今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、煌めく星が散りばめられたように見えていた。今朝の気温は9℃で西よりの風が吹いている。昨日降った雨で路面はしっとりと濡れていて、所々に水たまりができていた。空気が湿っぽいものの、寒さが緩んだような朝である。湿った風が涼しく感じられた。
今日はカレンダー通りの通常出勤である。早朝に家を出ると、東の空がほの明るくなっていて、街灯や団地の通路の照明の白い光が眩しく見えた。日野駅のホームに昇ると、東の地平線付近がロゼ色に染まっている。ホームに滑り込んできた電車の車内はガラガラに空いていたが、国分寺駅を過ぎると、次第に車内が混みあってきた。
新宿に到着して改札を抜けると、地下道を歩いて職場に向かう。職場のあるフロアから窓の外を見渡すと、市街地の上空には澄んだ青空が広がっていて、朝日を受けた市街地がオレンジ色に染まっていた。市街地の西側に横たわる山々の稜線がクッキリと見えていて、その奥に冠雪して白く染まった富士山がほのかに赤く染まっている。やがて朝日が昇ってくると、次第に空が明るくなってきた。
日中は晴れて青空が広がっているものの、南から薄い雲が広がってきた。昼間の最高気温は21℃で、北よりの風が吹いている。午前中は日射しが燦々と降り注いで心地良い陽気であるものの、太陽が雲に隠れて次第に日射しが弱くなってきた。湿度が低く、空気がカラリとしている。風が冷たくて、少し涼しく感じられるものの、過ごしやすい陽気となった。
午後になって、上空には次第にどんよりとした雲が広がってきた。ちなみに今日の日没の時刻は16時30分である。さすがに日が暮れるのが早いと実感できる。
仕事を終えて、帰宅する頃には既に空は暗くなっている。建物の外に出ると、上空には暗い空が広がっていた。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。休みの狭間ということもあって、新宿駅西口の西新宿一丁目商店街はかなり混みあっている。混雑を避けて、新宿駅から電車に乗ると、中野駅で下車した。
駅北口改札を抜けて、中野サンモール商店街を中野ブロードウェイに向かって歩いていく。途中、右に折れて狸小路に入った。そのまま駅北口ふれあいロードに出ると、右に折れる。するとすぐ左手にラーメン屋「麺屋こころ 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。
店の入口の手前右手にアルコール消毒液が無造作に置かれているので、これで手指を消毒すると店に入った。店内に入ると、すぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。食券を購入すると店の奥に進んだ。
店内は奥行きのある細長い空間で入口から右手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が8席直線状に並んでいる。その中の1つに腰を下し、カウンターの上に食券を並べた。この店の看板メニューは「台湾混ぜそば」だが、立川店で「全部のせ台湾混ぜそば」を試している。今日はラーメンを食べたい気分だったので、「台湾ラーメン」を注文することにした。ラーメンだけでは足りないので、「水餃子5個」と「白飯」を併せて注文する。店員から「ラーメンにニンニクを入れますか」と聞かれてお願いすることにした。
カウンターの上には重ねられたコップが並べられていて、その脇に台ふきんと冷水のポットが置かれている。コップを1つ手に取ると、冷水のポットから冷水を注いで、カウンターテーブルの上に載せた。カウンターテーブルの上にはコショウと一味唐辛子、昆布酢といった薬味や調味料の他、箸と楊枝、ティッシュ、料理の説明が書かれた紙をラミネートしたものが数枚置かれている。なお、店員に言えば、紙エプロンの用意があるとのこと。
お冷を飲んで店内を見回していると、しばらくして料理が一式カウンターの中から出された。
「台湾ラーメン」の麺は細麺で、醤油ベースの赤いスープに浸かっている。麺の上には刻んだ生のニラと刻みネギ、台湾ミンチ、刻みニンニクが載せられていて、海苔が1枚添えられており、レンゲが添えらえている。
まずはレンゲを取って、スープを少し飲む。麺の上に載せられた具を少しかき分けるようにしてスープをレンゲで掬って口に運んだ。スープはあっさりとした味わいで美味しい。ピリ辛で、ニンニクのパンチが効いている。
