J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のランチ(ピリ辛坦々@はなまる 新宿NSビル店)

2024年01月06日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。今日は7時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。窓は開けていないが、ガラスを通して外の冷気が室内に伝わってくるようだ。
ベランダに出てみると、きりっと絞ったような冷たい空気が全身を包んだ。弱い北よりの風が吹いていて凍えるような寒さだが、空気が清々しく感じられる。団地の前庭の木々の影が長く伸びていて、芝生に降り積もった落ち葉が朝日を受けて煌めいていた。

今日は仕事のため、午前中に家を出ると職場に向かう。電車を待っている間は風が冷たかったが、乗り込んだ電車の車内は空調に加えて窓を通して降り注ぐ日射しが暑いくらいに感じられた。
昼前に新宿に到着する。職場に行く前にお昼を食べていくことにした。職場の近くのビルのレストランで食べることにして、新宿NSビルに入った。新宿NSビル1階の南側の広場から新宿駅南口地下通路に降りる階段脇にうどん屋「はなまるうどん 新宿NSビル店」がある。


この店のあった場所には以前、うどん屋「丸亀製麺 新宿NSビル店」があったが、閉店して一昨年の12月末にうどん屋「はなまるうどん」が開店した。今日はこの店に入ることにした。
店内は入口から見て正面に厨房があり、窓に面して4人掛けのテーブル席が2卓配されている。厨房の左手奥に壁に面してカウンター席が23席配されている他、店の中央に仕切り板を設けてカウンター席としている7人掛けのテーブル席が1卓置かれている。

まずは入口手前右脇に重ねられたトレーを1枚とった。その脇にはおでんコーナーがあるが、その前を通り過ぎて天ぷらコーナーに進んだ。天ぷら用の小皿を1枚トレーの上に載せると、天ぷらコーナーで店舗限定「半熟たまご天」を1個小皿に載せた。天ぷらコーナーの隣にはおにぎりのコーナーがあり、その先にうどんの注文コーナーがあって、ここで料理を注文する。注文したのは「ピリ辛坦々 大」である。これに「ライス単品(大)」を付けることにした。
トレーの上に「ピリ辛坦々 大」「ライス単品(大)」を載せてもらうとレジに進む。代金の精算を済ませると、料理が載ったトレーを持って、レジ正面にある薬味台にトレーを運んだ。

薬味台の中央には重ねられたコップが並べられていて、その両脇に冷水栓が設置されている。左手の台に進むと、「おろし生姜」「天かす」と小袋に入ったウスターソースが置かれており、小袋に入ったおろしわさび、醤油、七味唐辛子、塩、白ゴマが並べられていた。棚の上には箸とレンゲ、薬味用の小器、お子様用のスプーンとフォークが置かれている。
「天玉」が無いようだったので、「おろし生姜」と「天かす」を小器に盛ってトレーの上に置いた。トレーを一旦、空いているカウンター卓に置くと、再び薬味台に戻ってコップを1つ手に取り、冷水栓で冷水を注ぐ。箸とレンゲを1つずつ手に取ると、カウンター席に戻った。


カウンター卓上にははなまる醤油と七味唐辛子、箸、楊枝、ティッシュボックスが置かれている。席に座ってお冷やで喉を潤すと、箸を取ってさっそくうどんを食べることにした。
「ピリ辛坦々 大」は季節限定のうどんで、擂りごますと練りごまの2種類の白ごまをたっぷり使用し、ピーナツバターを加えたスープにかけだしを合わせたはなまるこだわりのオリジナルスープに浸かったうどんの上に青ネギをたっぷりと載せ、そぼろ肉を盛りつけた上に白ネギをトッピングし、ごまラー油を回しかけている。


