J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のラーメン(味噌チャーシュー@小松屋)

2024年01月05日 | ラーメン(都外)


今日は晴れ。今朝は上空に暗い澄んだ空が広がっていて、南の空に半月が煌々と光を放っていた。その周囲に数個の星が煌めいているのが見える。今朝の気温はー1℃で、氷点下の朝となった。湿度が高めで、北よりの風が吹いている。出勤のために玄関の扉を開けると、冷凍庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできた。外に出ると、氷のように冷たい空気が全身を包み込んで、吐く息が白く見える。コートを着ていても風が冷たく、身を切るように寒かった。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着して空調の効いた電車の車内からホームに降りると、西風が身に凍みるように冷たく感じられた。地下道を歩いて職場の近くで外に出ると、上空には綿雲をばらまいたような薄藍色の空が広がっている。職場に着いて窓から外を見渡すと、西の方は雲が切れて薄暗い空が広がっていた。明かりが灯る街の先には関東山地の山々の黒いシルエットが浮かび上がっているが、富士山は雲に覆われてその姿を見ることはできない。日の出とともに次第に空が明るくなってきた。

日中は快晴。職場のあるフロアの窓から外を見渡すと、関東山地の上空に綿雲が浮かんでいるのが見えるものの上空には澄んだ青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注ぐ穏やかな冬晴れの空模様となった。昼間の最高気温は14℃で湿度が低く、冷たい北よりの風が吹いている。窓際にいると日射しがポカポカと暖かい。
お昼休みに外に出てみると、眩しいほどに照り付ける日射しの温もりが感じられるものの、上着を着ていても北風が身に凍みるようである。塵ひとつ無い澄んだ空気がガラスのように冷たく感じられた。

今日は午後、所用ができたため、2時間の時間休を取得した。仕事を終えて職場を出ると、新宿駅から小田急線の電車に乗って藤沢本町に向かう。
所用を済ませる頃には日も暮れて、外は暗くなっていた。夕食を食べて帰ることにして、旧東海道を歩いて行くと、藤沢本町郵便局の2軒隣の建物の駐車場に赤字に白文字で「ラーメン」と書かれた看板が目に入った。


今日はこのラーメン屋「小松屋」に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房の正面にカウンター席が5席配されている他、左手に4人掛けのテーブル席が2卓配されている。店の入り口を入ったすぐ左手に券売機がある。


ここで食券を購入した。


購入した食券をカウンターに並べて、料理を注文する。注文したのは「味噌チャーシュー」「ライス」「自家製餃子(6個)」である。更にホットペッパーの「トッピング1品無料」のクーポン券を提示して「味付け卵」をラーメンにトッピングしてもらうことにした。
なお、麺の固め柔らかめ、スープの濃め薄め等は調整可能とのことである。

券売機の右脇に設置されている台の上に重ねられたコップが並べられている。コップを1つ手に取ると、カウンター席に腰を下ろした。カウンターの上には冷水のポットが置かれており、ポットからコップに冷水を注ぎ、一杯冷水をあおった。空になったコップに二杯目の冷水を注ぐとカウンター卓の上に載せる。カウンターテーブル上には醤油、酢、辣油、七味唐辛子、ラーメンコショー、おろしニンニクといった調味料や薬味の他、箸と楊枝、ティッシュボックス、消毒液が置かれている。
料理が出来るまでの間、お冷を飲む。自分が店内に入って間もなく、数名の客が店内に入ってきた。

最初に「ライス」が運ばれてきた。続いて「味噌チャーシュー」がカウンターの中から出された。最後に「自家製餃子(6個)」が運ばれてきた。


さっそく箸をとって食べることにする。


最初に餃子のタレを作ることにした。餃子は葉っぱをかたどったような皿の上に6個載せられており、その隅にタレを垂らすための窪みが設けられている。


皿の窪みに醤油を適量垂らし、更にラー油を垂らす。


それからラーメンを食べることにする。「味噌チャーシュー」「味付け卵」の麺は中細の縮れ麺で、白い味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが4枚とほうれん草、ネギ、メンマ、モヤシ、タマネギが載っていて、トッピングの「味付け卵」が半分に切られた状態で添えられている。チャーシューには醤油ベースのタレがかかっている。


まずはレンゲを取ってスープを飲んでみた。モヤシとタマネギを炒めて作った味噌スープは白味噌系だろうか。誰でも楽しめるよう、脂・ニンニクを控えているというスープは野菜の甘みと味噌の旨味の組み合わせが美味しい。とろみがあって、優しい味わいのスープである。


箸を取って麺を食べる。麻生製の麺は弾力のある歯ごたえで、たっぷりのスープが野菜と共に麺に絡まって口の中に入ってくる。しんなりとなるまで炒めたモヤシとタマネギ、たっぷりとスープを吸ったほうれん草はジューシーで美味しい。ネギのシャキシャキとした食感や味が良く染み込んだメンマの歯応えがラーメンに食感のアクセントを与えている。食べ応えのあるラーメンである。
タレのかけられた自家製チャーシューは分厚くて、なかなかのボリュームである。赤身と脂身は半々くらいで、チャーシューにかぶりつくと、脂身は甘くて舌の上でとろけるように美味しい。赤身は歯応えがありながら柔らかく、味が良く染み込んでいて、食べ応えがある。味付け卵は白身がふわふわとしていて、黄身は味が濃くて美味しい。チャーシューや味付け卵を味わいながら麺を食べた。

途中で、おろしにんにくをラーメンに投入して食べる。ニンニクのコクがラーメンにパンチを与えて、また異なった味わいで美味しい。ひたすら麺をすする。麺があらかた無くなってしまった。
ここで、「自家製餃子」を食べることにした。「自家製餃子」は「ライス」で食べることにする。「ライス」は小さめのお碗に盛られている。


「自家製餃子」の皮の表面にはきつね色の焦げ目が付いている。


「自家製餃子」を1個、醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸して口に運んだ。


もちもちとした皮の中の餡は豚挽き肉にキャベツとニラが入っていて、口の中で肉汁がほとばしるほどにジューシーで美味しい。餃子1個でライスがあっという間に減ってしまいそうだ。
餃子を楽しみながらライスをかき込む。「自家製餃子」が無くなる頃には、ライスの入っていたお碗も空になった。

最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。味噌と野菜の旨味のミックスが溶け込んだスープにニンニクの風味が効いていて、実に美味しい。最後の一滴まで飲み干してしまった。丼が空になると、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。
帰り支度をすると、店を出る。外は既に日が沈んで暗くなっている。旧東海道を行き交う車のヘッドライトが眩しく見えた。国道を歩いて藤沢本町駅に向かう。藤沢本町駅から小田急線の電車に乗ると、町田に出てJR横浜線に乗り換えた。八王子で中央線に乗り換えて日野駅で下車すると、改札を抜けて駅の外に出た。

空を見上げると、澄んだ暗い空に星が瞬いているのが見える。昼間よりもぐっと気温が下がってきて、北よりの風が身を切るように冷たく感じられた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日のドーナツ(ETO DOZEN2... | トップ | 今日のランチ(ピリ辛坦々@... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。