J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

【閉店】今日のラーメン(金の中華スペシャル@新旬屋本店 ラーメンスクエア立川店)

2024年08月23日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れ時々曇り。今日は夏休を1日取った。昨夜は職場の飲み会で少々飲み過ぎたこともあり、起床したのは9時である。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空は雲が多いものの晴れて青空が広がっている。ベランダに出てみると、雲の合間から日射しが燦々と降り注いでいて、団地の前庭の芝が眩しいほどである。温風のような風が吹いていて、空気がムシッと感じられた。
今日は実家に行くついでに散髪をする予定でいたのだが、実家の近くの馴染みの理髪店が混んでいて、事前予約が流れてしまい、明日実家に顔を出すことにした。急にヒマになってしまったので、急遽、立川にある銀行に行くことにした。

日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。残暑とはいえ、暴力的な日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は35℃をわずかに下回り、南多摩地区では4日連続の真夏日となった。湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。風に吹かれて木々の枝が大きく揺れていて、木々の茂みの中からはセミの鳴き声が微かに聞こえていた。
家を出ると、まるで蒸し風呂の中に入ったように感じられた。日影は風が幾分涼しく感じられるものの、日が当たるところに出ると、風が熱風のように感じられる。肌を焦がすような強い日射しが降り注いでいて、全身がとろけてしまいそうな猛烈な暑さである。駅まで歩いて行くと、全身から汗が噴き出して、額や首筋を汗が滴り落ちていく。タオルで汗を拭いながら日野駅に向かった。

日野駅から電車に乗って立川駅に到着すると、銀行に向かう。銀行での手続きを終える頃には少し日が傾いていた。今日はまだお昼を食べていなかったので、遅いお昼を食べることにして久しぶりにラーメンスクエアに行ってみることにした。
駅南口からペデストリアンデッキを歩いてアレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに向かう。ラーメンスクエアに来たのはもう1年以上前である。すごい久しぶりの再訪となった。

ラーメンスクエアの右手奥に入店したのは今年の4月1日にオープンしたラーメン屋「山形 鶏中華 新旬屋本店 ラーメンスクエア立川店」がある。


今日はこの店に入ることにした。


店の入口左手に券売機があり、ここで食券を購入する。


食券を購入して店内に入ると店員が入口付近にいて、食券を手渡して料理を注文した。注文したのは「金の中華スペシャル」「餃子セット」である。店員から「平日限定で麺大盛無料です」と言われて、思わず麺を大盛で注文してしまった。
店の奥に進む。店内の配置は以前、この場所にあったラーメン屋「潮ラーメン でんやす」と同じで、入口から見て左手に厨房があり、正面から右手奥にかけてテーブル席が配されている。店内には4人掛けのテーブル席が6卓と2人掛けのテーブル席が4卓配されていた。

店の奥の4人掛けのテーブル席に座る。卓上にはメニューが置かれている他、左手に重ねられたコップが並べられている他、箸、楊枝、ティッシュボックス、冷水のポットが置かれている。暑かった上に喉が渇いていたので、コップを1つ手に取ると、冷水を注いで飲み干した。再び冷水を注いで卓上に置く。
テーブルの上に置かれたメニューを見る。メニューには3種類の麺類とセットメニュー、単品、ドリンクが書かれている。テーブルで追加注文ができるのだろうか。


裏面には店の歴史が記載されていた。


しばらくして、「金の中華スペシャル」「餃子」「ライス」が目の前に置かれた。


「餃子」には「餃子のたれ」と「辣油」が添えられた。


さっそく箸を1つ取ると、ラーメンを食べることにする。最初に餃子のタレを作ることにした。餃子は楕円形の皿に3個載せられており、その端にタレを垂らすための窪みが設けられている。


皿の窪みに「餃子のたれ」を適量垂らし、更に辣油を垂らす。


それからラーメンを食べることにする。「金の中華スペシャル」の麺は太麺の手もみ平打ち麺で、黄金色のスープに浸かっている。麺の上には燻製ロースチャーシューが4枚と半分に割られたさくらんぼ味玉、ナルトが1枚、きんかん(卵巣)が1個、刻みネギ、鶏モモ肉が載せられている。