まずはレンゲでスープを少し飲んだ。クリーミーな担々スープは濃厚で、コク深い味わいで美味しい。白ごまの濃厚なだしに香りの良いピリ辛のごまラー油を合わせることで、ピリ辛に仕上げている。
レンゲを置くと、うどんを食べる。モチモチとした食感のうどんにたっぷりのそぼろ肉とネギが絡まって口の中に入ってくる。そぼろ肉には3つの醤(豆板醤、甜麺醤、豆鼓醤)とふわっと香る花椒が特徴のタレを使用しているとのこと。濃厚なごまの風味が際立つスープにピリッとスパイシーな味わいがアクセントになっている。白ネギと青ネギも食感のアクセントになっていて美味しい。じんわりとした辛さに全身の毛穴から汗が噴き出すようである。

「ピリ辛坦々」には山椒が添えられている。


途中で山椒を入れて、味変してみた。山椒の清涼感を感じる辛さが美味しい。舌が痺れる辛さがたまらなく美味しい。汗も止まらず、タオルで汗を拭きながらうどんを食べた。
うどんの上の2種類のネギが大方無くなったところで、薬味を投入することにした。


ところで、「はなまるうどん」の薬味は以前は3種類あったはずである。諦めきれずに、あらためて薬味台に行ってみると、薬味台の右手の台には「天かす」の代わりに「天玉」が容器に入っていた。すっかり見落としていた。あらためて、薬味の器に「天玉」を盛って、席に戻る。


「ピリ辛坦々」の丼に薬味を投入して、残りのうどんを食べる。生姜の辛味に「天かす」「天玉」のサクサクとした食感がアクセントになっていて美味しい。やがて、「天かす」「天玉」はダシを吸ってドロドロになってきた。それがうどんに絡まって口の中に入ってくる。それはそれで美味いのだが、うどんが無くなってしまうと、丼にはドロドロとした坦々スープが残ってしまった。
うどんを食べ終えたところで、天ぷらを食べることにした。長方形の皿の上には「半熟たまご天」が載っている。


そのまま食べても良かったが、やはりここはライスに載せて、食べることにした。
「ライス(大)」はお碗に盛られている。


「ライス(大)」に「半熟たまご天」を載せた。


「半熟たまご天」に醤油を適量垂らして食べることにする。


「半熟たまご天」を割ると、濃い黄身が白身の中から現れた。


「半熟たまご天」にかぶり着きながらライスを食べる。カリッとした食感の衣の中に卵の白身のふんわりとした食感と黄身の濃厚な味わいが美味しい。「半熟たまご天」はあっという間になくなってしまった。
残りのライスをうどんの丼に全て投入し、ご飯とドロドロとした坦々スープをレンゲでよく絡ませると、ライスをかき込むようにして食べる。ゴマの濃厚な味わいに生姜の辛味がアクセントになっている。サラサラと食べてしまうと、丼が空になった。

最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹である。
食器の残ったトレーをレジ脇の返却口に持って行くと、上着を着て店を出た。

日中は快晴。上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は16℃で湿度が低く、北よりの風が吹いている。今日は二十四節気の小寒である。「寒の入り」とも言われ、これから更に寒さが厳しくなるころとされていが、Tenki.jpによれば、今日は4月上旬並みの春の暖かさになったとのこと。職場の窓から外を見ると、東京の市街地の西側には霞がたなびいていて、関東山地と白く冠雪した富士山が淡く見えた。
外に出ると、たっぷりと降り注ぐ日射しがポカポカと暖かい。空気が乾燥していて風が冷たいものの、むしろ心地よく感じられる。朝、寒かったために厚着をしていったのだが、昼間に外を歩いていると汗だくになってしまった。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。既に日は沈んでいて空は暗くなっている。新宿駅から乗った特別快速電車は比較的空いていた。しかも中野駅で座ることが出来たので、席に腰を下ろすと瞼を閉じる。中野駅から日野駅まで25分で到着した。
日野駅で電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。上空には暗い空が広がっていて星が瞬いているのが見える。昼間の暖かさが嘘だったように、空気が冷たく感じられる。西よりの冷たい風が吹いているものの、昼間の暖かさの余韻か、風が涼しく感じられた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日のラーメン(味噌チャー... | トップ | 今日のケーキ(オレンジのカ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。