの雨が降っていたので、地下道を歩いて職場に向かう。まるで熱帯雨林気候を思わせるようなムシムシとした温かい空気と絞れば水が出るかと思えるほどの湿気で、職場に着く頃には既に汗だくである。職場に着いて窓から外を眺めると、日射しは無く、上空は灰色の厚い雲で覆われているものの、西の地平線付近は既に明るくなっている。上空の雲はすごい速さで南から北に流れていた。雨は1時間ほどで止んだ。
今日は暦の上では雑節の二百十日となる。立春の日から210日目ということで、この時期は台風の多い日または風の強い日とされる。日中は曇りで、上空は雲の多い空模様となったが、雲の合間から青空も垣間見えていて、薄日が射している。日中の最高気温は33℃で、昨日に引き続いて2日連続の真夏日となった。外に出てみると真夏のような暑さで湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。吹いている風はまるでぬるま湯のような風で、湿り気を帯びて肌にまとわりつくように不快に感じられた。
日が傾いてくると、再び大気の状態が不安定になってきた。日没前に急に空が暗くなってきたかと思うと、猛烈な雨が降ってきた。大粒の雨がスコールのように降ってきて、市街地が水煙に煙っている。気温がぐっと下がってきたものの、湿度が高くてそれほど涼しくは感じられない。1時間ほどで雨脚が弱くなってきた。
今日は早めに仕事を終えたので、早々に帰宅することにした。明日は1日テレワークの予定としている。端末をカバンに入れると、職場を出て地下道を歩いて新宿駅に向かう。大雨で特急列車が遅延していることも手伝って、中央線快速電車の下りホームはかなり混み合っていた。混雑を避けて中央線各駅停車線に乗り、三鷹駅で中央線快速電車に乗り換える。
電車が立川駅に着いたところで、一旦、電車を降りた。電車のダイヤが乱れていたにもかかわらず、思いのほか早く立川駅に到着したので、気分転換と糖分補給を兼ねて、お茶をして帰ることにした。改札を抜けて駅北口に出ると、ルミネ立川に入って久しぶりに1階にあるドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ ルミネ立川店」に向かう。
店内のテーブル席を確保すると店頭のショーケースの前に向かった。ショーケースの中には先日も食べたキャンペーン「Summer Carnival」の期間限定ドーナツが3種類並んでいる。今日はこの期間限定ドーナツの中から先日食べていなかった「キャラメル ポップコーン」のドーナツを注文することにした。ドーナツ1個では足りないので、更に「ホワイト チョコ クランチ」も注文する。ドリンクは「アイスコーヒー」を注文することにした。
スマホでアプリを起動させるとクーポンを表示させ、レジで代金を支払った。レジでドーナツと載ったトレーを受け取り、奥のカウンターでドリンクを受け取って、ガムシロップとミルク、ストロー、紙ナプキンを1つずつトレーの上に載せて、確保したテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初にアイスコーヒーを飲む。
まずはストローを挿して、いつものように最初はブラックのままアイスコーヒーを楽しむ。冷たいアイスコーヒーはスッキリとした味わいで、心地よい苦みが美味しい。ブラックアイスコーヒーを少し楽しむと、今度はガムシロップとミルクを注いで、甘いアイスコーヒーを楽しんだ。
少し落ち着いたところで、さっそくドーナツを食べることにした。
最初に食べることにしたのは「キャラメル ポップコーン」である。「キャラメル ポップコーン」はリング状のドーナツの表面にプリン風味のチョコをコーティングし、カラフルなスプリンクルをトッピングして、ドーナツの中央の穴にキャラメルポップコーンを詰めたドーナツである。
まずはドーナツにかぶりつく。ふわふわな食感のドーナツはプリン風味のチョコの優しい甘さが全体を包み込んでいて、色とりどりのスプリンクルチョコのカリッとした食感がアクセントになっている。ドーナツの穴を埋めるように詰め込まれたキャラメルポップコーンがトレーの上に転がり落ちるので、気をつけながらドーナツを食べた。ドーナツにトッピングされたキャラメルポップコーンは5粒で、中に硬い種があるものもあるが、香ばしいキャラメルの香りと甘さが口の中に広がった。
ドーナツを1つ食べてしまうと、少し「アイスコーヒー」を飲む。続いて「ホワイト チョコ クランチ」を食べることにした。
「ホワイト チョコ クランチ」はリング状のドーナツの表面をホワイトチョコでコーティングし、バター風味クランチでドーナツの表面を覆い隠すように散りばめたドーナツである。
ドーナツにかぶりつく。ドーナツの表面を覆っているホワイトチョコはミルキーな甘さで、舌の上でとろけるような味わいである。バター風味クランチの甘さとカリッとした食感がアクセントになっている。
ドーナツを2つも食べてしまうと、少し気分も満たされた気分である。甘い「アイスコーヒー」を飲んで、ドーナツの甘さを口の中から洗い流してしまうと、スッキリとした。ちょっと落ち着いたところで、カバンの中から読み物を取りだした。記事を読みながら「アイスコーヒー」を飲む。
やがて、カップの中の「アイスコーヒー」が無くなってしまったので、カップの中の氷を舌の上で転がしながら、記事を読み進めた。カップの中の氷が無くなったところで、ルミネ立川の閉店の時間を告げる音楽が館内に流れてきた。帰り支度をして店を出ると立川駅改札に入り、電車に乗って帰宅の途についた。
日野駅に着いて改札を抜けると、雨は止んでいた。雨で濡れた路面はしっとりと濡れていて、水分をたっぷりと含んだ空気が重く感じられた。シメシメとした空気は少し涼しく感じられるものの、蒸れるような陽気で汗が引かなかった。
上空には暗い空が広がっていて、所々に薄く広げたような雲が浮かんでいる。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。団地の草むらからは秋の虫が鳴いている。雨が降る毎に秋の足音がだんだんと大きくなってきたような気がした。