今日は曇り時々雨。今朝は上空に日の出前の薄暗い空が広がっているものの、天頂付近に大きな雲が浮かんでいる。東の空は雲の合間から薄い水色の空が広がっていた。今朝の気温は14℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。空気が暖かく、風がヒンヤリと感じられた。今日は春物のスーツに薄手のモッズコートを羽織って出勤する。そろそろ冬物のスーツの出番も無さそうだ。そろそろ冬物もクリーニングに出すことにしようか。
今日から新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用のルールが変わり、政府は屋内・屋外を問わず「着用するかどうかは個人の判断が基本となる」としている。とはいえ、通勤電車の車内はマスクを着用していない客は1人か2人見かける程度で、多くの人はマスクを着用したままである。という自分は花粉症のためにこの時期はマスクは手放せないでいる。しばらく、マスクをしている人の方が多いのではなかろうか。
新宿駅に着いて改札を抜けると地下道に入った。コンビニで朝食を買うと、職場に向かう。職場に着いて窓から外を眺めると、上空には霞のような雲がかかっていた。東京の市街地の上空にはガス状の白い雲が広がっていて、南から北にすごい勢いで雲が流れているのが見える。西の方角を見渡すと、まるで白いスクリーンのように市街地の先の景色を覆っていた。東の方角を見渡すと、白く煙ったような雲の中にビルが霞んで見える。霞の中から昇ってきた朝日が柔らかい日射しを投げかけていた。
午前中に次第に雲の厚みが増してくると、次第に空が暗くなってきて雨が降り始めた。今日は都内に出張のため、昼前に外出する。日中は雨で、湿った空気がヒンヤリと感じられた。昼間の最高気温は17℃で、強い南よりの風が吹いている。思ったよりも暖かく、コートを着ていなくても過ごしやすい陽気で、風が涼しく感じられた。大気が雨で洗われて、空気中の花粉が無くなったように、風が心地よい。雨は昼過ぎに止んだ。
午後、職場に戻ってくると、再び業務に就く。溜まっていた仕事をこなしている内、ふと気が付くと、窓の外は既に暗くなっていた。
今日は出張のためにお昼を食べそこなってしまったこともあり、今日は仕事の帰りにお茶をして帰ることにした。机上を整理して仕事を終えると、職場を出る。
向かった先はカフェ「コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店」である。
入口を入ると、店員が出てきたので、1人であることを告げて、店の一番奥のカウンター席に座った。お冷やとおしぼりが運ばれてきたところで、メニューを眺める。
コメダ珈琲店では3月1日から特別なシロノワール「小倉ノワール ゆずなごみ」と特別なクロネージュ「小倉ネージュ ゆずなごみ」を販売している。
週末は花粉で充満している外に出たくなくて、結局、ほとんど外出しなかった。そんなこともあって、しばらくスイーツから遠ざかっている。しかも、お昼を抜いたことで、小腹も空いている。もう戸惑う必要も無い。ということで、この特別なシロノワール「小倉ノワール ゆずなごみ」を注文することにした。ドリンクは「コメダブレンド」とした。
注文を終えると、ビジネスリュックサックから文庫本を取り出して、お冷を飲みながら、本を読み始めた。しばらくして、「小倉ノワール ゆずなごみ」と「コメダブレンド」が運ばれてきた。「コメダブレンド」には小さなミルクピッチャーに入ったフレッシュとサービスの豆菓子が添えられている。
最初におしぼりで手と顔を拭くと、「コメダブレンド」を少し飲む。コメダ珈琲店のホットコーヒーは実は飲んだことがない。いや、「ウインナーコーヒー」や「小豆小町 葵(ホット)」は飲んだことがあっても、純粋にホットコーヒーを飲んだことがない。今日はその「ホットコーヒー」を初めて注文した。
まずはフレッシュや砂糖を入れずに純粋にコーヒーを飲んでみる。
コメダブレンドは厳選した豆からじっくり丁寧に抽出したコメダ珈琲店伝統のコーヒーである。大切に育てられた4種の生豆を7種の焙煎豆にし、じくりと蒸らしているとのこと。そのまま飲んでみると、酸味と苦みのバランスがとれていて、そのままでも十分美味しい。