続いて麺を食べようとしたのだが、そのまま麺をすするより、具と麺をかき混ぜて食べるべきだと思いついた。そもそも看板メニューは混ぜそばなので、ラーメンは汁付混ぜそばと考えればよい。そう考えると、海苔をどうするか考えてしまう。海苔も麺に混ぜても良いが、これはライスで食べるべきだろう。そこで、麺を食べる前にライスに箸を付けることにした。
ライスはお碗に盛られている。
海苔をライスの上に広げて、ご飯をくるんで食べる。ちなみに海苔は大きくて、なかなか立派なものだ。しかも厚みがあって、パリパリとした食感が美味しい。スープを適度に吸っていて、それがライスに適度に染み込んで、辛旨い。海苔を片付けてしまうと、今度は麺と麺の上に載せられた具を箸でかき混ぜて、麺をすすった。
台湾ミンチは唐辛子とニンニクを効かせたミンチで、ピリ辛で美味しい。つるつるとした喉越しの麺にたっぷりと台湾ミンチや刻んだニラが絡まって口の中に入ってくる。肉の旨味にニンニクと唐辛子の辛味が加わり、生ニラのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、どうにも箸が止まらない。体が次第に熱くなって、額に汗が浮かんできた。
カバンの中からタオルを取り出して、汗を拭きながらラーメンを食べる。次第にニラやニンニクにはスープの熱が入ってきて、味変してきた。麺があらかた無くなってきたところで、再びライスを食べる。
今度はライスを水餃子で食べることにした。水餃子は小ぶりのお碗に5個入っていて、その上にたっぷりの刻みネギがトッピングし、糸唐辛子をあしらっている。餃子にはゴマ油が滴下してあって、ゴマの香ばしい香りが食欲をそそる。水餃子は既に味が付いているとのこと。
まずは水餃子を1個箸でレンゲに載せて口に運んだ。つるんとした皮に包まれた餡は、豚挽肉にニラとキャベツが入っている。肉の旨味と野菜の旨味が絡まった味わいで、ジューシーで美味しい。水餃子を食べながらライスをかき込んだ。
水餃子とライスを交互に食べていると、あっという間に水餃子が無くなった。いつもなら、ここでラーメンのスープをライスに注いで、雑炊風にして食べるところだが、ラーメン丼の底に残ったスープは少なく、残ったライスをラーメン丼に全て投入することにした。レンゲでライスとスープをかき混ぜて口に運ぶ。
ピリ辛でパンチの効いたスープをベースにした雑炊は、なかなか食べ応えがある。ちょっとむせ返るような辛さの味わいだが、それはそれで美味しい。サラサラと雑炊を食べてしまった。
最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
空になった食器をカウンターの上に載せ、テーブルの上を台ふきんで拭くと、店を出た。
汗をかくくらいに熱くなった体に夜風が気持ちいい。駅北口ふれあいロードを歩いて中野駅前に出ると、改札を通って中野駅の構内に入った。中央線快速電車のホームに昇ると、ホームに滑り込んできた電車に乗り込む。車内は混んでいたが、途中荻窪駅で座ることができた。満腹で眠くなってきたこともあり、そのまま眠気に身を任せて瞼を閉じると、電車が立川~日野間の多摩川の鉄橋を渡るところで目が覚めた。
電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて外に出る。上空には綿を敷き詰めたような雲が広がっていたが、南の空の一角が雲が切れて暗い空が顔を覗かせている。夜の空気に昼間の暖かさの余韻が感じられるものの、北よりの風が涼しく感じられた。
今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっているものの、東の空には綿をちぎったような雲が広がっていて、雲の合間から朝日が射しこんでいる。今朝の気温は18℃と、涼しい朝となった。湿度が高く、空気がシメシメとしているものの、北よりの風が吹いていて、風がヒンヤリとして心地よく感じられる。天頂付近には白い半月が浮かんでいるのが見えた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。涼しくなって過ごしやすくなったせいか、週末にもかかわらず、今日は通勤電車の車内がいつもより混んでいる。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かった。西の窓から外を見渡すと、東京の市街地の先に山々の稜線のシルエットが浮かんでいて、富士山の姿が霞んで見える。朝日が昇ってくるにしたがって、日射しの強さが次第に増してきた。
