J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のラーメン(米麹味噌らーめん@仙松)

2024年02月03日 | ラーメン(都外)



( ミラーレスカメラ(OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ)修理完了 から続く )

明日は館林で写真部の白鳥撮影会がある。朝6時に館林駅前のホテルに集合するため、前日泊をすることにして、午後、撮影機材を背負って外出した。オレンジ色の西日が射していて、西から薄雲が流れて来ているのが見える。風も弱くなって、幾分過ごしやすく感じられた。
日野駅から電車を乗り継いで東部伊勢崎線館林駅に到着したのは午後5時43分である。


既に日は沈んで空が暗くなっている。今夜、投宿するホテルに行く前に夕食を食べていくことにして、駅改札を抜けた。
ホテルは駅東口にあるが、館林という場所は初めて来る不慣れな場所ということもあって、夕食を食べる店はあらかじめ調べておいた。駅の西口に出ると、県道沿いに西に向かって歩き出した。途中国道122号線と交差する赤土町交差点を渡り、更に西に100mほど歩いて行くと右手に「らーめん仙松」と書かれたラーメン屋がある。


今日はこの店で夕食を食べることにした。


店に入ると、正面に更に引き戸があるのだが、その手前左手に券売機がある。


ここで食券を購入する。


食券を買うと、更に引き戸を開けて店内に入った。店内は入口から見て右手に厨房があり、店の中央には配膳用のカウンターがコの字形に配されている。手前と左手奥にカウンター席が8席L字形に配されており、奥に4人がけのテーブル席が2卓置かれている。
店員にカウンター席に座るように案内されて一番厨房に近いカウンター席に座った。カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「限定味噌らーめん」「ライス」「プチ丸餃子6個」である。

水はセルフとなっており、入り口を入って左手にの壁際に給水器が設置されている。給水機の脇には重ねられたコップが並べられていた。お冷を席に運んでくると、お冷を飲みながら店内を見渡す。店内は清潔で広々としている。卓上には醤油と酢、胡椒、ラー油といった調味料と箸とレンゲ、紙ナプキンが置かれていた。
やがてラーメンがカウンターの中から出された。続いてライスが出される。最後に「プチ丸餃子」が出された。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、箸とレンゲを取った。


最初に餃子のたれを作ることにした。餃子は半楕円形の皿にお団子を6個並べたように載せられており、その上に刻みネギを載せて唐辛子を振りかけている。皿の隅にタレを垂らすための窪みが設けられている。


皿の窪みに醤油を適量垂らし、更にラー油を垂らす。


それからラーメンを食べることにする。「期間限定米麹味噌らーめん」の麺は中沢製麺の特製麺で、天然醸造の越後米麹味噌を使用した味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが3枚と半個分の味玉、刻みネギ、水菜が載せられていて、揚げニンニクが散らされており、炙ったヤングコーンが添えられている。


まずはレンゲを取ってスープを飲んでみた。ドロリとしたスープは濃厚な味噌の味わいが感じられる。少し辛めながらも、深みのある味わいがおいしい。


箸を取って麺を食べる。麺は手もみ風の平打麺のような中太麺で、もちもちとした食感に歯応えがあって美味しい。つるつるとした喉越しの麺は、たっぷりのスープが水菜や刻みネギ、揚げニンニクとともに麺に絡まって口の中に入ってくる。水菜や刻みネギのシャキシャキとした食感に揚げニンニクの香ばしい風味がラーメンの味わいにアクセントを与えている。
ヤングコーンを食べてしまうと、チャーシューを食べる。麺の上に載せられたチャーシューは栃木県産旨甘米豚(うまかんべえ)を使用しているとのこと。小さいながらも脂身が少なく、柔らかいながらも歯応えがある。肉の味が濃くて美味しい。

チャーシューを食べながら麺をすする。替え玉は麺150gということなので、並盛の麺の量も150gなのだろう。麺があらかた無くなったところで、ここで、「プチ丸餃子」を食べることにした。
「プチ丸餃子」は「ライス」で食べることにする。「ライス」は魚沼産コシヒカリで、ラーメン丼よりも一回り小さなお碗に盛られている。


「プチ丸餃子」は白い小さな一口饅頭のような大きさと形をしている。


「プチ丸餃子」を1個、醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸して口に運んだ。


もちもちとした厚い皮の中の餡は豚挽き肉にキャベツとニラ、高知産しょうがが入っている。まるで小さな肉まんを食べているかのように肉汁が口の中でほとばしった。ジューシーな味わいで美味しい。餃子のタレの旨味と辛味がアクセントになっていて、ごはんが進む。
餃子を楽しみながら「ライス」をかきこんだ。「プチ丸餃子」が無くなったところで、「ライス」にラーメン丼からスープをレンゲで注ぎ入れ、サラサラとライスをかきこむ。味噌の旨味が米粒一粒一粒を包み込むように感じられる。味噌のうまみに米粒の歯応えが一体となって喉の奥に消えていく。これがたまらなく旨い。あっという間に「ライス」が無くなった。

最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。丼が空になると、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。
帰り支度をすると、店を出る。県道沿いに歩いて館林駅に向かった。空を見上げると、暗く澄んだ空に星が瞬いている。透き通った空気が冷たく、北よりの風が身を切るように冷たい。しかし、ラーメンを食べて温かくなった体には夜風が気持ちよく感じられた。

ホテルに到着すると、チェックインをして部屋に入る。少し狭い部屋だが、一晩ゆっくり寝られそうだ。さっそくユニットバスに熱い湯を張ると、湯に浸かって1日の疲れを癒した。


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