これに添えられたフレッシュと卓上のスティックシュガーを入れた。小さなミルクピッチャーにたっぷりと入れられたフレッシュは濃厚で、これをコーヒーに注いで添えられたスプーンでかき混ぜると、ミルキーな甘みが加わって、また異なった味わいで美味しい。
コメダブレンドを少し楽しんだところで、「小倉ノワール ゆずなごみ」を食べる。
「小倉ノワール ゆずなごみ」は先日食べた「オレンジと小倉あんのシロノワール」と同様、小倉あんをサンドしてパウダーシュガーをたっぷりと振りかけたデニッシュパンを6等分にカットし、ソフトクリームをたっぷりと載せて、柚子皮入りの柚子ソースをたっぷりとかけ、抹茶のファンティーヌを振りかけている見た目にも爽やかな一品である。
まずはフォークでデニッシュパンを1切れ持ち上げてかぶりつく。ほかほかのデニッシュパンはふっくらとした食感と生地の甘さにコメダ特製の小倉あんの上品な甘さと粒あんの食感の組み合わせが美味しい。
デニッシュパンを1切れ食べると、デニッシュパンの断面が現れる。溶けたソフトクリームが皿の底に溜まっていて、垂れた柚子皮入りの柚子ソースと絡まっている。このクリームをスプーンで掬って口に運んだ。高知県産柚子を使った柚子ソースは酸味の強いフルーティーな甘さで、酸味と甘みのバランスがよく、爽やかで甘酸っぱくて美味しい。
2切れ目のデニッシュパンにかぶりついた。冷たいソフトクリームとほのかに温かいデニッシュパンの組み合わせが美味しい。小倉あんと柚子ソースの組み合わせも絶妙で、贅沢な和菓子を食べているようだ。柚子皮の食感と抹茶ファンティーヌの食感がアクセントになっている。
抹茶ファンティーヌは小倉ノワールの存在に華を添えているような存在である。それでいて、その鮮やかな緑色に微かなサクッとした食感が、小倉ノワールを引き立たせている。その微妙な食感を楽しみながら、夢中で小倉ノワールを食べる。残りの一切れで、皿に溜まった柚子ソースと溶けたソフトクリームを拭うようにして食べた。
小倉ノワールは美味しかった。ここで、コメダブレンドを飲んで、その余韻を楽しむ。少し落ち着いたところで、サービスに添えられた豆菓子を食べることにした。
小袋の中には大小10個の豆菓子が入っていた。
コメダブレンドを飲みながら豆菓子を食べ、再び文庫本を読み始めた。豆菓子を食べてしまう頃にはコーヒーカップが空になったので、お冷やを飲みながら、文庫本を読む。グラスに入ったお冷やも無くなると、帰り支度をして席を立った。
伝票を持って店の入口脇のレジに進むと、会計を済ませて店の外に出る。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空には暗い空が広がっていて、所々に綿を薄く広げたような雲が浮かんでいる。雲の合間には星が瞬いているのが見えた。冷たい北よりの風が吹いていて、昼間に比べると冷え込んで来たように思われる。風が冷たく感じられた。
2月最終日の今日は晴れ。今朝は上空澄んだ暗い空が広がっていて、東の地平線付近が白々と明るくなっている。東の空高く、星が瞬いているのが見えるが、日の出が近いこともあってその光は今にも消え入りそうなほどに心細く見えた。今朝の気温は0℃を僅かに下回って、空気が冷たく感じられる。弱い西よりの風が吹いていて、風がヒンヤリ感じられた。出勤のために外に出ると、早朝の冷たい空気に吐く息が白く見える。冷気がかえって心地よく、空気が清々しく感じられた。
今日は昨日の気温を上回って、季節先取りの陽気となるとの天気予報にダウンコートを着ていくのをやめて、クローゼットの中からハーフコートを取り出して、出勤する。日野駅のホームで電車を待っていると、東の地平線付近がロゼ色に染まっていた。陽気と共に、通勤電車の車内の乗降客が増えてきたように感じる。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて地下道に入った。地下道を歩いていると、新宿ワシントンホテルの方からスーツケースを引っ張って歩いてくる複数の団体の旅行客の姿が目に入る。春休みに入り、行楽客も増えてきた。