日中は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は31℃で、再び真夏日となった。強い日射しが降り注いで厳しい残暑が戻ってきたものの、湿度が低くてカラリとした暑さである。南よりの風が吹いていて、太陽が雲に隠れて日が陰ると、風が心地よく感じられた。木陰からかすかにセミの鳴き声が聞こえたような気がした。
今日は週末ということもあり、仕事に区切りが付いたところで、早々に帰宅することにした。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、たまにはちょっと一杯やっていきたいところだったが、新宿駅西口の西新宿一丁目商店街の混雑ぶりを見ると、その気分も萎えた。とりあえず、新宿駅から電車に乗って、中野駅で下車する。
北口改札を抜けると、駅北口ふれあいロードを北に向かって歩いて行く。途中で左折して狸小路に入ると、右手奥に「らーめんKaeru」と書かれた看板が見えた。
今日はこのラーメン屋「Kaeru」に入店することにした。
店に入るとすぐ左手に券売機があって、ここで食券を購入する。券売機の右脇に置かれた段ボールはこの上にアルコール消毒液が置かれているので、これで手指を消毒すると食券を購入する。
ちなみに券売機の右手のカウンターの上には給水器が置かれていて、その手前に重ねられたコップが並べられている。コップを1つ手に取り、給水器で冷水をコップに注ぐと、コップを持って店の奥に進んだ。
店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が6席L字形に配されている。店の奥のカウンター席に座ると、食券をカウンターの上に置いた。注文したのは「味玉らーめん」である。太麺か細麺を選べるとのことで、「太麺」を注文する。更にトッピングを聞かれて、思わず「全てお願いします」と言ってしまった。ちなみにトッピングはカウンターの上の壁に貼られている。
店内に貼られた雑誌のスクラップを見ると、平日のライスは無料と書かれていたので、ライスも注文しようとしたのだが、店主にライスはやっていないと言われてしまった。
お冷やを飲みながら、料理が出来るのを待つ。カウンターの上にはミル付胡椒が置かれている。卓上には醤油と酢、一味唐辛子といった調味料の他、箸と楊枝、ティッシュボックス、アルコールハンドスプレー、台ふきんが置かれている。
最初にカウンターの上にトッピングの生玉子が置かれた。
やがてラーメンがカウンターの中から出された。
その量を見て思わず、目を剥いた。久しぶりの次郎インスパイア系豚骨醤油ラーメンである。太麺の上には山盛りに盛られたモヤシとキャベツ、タマネギの脇にチャーシューが1枚と味玉が1個、刻んだニンニクが添えられている。
横から見ると、モヤシが麺にうずたかく積まれているのが実感できる。ライスが無くて正解だったかもしれない。
レンゲはモヤシの山の裏に隠れるように添えられていた。
まずはレンゲをとって、スープを掬って飲んでみる。背油がたっぷりと浮かべられた豚骨醤油スープは膜が張っていた。豚骨、背ガラ、豚足、鶏ガラに野菜をじっくりと煮込んで作っているとのスープは一見するとこってり味を感じさせるが、レンゲで掬って飲むと、意外にもマイルドでしつこくない。醤油のしっかりとした味と背脂の甘みが感じられて、さっぱりとした味わいで美味しい。
最初に野菜を食べる。野菜の山を崩さないようにスープに浸った野菜を少しずつ食べていく。野菜はモヤシの量が圧倒的に多く、シャキシャキとした歯ごたえにスープが絡む。タマネギの辛みと熱の入ったタマネギの旨味がアクセントのように口の中に広がった。キャベツは少な目で、キャベツの葉脈の部分の歯応えがまた美味しい。
ちょっと多すぎる野菜を生玉子の器に一旦退避させることにした。玉子は小さいお椀に1個入っている。
殻を割り、小器に玉子の黄身と白身を落とした。
この器に野菜を退避させる。大方の野菜を移したところで、麺を食べた。浅草開化楼製の麺は手もみの縮れ麺で、スープがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。コシがあって、弾力のある歯応えが感じられる。ちなみに麺の量は並盛で200gあり、食べ応えがある。刻みニンニクが麺に絡んで、ガツンとした味わいで美味しい。
麺を食べながらチャーシューを食べる。脂身と赤身のバランスのとれたチャーシューは分厚いが、箸で持ち上げると形が崩れるほどにやわらかい。赤身は口の中でホロホロとして崩れるような歯応えで、脂身は甘くて舌の上でとろけるような味わいである。味玉は弾力のある歯応えで、黄身の旨味の濃い味わいに甘みが美味しい。