まずはレンゲを取って、スープを飲んでみた。


鍋で鶏肉を炊き出して鶏のあらゆる部位から旨味を抽出したスープに、旨味の効いた岩塩と醤油を使った塩醤油味のタレを使用したというスープはトロっとしていて、あっさりとした味わいながらも旨味が濃くて美味しい。仕上油は黄金色の鶏油を使用していて、鶏の旨味を封じ込めている。
箸をとって麺を食べる。国産ブランド小麦「ゆきちから」を使用しているという特製ブレンド麺はスープをたっぷりと絡ませながら口の中に入ってきた。もちもちとした食感で小麦の芳醇な香りと旨味が美味しい。

麺を食べていると、刻みネギや鶏モモ肉が麺に絡まって口の中に入ってくる。スープをたっぷりと吸った鶏モモ肉はジューシーで美味しい。鶏の旨味と歯応えに加えて、刻みネギのシャキシャキとした食感が麺の食感にアクセントを与えている。
さくらんぼ味玉は黄身の味が濃くて美味しい。サクランボに見立てた味玉の白身は紅白になっていて、まるでかまぼこのようだ。プリプリとした食感と淡白な甘みが美味しい。きんかん(卵巣)は鮮やかな黄色に染まっていて、まるで黄身を取り出したように思える。歯応えがありながらも、玉子の黄身のような甘さと淡白な旨味が美味しい。きんかん(卵巣)をかじりながら麺を食べた。

麺を半分くらい食べたところで、「餃子」を食べることにした。「餃子」は「ライス」で食べることにする。「ライス」は江戸寛政時代から続く京都の米屋「八代目 儀兵衛」から仕入れたこだわりの国産米を使用しているとのこと。お碗に盛られた「ライス」は米粒が艶々としている。


皿に載せられた「餃子」は焦げ目がついていて、美味そうである。


辣油を垂らした「餃子のたれ」に「餃子」を1個たっぷりと浸した。


これを「ライス」の上に載せる。「餃子のたれ」が「餃子」から滴り落ちて、「ライス」に染み込んでいく。


「餃子」を頬張りながらライスをかきこむ。もちもちとした食感の皮の中には豚挽肉にニラとネギが入っている。口の中で肉汁が溢れ出して、ジューシーで美味しい。餃子を楽しみながらライスを食べた。
3個の「餃子」はあっという間に無くなってしまった。残ったライスを残しておいた燻製ロースチャーシューで食べることにした。スープに浸した燻製ロースチャーシューをライスの上に載せる。大きくて薄いチャーシューは脂身がほとんど無く、スープに浸すと柔らかくなって箸で持ち上げると簡単にちぎれてしまうほどである。ライスに巻いて食べるとスープの旨味がライスに染み込み、口の中でチャーシューの肉の旨味が重なり合って喉の奥に消えていく。これが結構、美味しい。気が付くと、ライスとチャーシューが無くなってしまっていた。

再びラーメンを食べる。麺の食べ終えるころには、ラーメン丼に残ったスープも残り少なくなっていた。最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。
丼が空になると、コップに残った冷水も飲み干した。帰り支度をして席を立つと、店を出る。

ラーメンスクエアを後にすると、立川駅周辺で買い物をして帰宅の途についた。立川駅から電車に乗って日野駅に向かう。日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。
日がだいぶ傾いてくると、幾分、日射しの強さが落ち着いてきたようだ。まだまだ暑いが、昼間ほどの日射しの強さはない。とはいえ、空気はムシムシとしていて、風がぬるく感じられる。家に着く頃には、着ていたTシャツが絞れるくらいに汗をたっぷりと吸っていて、汗が額から滴り落ちた。玄関で着ているものを全て脱ぐと、風呂場に直行して風呂を沸かしながら湯船に浸かる。風呂から出ると、ようやくスッキリした気分になった。


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