職場に着くと、窓からオレンジ色の朝日が執務室に入り込んで、照明を付けなくても室内が明るくなっていた。西の窓から外を眺めると、透明な光を浴びた市街地の先に薄く霞んだような山々の稜線が見える。その先に白く冠雪した富士山が朝日を浴びて輝いていた。東の空は昇ってきた太陽に照らされて、ビルの谷間の空間が黄色く霞んでみえるが、これはよもや花粉の影響だろうか。そう思うと、にわかに目がむず痒くなってきた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼前から南よりの風が吹いてきて、昼間の最高気温は19℃と春本番の陽気となった。湿度が低くて空気が乾燥しているものの、外に出てみると、たっぷりと降り注ぐ日射しがポカポカと暖かく、心地よい風が吹いている。西の方角を見渡すと、関東平野の西側に広がる山々と富士山がほのかに黄色く霞んで見えた。これは花粉の影響だろうか。
都庁の植え込みに植わっている梅も満開になった。枝にみっしりと可憐なピンク色の花をつけている。花びらが散り始めていて、風に花びらが舞っていくのが見える。
一方、サクラの蕾はまだ固く、サクラの開花は当分先になりそうだ。
午後になって次第に南よりの風が強くなってきた。夜、仕事を終えて帰宅の途につく。ここしばらく忙しい日が続いていたが、一旦、仕事も少し落ち着いてきた。今日は定時を廻って1時間ほど過ぎたところで、帰宅することにした。
今日も疲れた。しかし、まだ火曜日である。しかも今週は休めそうにない。せめて気分転換をしたい気分である。そこで、今日は仕事の帰りにお茶をして帰ることにした。
職場を出ると、カフェ「コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店」に入る。
入口を入ると、店員が出てきたので、1人であることを告げて、店の一番奥にあるカウンター席に向かった。席に腰を下ろすと、お冷と常温のおしぼりが運ばれてきた。
今月初めに発売された期間限定品「シロノワール 白い恋人」は既に販売が終了している。明日から「小倉ノワール ゆずなごみ」が発売されるとのこと。今日は特別なシロノワールも無いので、普通に「クロネージュ」を注文することにした。更にドリンクは「小豆小町 葵(ホット)」を注文する。注文を終えると、ビジネスリュックサックから本を取り出して、お冷を飲みながら、本を読み始めた。
まもなくして「クロネージュ」と「小豆小町 葵(ホット)」が運ばれてきた。「小豆小町 葵(ホット)」にはサービスの豆菓子が添えられている。
最初におしぼりで手と顔を拭くと、「小豆小町 葵(ホット)」を少し飲む。粒あんの入ったコーヒーはコーヒーの苦みにミルクの甘みと粒あんの食感がアクセントになっている。ビターなコーヒーと粒あんの優しい甘さの組み合わせが美味しい。
「クロネージュ」を食べる。「クロネージュ」は直径10cmで中心に6cmの中空の穴が開いたココア生地のバウムクーヘンを厚みが2.5cmほどにカットして、ソフトクリームを載せたスイーツである。バウムクーヘンは4切れにカットされている。
「クロネージュ」にはハチミツベースのシロップが添えられている。
まずはフォークでバウムクーヘンを1切れ持ち上げると、かぶりついた。ビターな甘さのバウムクーヘンはしっかりと詰まった生地で、柔らかくもなく、程よい歯応えで美味しい。バウムクーヘンにソフトクリームを載せて口に運べば、冷たいソフトクリームのミルキーな甘さがココア生地のバウムクーヘンのビターな甘さと合わさって、贅沢な味わいである。バウムクーヘンの生地の中に溶けたアイスが染み込んで、バウムクーヘンの食感が変わるのもまた楽しい。
バウムクーヘンを1切れ食べると、「クロネージュ」の断面が現れた。バウムクーヘンの中空の空間にもしっかりとソフトクリームが詰まっていて、しかし既に溶け始めている。
これに添えられたシロップをたっぷりとかけた。
あらためて、バウムクーヘンにソフトクリームをたっぷりと載せて、口に運ぶ。ココア生地のビターなバウムクーヘンとソフトクリーム、ハチミツベースのシロップの甘さが混然一体となって口の中に広がり、喉の奥に消えていく。バウムクーヘン4切れでは儚い気もするが、それもまた人生である。そうと思うからこそ、バウムクーヘンに贅沢にソフトクリームを載せて、口に運ぶ。更に、皿に溜まったソフトクリームをバウムクーヘンで拭き取るようにして口に運んだ。