麺を大方食べ終えたところで、生玉子の器に退避させた野菜を生玉子ごとラーメンの器に投入した。野菜をスープに浸して野菜を食べる。生玉子が絡んだ野菜は甘みがあって美味しい。玉子が溶けたスープは白濁している。
野菜を食べ終えると、丼を傾けてスープを飲んだ。よりマイルドな味わいのスープはクリーミーな味わいで美味しい。野菜の美味さとニンニクの辛さ、背油の甘みが一体となって、胃袋に注がれていく。最後の一滴まで飲み干してしまった。
最後にコップに残ったお冷を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。ライスが無くて良かったと、あらためて思った。丼とお椀、コップをカウンターの上に上げると、席を立って店を出た。中野駅の周囲もかなり酔客で混み合っている。帰りは中野サンモール商店街を通って中野駅に向かった。駅改札に入ると、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て甲州街道沿いに歩きながら上空を見上げると、大きな雲が割れるようにして、暗い空が顔を出しているのが見える。雲の合間からは明るく光る星が見えた。
弱い北よりの風が吹いていて、シメシメとした風が涼しく感じられる。団地の草むらの中から秋虫が甲高く鳴いているのが聞こえた。
今日は曇り時々晴れ一時雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は17℃で西よりの風が吹いている。湿度が高くて、シメシメとした風がヒンヤリと感じられた。
今日は所用があって1日年休を取った。今週はいろいろと忙しく、休むヒマも無かったが、1週間前から右脇の下から背中にかけて腫れぼったく感じられてきたのと、背中に湿疹状のものが出来て、むず痒い。日中は特に辛くて、仕事にも集中できなかった。
そこで、午前中は自宅の近くの医者に行くことにした。内科の医院だが、もしそこで対応が出来なくても、何科の医者に行けばいいか教えてくれるだろう。
9時過ぎに家を出て医者に行く。午前中は薄日が出る時間帯もあって、空が明るくなってきた。日射しが出ると気温が上昇して、かなり蒸し暑い。東よりの風が吹いていて、風が幾分涼気を運んできてくれるものの、額から汗が噴き出すように流れて、タオルが手放せなかった。
診察の結果、ストレス性の帯状疱疹とのことだった。自分の年代には多く見られる症状とのことで、自分の場合はまだ症状が抑えられているとのこと。医院を出た後は、近くの薬局で薬を処方してもらった。
時計を見ると、もう昼近くになっている。帰宅する前にお昼を食べて行くことにした。日野駅西口のロータリーから大坂上通りを登っていと、日野大坂上交差点脇の3階建てのピンク色の建物の1階にラーメン屋「麺想 折かわ」がある。
今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンターが設けられている。カウンターの正面にはカウンター席が5席直線上に配置されていて、入口に面したカウンターの上には券売機が設けられていた。
券売機の脇のカウンターテーブルの上にはアルコール消毒液が置かれている。アルコール消毒液で手指を消毒すると、券売機で食券を購入した。
食券を購入すると、店主に座る席を指定されたので、その席に腰を下ろし、食券を店主に渡す。注文したのは「特製長岡生姜醤油ラーメン」と「釜揚げしらすご飯」である。
カウンターの上には重ねられたコップが並べられている他、ブラックペッパーグラウンドと箸、レンゲ、紙ナプキン、冷水のポットが並べられている。コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注ぐと、まずは1杯お冷やを飲み干して、喉を潤した。再びコップを冷水で満たし、カウンターの上に置いた。
しばらくして、最初に「特製長岡生姜醤油ラーメン」がカウンターの中から出された。続いて「釜揚げしらすご飯」がカウンターの中から出された。
さっそく紙ナプキンを1枚取り、箸とレンゲを取ってラーメンを食べることにする。
円錐台を逆さまにしたような丼に入った「特製長岡生姜醤油ラーメン」の麺は中細のストレート麺で、濃い色の醤油スープに浸かっている。麺の上には大きなチャーシューが3枚と小さなチャーシューが2枚、味玉が1個、メンマ、ほうれん草、ナルトが1枚載せられて、海苔が1枚添えられている。スープには刻みネギが浮かべられている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。新潟県長岡市のご当地ラーメンを独自のレシピで仕上げたというラーメンのスープは動物系のスープと魚介系のスープのダブルスープに自家製たまり醤油たれを合わせているようだ。
