今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に白い雲が広がっているものの、東の空にぽっかりと穴が開いていて、青空が顔を覗かせていた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、ムシッとした空気が全身を包んだ。風はほとんど無く、ムシムシとしていて、朝から蒸し暑い。遠くから鳥のさえずりが聞こえている。茂みの中から虫の鳴き声も聞こえていた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から外に出て空を見上げると、都心の上空には雲が広がっていたが、西の空に擦り切れたような穴が開いていて青空が垣間見えている。街路樹の茂みの中からセミの音が聞こえていた。職場に着いて西側の窓から外を見渡すと、市街地の先の多摩丘陵の上に白いスクリーンが降りたように、雲が広がっているのが見える。東の空に昇ってきた朝日が雲を透かすように照り付けていて、次第に空が明るくなってきた。日が昇るにしたがって、次第に雲が薄くなり、青空が広がってきた。
日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。午前中に気象庁から、「関東甲信地方と東海地方が梅雨明けしたとみられる」と発表したとのこと。梅雨期間は6月21日から昨日の7月17日にかけての27日間で、短い梅雨期間となった。お昼休みに外に出てみると、真夏の太陽が眩しいばかりに照り付けている。
昼間の最高気温は33℃で2日連続の真夏日となった。湿度が高めで弱い南よりの風が吹いている。風はほとんど無く、厳しい暑さである。木々の茂みの中からはセミが甲高く鳴いていて、鳥が木々の間を飛び交っているのが見えた。
夜、仕事を終えて建物の外に出た。日が沈んで間もない西の空はまだ明るかったが、東の空は夕闇にのまれて暗くなっている。まだ気温が高くて、蒸し暑い。南よりの風が吹いていて、多少の涼気を感じるものの、ムシムシとしていて、風がぬるく感じられた。
新宿駅から電車に乗って帰宅の途につく。電車の車内は空調が効いていたが、帰宅ラッシュに巻き込まれて人いきれでムンムンとしている。一旦国分寺駅で、電車を降りた。
今日は精神的にもクタクタだったので、帰りにお茶をして帰ることにした。国分寺駅改札を抜けると、コンコースからエスカレーターでセレオ国分寺2階にあるカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店する。
駅構内を見渡すカウンター席の1つを確保すると、レジに向かった。レジ横のショーケースの中を覗く。タリーズコーヒーの現行のケーキは全て食べたことがあるものばかりなので、今日はドーナツを注文することにした。注文したのは「ふんわり7穀のシュガードーナツ」と「オールドファッション レモンケーキ」である。小腹が空いたということもあるが、タリーズコーヒーのドーナツは比較的小ぶりなので、2個くらい食べないと満足しない。ドリンクは先日も飲んだフローズンドリンク「メロンヨーグルトスワークル」にT'sアイス「T's メロンメロン」をトッピングして注文することにした。
代金をタリーズカードで支払うと、レジでドーナツの載ったトレーを受け取る。前回の経験からドーナツは手づかみよりもフォークで食べたら案外よかったので、今回もフォークを載せてもらった。ドーナツ1個につき皿を1枚用意してくれたのだが、トレーに皿を2枚並べると狭くなるので、1枚の皿にドーナツを載せてもらう。奥のカウンターでスワークルの入ったプラスチックカップを受け取ってトレーの上に載せた。カトラリー等が置かれているコーナーで紙コップを1つ取って水を注ぎ、トレーの上に載せると、確保したカウンター席に運んだ。
最初に紙おしぼりで手を拭くと、「メロンヨーグルトスワークル」を飲む。
「メロンヨーグルトスワークル」にトッピングしたT'sアイス「T's メロンメロン」は意外に小さい。スワークルに沈み込みそうになりながらも、なんとか浮かんでいる感じである。
「メロンヨーグルトスワークル」にストローを挿して、ドリンクを飲む。前回の経験から今日はヨーグルトとメロンフローズンをよくかき混ぜるようにして、ストローを勢いよく吸い込んだ。クリーミーなテイストのフローズンドリンクは舌触りが滑らかで、メロンのフルーティーな甘さの中にヨーグルトの爽やかな味わいがアクセントになっている。
フローズンドリンクを楽しんだ後、スプーンでアイスを掬って口に運んだ。T'sアイス「T's メロンメロン」は2色のマーブル模様が鮮やかなメロンアイスである。冷たくて、ジューシーなメロンの味わいが美味しい。
「メロンヨーグルトスワークル」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ドーナツを食べることにした。
タリーズコーヒーでドーナツを食べるのは2回目である。
最初に「オールドファッション レモンケーキ」を食べることにした。「オールドファッション レモンケーキ」はオールドファッションにレモンチョコをコーティングしたドーナツである。トッピングしてあるのはマカダミアナッツだろうか。
ドーナツをフォークで切って口に運ぶ。しっとりと柔らかな食感のオールドファッションはほんのり香るレモンと程よい甘みが特徴で、サクサクとした歯応えに生地の甘さとレモンが爽やかが効いて美味しい。マカダミアナッツの食感がアクセントになっている。
ドーナツを楽しみながら「メロンヨーグルトスワークル」を飲む。ドーナツの甘さとスワークルの甘さが口の中で渾然一体となって喉の奥に消えていった。その余韻を楽しみながら、ドーナツを食べた。
「オールドファッション レモンケーキ」を食べてしまうと、少し冷水を飲んで口の中をサッパリとさせた。続いて「ふんわり7穀のシュガードーナツ」を食べることにする。
「ふんわり7穀のシュガードーナツ」は7種類の穀物「もちきび・大麦・黒いりごま・小豆・大豆・黒米・もちあわ」を生地に練り込んだイーストドーナツにシュガーを振りかけた素朴なドーナツである。
ドーナツをフォークで切ってかぶりついた。もっちりとした食感のドーナツはやわらかい口溶けと優しい甘味が美味しい。香ばしくてしっとりとした生地は粗挽きの穀物の食感がアクセントになっている。
ドーナツを2個食べると、ちょっと気分が落ち着いた。「メロンヨーグルトスワークル」を飲みながら、窓の外を見渡す。駅のコンコースは混みあっていて、コンコースを通り抜ける通行客に改札から出てくる乗降客が合流する地点は、滞留が起きている。その周囲には待ち合せのグループ客だろうか、その間を通行客が通り過ぎていく。見ていると、まるで川の流れを見ているようだ。人生ってこんな感じなのかもしれないな。
「メロンヨーグルトスワークル」の入っていたプラスチックカップが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れてカップを綺麗に洗うようにして飲む。冷水を飲み干すと、少し気分転換ができたような気がする。せっかくお茶をしているので、本を読んだりしてもう少し店内に居座っていてもいいのだが、明日も仕事があることを考えると、そろそろ帰らなきゃという気持ちも募ってくる。結局、トレーを返却口に返すと、店を出た。コンコースから改札に入り、中央線下りホームに降りる。目の前に止まっていた電車に乗り込むと、日野駅に到着した。
駅の外に出て空を見上げると、暗い空に薄いトレーシングペーパーを透かしたように月が朧な光を放っているのが見えた。薄い霞のような雲が上空に広がっているようである。風は無く、ムシッとした空気が街全体を覆っていて、首筋から汗が滴り落ちる。草むらの中から虫がジージーと鳴いているのが聞こえた。