ハチミツベースのシロップと混ざり合った溶けたソフトクリームもまた美味しい。このまま皿も舐めてしまいたい気分である。綺麗に皿に溜まった溶けたソフトクリームをバウムクーヘンの生地に吸わせて口に運んだ。最後の1切れを食べてしまうと、「小豆小町 葵(ホット)」を楽しむ。クロネージュの余韻を楽しみながら、スプーンでカップの底に溜まった粒あんを口に含んだ。ソフトクリームのミルキーな甘さに小豆の優しい甘さが合わさって、まるで和菓子のように美味しい。
「小豆小町 葵(ホット)」を飲みながら、添えられた落花生の豆菓子を食べる。
小袋の中に入っていた豆菓子は9粒あった。
豆菓子を楽しみながら、「小豆小町 葵(ホット)」を飲む。カップの中の「小豆小町 葵(ホット)」が無くなったところで、お冷を飲んだ。豆菓子が無くなると、お冷を飲みながら本を読む。
少し目が疲れてきた。コップの中の冷水も無くなったところで、帰り支度をして席を立つと、卓上に置かれた伝票を持って入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと店を出た。
新宿駅から電車に乗って日野駅に到着すると電車を降りた。改札を抜けて駅の外に出て、ふと空を見上げた。上空には暗く澄んだ空が広がっている。天頂付近には上弦過ぎの半月が浮かんでいて、月の近くには赤く光る火星が見えた。
夜になっても、日中の暖かさの余韻が感じられるような南風が心地よく感じられる。ただ花粉も飛んでいるらしい。目と鼻がむず痒く、くしゃみが止まらなかった。
今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いていた。外に出ると吐く息が白く見えて、まるで冷凍庫の中を歩いているような気分になる。今朝の気温は-2℃と冷え込んだ。西よりの風が吹いていて、手の指がかじかむように感じられる。辺りはしんと静まり返っていて、アスファルトの路面が凍り付いたように、冷気が足元から立ち上ってくるように感じられた。
今日はカレンダー通りの出勤のため、早朝に家を出た。厳しい冷え込みに、今日からダウンコートを着て出勤することにした。今年も残すところ、今日も含めてあと5日、官庁御用納めの日は明日だが、電車はそこそこ混んでいた。ただ、通勤客に加えて、スキー板やスーツケースを持った行楽客の姿も交じっている。新宿駅に到着すると、多くの行楽客はバスタ新宿の方に向かって歩いて行った。一部の客は地下道を歩いて西新宿のバス発着場所に向かって行ったようである。
地下道を歩いて職場に着くと、窓から外を見渡した。薄明るくなってきた東京の市街地の上空には雲ひとつ無い白っぽい空が広がっている。東の地平線付近はロゼ色に染まっていて、手前のビルが影絵のように黒くそびえ立っている。西に見える山々の稜線は淡く見えていて、その先に見える白く冠雪した富士山の上半分は朝日を受けて薄いロゼ色に染まっていた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。眩しいほどに降り注ぐ日射しの温もりが感じられるものの、カラカラに乾いた風が身を切るように冷たく、上着を着ていても肌寒いくらいの陽気となった。
今月の後半からかなり忙しい日が続いていて、スイーツを楽しむ事もできなかったが、今日は早めに仕事に区切りが付いたこともあり、仕事の帰りにお茶をして帰ることにした。定時を廻って机上を整理すると、職場を後にする。
今日は、先日お茶をしたカフェ「コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店」に入ることにした。
入口を入ると、店員が出てきて「店内とテラス席、どちらにしますか。」と聞いてくる。店内のカウンター席を希望すると、カウンター席の1つに案内された。お冷やと温かいおしぼりが運ばれてきたところで、メニューを眺める。
コメダ珈琲店では12月1日から「ちいかわ×コメダ珈琲店 冬のむちゃうまコラボキャンペーン」を実施している。昨日からは、このコラボキャンペーンの限定メニュー「シロノワールむちゃうまプリン」が発売されている。
ちなみにこのメニューの裏面にはオリジナルデザインのまめがしやグッズの案内が掲載されていた。
今日はこの期間限定「シロノワールむちゃうまプリン」を注文することにした。なおサイズは通常サイズにする。