店のインスタによれば、生姜は動物系スープを炊く際にも使用しているとのことだが、動物系スープと魚介系スープを合わせる際にも追い生姜をしているとのことである。スープを飲むと、煮干しの風味と生姜の味わいが口の中に広がった。見た目は濃そうなスープだが、飲んでみるとあっさりとした味わいで旨味が濃くて美味しい。
レンゲを置いて麺を食べる。三河屋製麺製の麺はシコシコとした食感とモチモチとした歯触りが美味しい。麺にはたっぷりのスープと刻みネギが絡まって口の中に入ってきた。
麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。厚みのあるチャーシューは脂身と赤身が半々で、脂身は甘く、赤身はスープをたっぷりと吸ってジューシーで美味しい。口の中に入れると赤身がホロホロと舌の上で崩れるような食感である。小さいチャーシューは2枚で大きなチャーシュー1枚分くらいの大きさがある。なかなか食べ応えがあった。
メンマは極太で、歯応えがありながらもジューシーで美味しい。ラーメンに彩りのアクセントを与えているほうれん草は、スープを吸ってジューシーな味わいである。味玉はぷるぷるの食感で、黄身の味わいが濃くて美味しい。赤いラインが鮮やかなナルトも美味しかった。
麺をあらかた食べ終えたところで、「釜揚げしらすご飯」を食べる。「釜揚げしらすご飯」は小さなお碗に盛られたご飯の上にたっぷりの釜揚げしらすが載せられて、刻みネギが散らされている。
「釜揚げしらすご飯」には醤油が添えられている。
「釜揚げしらすご飯」にスープをかけて食べようとかとも思ったのだが、添えられた醤油をかけても美味しそうだったので、醤油をかけて食べることにした。
醤油をかけた「釜揚げしらすご飯」をかるくかき混ぜて、かき込むようにして食べる。しらすの甘さに醤油の旨味が絶妙に絡んで美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。ラーメンのスープに浮かんでいた海苔でご飯をくるむようにして口に運んだ。スープの旨味をたっぷりと含んだ海苔としらすの甘さの組み合わせもまた美味しい。あっと言う間に「釜揚げしらすご飯」の茶碗が空になった。
最後に丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。コップに残った冷水も飲み干すと、丼とお碗、コップをカウンターの上に載せて、席を立った。
日中は再び雲が広がってきて、日射しが無くなった。湿度が高くて、ムシッとした暑さの陽気である。日中の最高気温は25℃で、夏日となった。食事を終えて帰宅する途中で、汗が額から滴り落ちて、汗だくになってしまった。
午後になって南よりの風が吹いて来ると、雲が切れて青空が顔を出した。雲の合間から日が射して来て、団地の前庭の木々の影が濃く見える。団地の前庭に咲くタンポポの黄色い花の中にはタンポポの綿帽子も見えていて、風に吹かれて微かに揺れていた。
夕方になって太陽が西の空に広がる雲に隠れると、次第に空が暗くなってきた。日が沈む頃になって、雨が降ってきた。
雨は1時間ほどで止んだ。雨が止むと気温が少し下がってきて、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
連休の狭間の今日は曇り時々晴れ。今朝は西の空には青空が見えているものの、東の空には薄い雲がかかっていて、朝日が薄雲を透かすようにして照らしている。今朝の気温は14℃で、弱い北よりの風が吹いていた。
当初は今日は午前中テレワークをする予定となっていたが、急遽、カレンダー通りの通常出勤となった。早朝に家を出ると、日野駅から中央線快速電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に着くと、スーツケースを持った旅行に行く人たちで駅の構内はごった返していた。人混みを抜けて、コンビニで朝食を買うと、職場に向かう。職場のあるフロアの窓から外を眺めると、上空を雲がすっぽりと覆っていて、薄日が射している。市街地の西に見えるはずの山々の稜線は、雲に隠されてしまっていた。
午前中は外出したものの、昼前に職場に戻ってきた。日中は曇りで、上空一面を雲が広がっているものの、薄日が射している。昼間の最高気温は25℃をわずかに下回るくらいで、夏日とはならなかったものの、初夏のような陽気となった。日射しが弱いせいか、それほど暑くはないが、外を歩いていると少し汗ばむくらいである。南よりの風が吹いていて、風が爽やかに感じられた。
今日は連休の狭間ということもあり、比較的仕事も早めに終わったので、定時を廻って1時間弱が経過したところで、帰宅の途につく。まだ空は明るくて、帰るのも気が引けるくらいである。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。今日も新宿駅周辺は混んでいるので、人混みを避けて立川で食べることにした。新宿駅の中央線下りホームに昇ると、目の前に通勤快速電車が停まっている。早い時間なので、それほど車内は混んでいなかった。
途中、三鷹駅で座ることが出来たので、ウトウトとしていると、電車が立川駅に到着した。電車を降りると、西に広がる雲が夕日で赤く染まっていた。
駅の改札を抜けると駅南口に出た。ペデストリアンデッキを歩いてアレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに向かう。
昨年9月に閉店したラーメン屋「悟空」があった場所に先月の5日、ラーメン屋「麺や 独歩 立川店」がオープンしている。
今日はこの店に入ることにした。
店の入口右手に券売機がある。
券売機の上には各種中華蕎麦・つけそば・油そばの写真と特製・豚のチャーシューの枚数やトッピングが掲載されている。
券売機の右手にあるアルコール噴霧器兼検温器で検温と手指のアルコール消毒を済ませると、食券を購入する。ちなみに油そばは売切となっていた。
食券を買うと、店の入口に店員が待機していて、食券を店員に渡した。注文したのは看板メニューの「特製魚介中華そば」と「豚めし」である。店員に「当店の中華そばは普通盛りで通常のラーメン屋の2倍の量が入っています。小盛に変更することが出来ます。」と言われたが、「普通盛」で注文することにした。また「豚めし」はニンニクとタレのどちらかを選ぶとのことで、ニンニクで注文する。
店内は入口から見て右手奥に4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている他、左手には厨房に面してカウンター席が3席配されており、その左手に4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。
入口で店員にお冷やを持ってカウンター席に座るよう案内された。入口を入ってすぐ左手に給水器の載った棚がある。給水器の脇には「あきしま名店 お散歩マップ」というパンフレットがうずたかく積まれていて、その右手に楊枝とティッシュボックスが置かれている。給水器の下の段には重ねられたコップが並べられていて、そこからコップを1つ手に取ると、冷水器で冷水を注いだ。
お冷やを持って、カウンター席に座る。卓上には煮干酢と白胡椒といった各種調味料と箸、ティッシュボックス、冷水のポットが置かれている。まずはお冷やを1杯飲み干すと、再び冷水をコップに注ぎ、卓上に置いた。
店内にもメニューが掲げられている。現金で追加の注文ができるとのこと。
最初に「特製魚介中華そば」が運ばれてきた。やや間を置いて「豚めし」が運ばれてきた。
さっそく箸を取って食べることにする。
大きな丼に入った「特製魚介中華そば」の麺は中細麺で、茶褐色のスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2切れと味玉が1個、ナルトと海苔が1枚、メンマが載せられていて、スープには刻みネギが少し浮かべられている。
まずは「特製魚介中華そば」に添えられたレンゲを取って、ラーメンのスープを飲んでみる。いりこ煮干し、鰹など10種類の具材を贅沢に使用した魚介スープに醤油ダレを合わせたスープは比較的あっさりとした味わいで、魚介ダシの味わいが強く、奥深い旨味が感じられる。
続いて麺を食べる。手もみの中細麺は鈴めんオリジナル麺で、弾力のある歯応えにたっぷりのスープが絡まって口の中に入ってくる。つるつるとした喉越しとモチモチとした歯応えが美味しい。麺と同じように細くカットされたメンマがシャキシャキとした食感で、歯応えにアクセントを与えている。
麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。肉塊のようなチャーシューは赤身と脂身の割合が2:1くらいあって、赤身は味が濃く、歯応えがありながらジューシーで美味しい。脂身は舌の上でとろけるような食感で、甘くて美味しかった。2枚のチャーシューの下にはカットされたチャーシューの塊が隠されていた。脂身は無く、歯応えのある赤身で、ガツンとした食感と肉の旨味が美味しい。