更にドリンクも併せて注文する。注文したのは小豆の入ったミルクティー「小豆小町 桜」である。ちなみにアイスの「小豆小町 桜」は豆乳に変更できるが、ホットの「小豆小町 桜」は豆乳への変更は出来ない。
注文を終えると、ビジネスリュックサックの中から読み物を取り出し、お冷やを飲みながら記事を読む。しばらくして、「シロノワールむちゃうまプリン」と「小豆小町 桜」が運ばれてきた。「小豆小町 桜」にはサービスの豆菓子が添えられている。
最初におしぼりで手と顔を拭くと、「小豆小町 桜」を少し飲む。粒あんの入ったミルクティーは茶葉の旨味とまろやかさが感じられる。粒あんの優しい甘みが、まるで和菓子を飲んでいるように美味しい。
いよいよ「シロノワールむちゃうまプリン」を食べる。「シロノワールむちゃうまプリン」は6等分のカットしたデニッシュにプリン味のソース、ソフトクリームを載せて、カラメルソースをかけ、さくらんぼを1つ添えたスイーツである。マンガ「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」の略称である「ちいかわ」の作中に登場する「むちゃうまプリン」をイメージしたスイーツで、ちいかわデザインのオリジナルピックが添えられている。
ピックは3種類あるが、添えられたピックは「ハチワレ」というはちわれ猫のキャラクターらしい。
まずはサクランボを口に含んで、その果肉を味わう。それからフォークでデニッシュパンを1個持ち上げて、かぶりついた。ほのかに温かいデニッシュパンにかけられたプリン味のソースはとろりとした舌触りに優しく濃厚な甘さが感じられる。冷たいソフトクリームのミルキーな甘さとカラメルソースのコクのある甘さとのマッチが美味しかった。
デニッシュパンを1切れ食べると、デニッシュパンの断面が現れた。ちなみにデニッシュパンは先日食べた「オレンジと小倉あんのシロノワール」とは異なり、普通のデニッシュだった。もっとも先日食べた「オレンジと小倉あんのシロノワール」の方が特別なシロノワールだったのかもしれない。
皿にはプリンのソースとカラメルソース、ソフトクリームが絡まった美味そうなソースが溜まっている。2切れめのデニッシュパンを皿に垂れたソースをたっぷりと染み込ませ、更に、ソフトクリームをたっぷりと載せて口に運ぶ。ほんのりと温かいデニッシュでソフトクリームが溶けて、冷たくて美味しい。
この要領で、続けてデニッシュパンを皿に擦りつけて、ソースを染みこませ、ソフトクリームを載せて口に運ぶ。思考を停止して、冷たくて甘いシロノワールをひたすらに楽しんだ。最後のデニッシュパンで皿の上のソースを綺麗に拭き取り、口に放り込むと、なんだかとても満足した気分になった。
シロノワールの余韻を楽しみながら「小豆小町 桜」を楽しむ。スプーンをかき混ぜると白いミルクティーが紫味を帯びた赤褐色に染まる。それをそのまま飲むと、ミルクティーのミルキーな甘さに小豆の優しい甘さが加わった。シロノワールのプリンとカラメルの甘さの余韻も加わって、なんとも美味しい。
「小豆小町 桜」を飲みながら、添えられた落花生の豆菓子を食べる。
小袋の中には豆菓子が8個入っていた。
豆菓子を楽しみながら、「小豆小町 桜」を飲む。カップの中の「小豆小町 桜」が無くなったところで、お冷やを飲んだ。豆菓子が無くなったところで、お冷やを飲みながら、再び読み物を読んだ。
店に入って小一時間が経過したところで、コップの中の冷水も無くなった。帰り支度をして席を立つと、伝票を持って、入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで払うと、店を出た。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。日野駅に到着すると電車を降り、改札を抜けて駅の外に出る。駅の西側のロータリーを通り過ぎて、日野駅北交差点で信号を待ちながら空を見上げると、上空の凍り付いたような漆黒の空に煌めく星が貼り付いているように見える。東の空には星が瞬いていて、西の空には細いブーメランのような三日月が浮かんでいた。
今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、夜中のように暗い朝となった。今朝の気温は12℃で、弱い北よりの風が吹いている。昨夜降り出した雨は未明に止んだようだ。玄関ポストに投函されていた新聞が入っていたビニル袋の表面には水滴が付いていた。外に出ると、濡れた空気が冷たく感じられる。自宅の前の路面はしっとりと濡れていて、所々に大きな水たまりができていた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。辺りはシンと静まり返っていて、時折、車の音が聞こえるだけである。街を歩いている人の数も少なく、暗い道に街灯のLEDの白い光が冷たく見える。上空の雲は所々に薄藍色の割れ目が見えて、少し空が明るくなってきたように感じられた。
電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて外に出た。職場のあるフロアに着いて窓から外を眺めると、東京の市街地の上空にはどんよりとした雲が広がっていたが、西の方角には雲海の中に山々の稜線のシルエットが垣間見えている。東の地平線付近は雲が切れていて、次第に空が薄明るくなってきた。
今日は午前中、時間休を取って、インフルエンザの予防接種を受けた。外は雲の合間から青空が広がってきていて、日が射している。その後、職場に戻ると、再び仕事に就いた。
日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は17℃で、東よりの風が吹いている。外に出てみると、太陽が雲に隠れて薄日が射していた。朝に比べると湿度が下がって風が涼しく、上着無しでは少し肌寒いくらいの陽気となった。
今日はインフルエンザの予防接種を受けたからか、どうも体の調子が悪い。お昼も食べられないくらいだったので、定時を廻って仕事を終えると、今日は早々に帰宅することにした。とはいえ、日も暮れてみると、ちょっとお腹も空いた。そこで、帰りに気分転換を兼ねて、お茶をして帰ることにした。
工学院大学新宿キャンパスが置かれているビルの南側にある新宿ファーストウエストビルに入る。以前、1階にあったカフェ「エクセルシオールカフェ」が閉店して、その跡にカフェ「コメダ珈琲 新宿ファーストウエスト店」が先月14日に開店した。そこで、今日はこの店に入ることにした。
入口を入ると、店員が出てきて「店内とテラス席、どちらにしますか。」と聞かれた。右手の店の外、といってもビルの中だが、入口を入って右手には2人掛けのテーブル席が8卓設けられたテラス席が設けられている。店内を希望して、左手に進んだ。店内は店の奥のガラスに面してカウンター席が10席設けられている他、4人掛けのテーブル席が7卓と2人掛けのテーブル席が9卓設けられている。
空いている4人掛けのテーブル席に座ると、店員がお冷やと温かいおしぼりを運んできた。卓上の脇に設けられた棚の上にはスティックシュガーとメニュー、紙ナプキン、塩、コールボタンが置かれている。棚の脇には2口コンセントが設けられていた。
お冷を飲みながらメニューを眺める。
メニューを開くと、最初の見開きは店の挨拶が書かれている。
次の見開きは各種コーヒーメニューが掲載されていた。
ページをめくると、各種デザートドリンクや小豆小町、紅茶、ソフトドリンク/シェークが掲載されていた。
次の見開きはサンドイッチやカツパン、オリジナルバーガーといった各種スナック類のメニューが掲載されている。
次の見開きは「トーストメニュー」「ホットドッグ」「熱々ミール」「スパゲッティ」「お手頃スナック」「サラダ」といった各種メニューとなっている。
更にページをめくると、「シロノワール」と各種ケーキ、デザートセットが掲載されていた。
次の見開きは「クロネージュ」とデザート、モーニングのページとなっている。
最後の見開きはコーヒーチケットの紹介がされていた。
メニューとは別にラミネートされたメニューがある。雑誌のオレンジページとコメダ珈琲店のコラボメニューで、表面には「オレンジと小倉あんのクロネージュ」が掲載されている。
裏面は「オレンジと小倉あんのシロノワール」が掲載されていた。
注文したのは期間限定の「オレンジと小倉あんのシロノワール」である。通常サイズとミニサイズがあるが、通常メニューを注文した。喉が渇いていたこともあり、ドリンクは「たっぷりサイズ アイス豆乳オーレ」を注文する。店員に「豆乳オーレは甘くしないこともできますが…」と言われたが、「甘くしてください」と答えた。
カバンの中から読み物を取り出し、お冷を飲みながら記事に目を走らせていると、「オレンジと小倉あんのシロノワール」と「たっぷりサイズ アイス豆乳オーレ」が運ばれてきた。「たっぷりサイズ アイス豆乳オーレ」にはサービスの豆菓子が添えられている。
最初におしぼりで手と顔を拭くと、「オレンジと小倉あんのシロノワール」のソフトクリームが溶け始めているのを気にしながら、「たっぷりサイズ アイス豆乳オーレ」にストローを挿して、アイス豆乳オーレを少し飲む。小さな樽をイメージしたような金属製のカップには氷を浮かべたアイス豆乳オーレがたっぷりと入っている。
ストローを勢いよく吸い込むと、甘さ控えめのアイスオーレが口の中に流れ込んできた。豆乳のミルキーな甘さの中に豆の香ばしさがほんのりと感じられる。冷たいアイス豆乳オーレは、空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。
いよいよ「オレンジと小倉あんのシロノワール」を食べる。「オレンジと小倉あんのシロノワール」は小倉あんをサンドして、パウダーシュガーをたっぷりと振りかけたデニッシュパンを6等分にカットし、ソフトクリームをたっぷりと載せて、チョコソースとオレンジソースをふんだんにかけたスイーツである。ちなみにデニッシュパンは直径14cm、厚さ5cmほどもあり、かなりボリューム感がある。
まずはフォークでデニッシュパンを1個持ち上げて、かぶりついた。ほのかに温かいデニッシュパンはふっくらとした食感で、サクサクとした軽い食感の表面の生地が香ばしくて美味しい。サンドされた小倉あんの甘さに冷たいソフトクリームがよく合う。酸味の効いたオレンジ―ソースとチョコレートソースのビターな甘さがアクセントになっている。
デニッシュパンを1切れ食べると、デニッシュパンの断面が現れた。デニッシュパンの上面にトッピングされたソフトクリームにオレンジソースとチョコレートソースが贅沢に絡まっている。
スプーンでソフトクリームを掬って口に運ぶ。冷たいソフトクリームのミルキーな甘さとオレンジソース、チョコソースの三つ巴の味が口の中で合わさって口の中に入ってくる。間髪入れずに2切れ目のデニッシュパンにかぶりついた。ソフトクリームをしっかりと受け止めたデニッシュパンにサンドされた小倉あんの甘さと小豆の食感が、またたまらなく美味しい。もうフォークが止まらなくなった。
無我夢中で食べていると、気づいた時にはデニッシュパンが1切れ皿の上に残されているだけである。この1切れのデニッシュパンで、皿に垂れたソフトクリームやソースを拭き取るようにしてを拭って口に放り込んだ。
久しぶりのシロノワールを堪能して、ちょっと放心状態になってしまった。シロノワールの余韻を楽しみながらアイス豆乳オーレを飲む。少し落ち着いたところで、アイス豆乳オーレを飲みながら、サービスに添えられた落花生の豆菓子を食べる。
小袋の中には豆菓子が9粒入っていた。
アイス豆乳オーレを飲みながら豆菓子を食べ、再び読み物を読み始めた。カップの中にたっぷりと注がれたアイス豆乳オーレは、量があって、なかなか楽しめた。豆菓子が無くなり、アイス豆乳オーレを飲んでしまうと、お冷を飲みながら記事を読む。
店に入ってから小一時間が経過したところで、お冷も無くなった。帰り支度をして席を立つと、伝票を持って入り口脇のレジに進んだ。代金を払い、店を出る。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。途中、三鷹駅で座ることができたので、シートに腰を下ろすと、心地よい眠気が襲ってくる。睡魔に身を委ねて瞼を閉じると、気が付いた時には電車が多摩川を渡るところだった。電車が日野駅に到着すると、電車を降りる。
改札を抜けて駅の外に出ると、駅の西側に出た。ロータリー前で信号待ちをしながら空を見上げると、上空には澄んだ暗い空が広がっている。所々に薄く綿を広げたような雲が広がっていて、いくつもの星が瞬いているのが目に入った。夜になってぐっと冷え込んで、北よりの風がきりっと冷たく感じられた。