味玉はよく味が染みこんでいて、黄身の味が濃厚で美味しい。ラーメンに彩りを与えているナルトはフワフワとした食感で、スープを吸ってジューシーな味わいである。スープを吸った海苔は麺に絡みついて、そのまま口の中に入ってきた。
普通盛で麺の量が300g入っているという大盛の麺はなかなか食べ応えがある。麺をあらかた食べ終えたところで、「豚めし」を食べることにした。
今回選んだニンニクをトッピングした「豚飯」は小さなお碗にご飯を盛り、その上に刻んだチャーシューを散らして、フライドガーリックをたっぷりとトッピングし、刻みネギと刻み海苔を載せている。
まずはそのまま箸で食べる。フライドガーリックが香ばしい「豚めし」はチャーシューの旨味とフライドガーリックのカリッとした歯応えの組み合わせが美味しい。刻み海苔と刻みネギが食感と風味のアクセントになっている。
続いて「豚めし」にラーメンのスープをレンゲで注ぎ、雑炊風にしてかき込んだ。スープの旨味がご飯とチャーシューに絡んで、サラサラと美味しい。スープの旨味をたっぷりとまとったご飯が刻んだチャーシューとフライドガーリックと一緒に口の中に流れ込んでくる。スープを吸ったフライドガーリックはしっとりとした歯応えで、これがまた美味い。あっという間にお碗が空になってしまった。
最後にラーメンの丼を傾けてスープを飲む。一見すると濃く見えるスープはゴクゴクと飲める優しい味わいで、煮干しの旨味と醤油の旨みが重なり合って口の中に流れ込んでくる。スープの底に溜まっていたチャーシュー片がまた美味い。スープをたっぷりと吸ったチャーシューはジューシーで、味が濃い。もう一杯ご飯が欲しくなってしまう。
スープを飲み干すと、コップに残ったお冷やを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。
帰り支度をして店を出る。アレアレア2の建物を出ると、夜風が熱くなった体に心地よかった。ただ、風が少し湿っぽく、汗が額から滴り落ちる。カバンの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら立川駅に向かった。
立川駅から中央線快速電車に乗って日野駅に移動する。日野駅に着くと、改札を抜けて駅西口のロータリー前に出た。
上空には薄い雲が広がっているようだ。西の空には弦を引き絞ったような弓の形をした白い月が浮かんでいて、薄い雲を通して朧に光を放っている。少し気温も下がってきたようである。強い南よりの風が吹いていて、少し風が冷たかった。
今日は晴れ。今日は1日年休を取ったこともあり、起床したのは朝6時である。カーテンを開けて空を見上げると、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、東の空に昇ってきた朝日が眩しい。今朝の気温は8℃で、弱い北よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、風が冷たくて、空気が清々しく感じられた。
今日は藤沢の実家に行くことにしている。久しぶりに実家の近くの床屋で散髪することにしているので、髭は剃らずに顔だけ洗った。お湯を沸かして熱いコーヒーを淹れると、玄関のドアポストに投函された朝刊を見ながら、簡単に朝食を済ませる。
午前中にルンバで部屋の掃除を済ませると、準備をして家を出た。日野駅から中央線に乗って八王子駅に向かう。八王子駅では横浜線に乗り換えて、町田駅に到着した。町田でお昼を食べていくことにして、JR横浜線町田駅中央改札を出る。
原町田大通りを東に歩いていき、原町田中央通り交差点を左折して、一番街通りを小田急線町田駅東口方向に歩いて行く。交差点から150mほど歩いて行くと、右手にカラオケ店の赤い看板が見えてくるが、その手前を右手に入る路地があり、その路地に入った。すると、赤地にラーメンと書かれた幟が目に入った。
見ると、左手の建物の入口に白地に黒字で「神極麺」と書かれた暖簾がかかっている。今日はこのラーメン店「神極麺」に入ることにした。
1階の入口の中央に置かれたメニューの所にチラシが挟んである。このチラシを持っていくと、トッピングサービスが受けられるとのことなので、チラシを1枚手に取って暖簾をくぐると、階段を昇って店に入った。
入口から見ると右手に厨房があり、左手にバーカウンターがある。厨房の前にはカウンター席が3席設けられている他、4人掛けのテーブル席が1卓と3人掛けのテーブル席が1卓、2人掛けのテーブル席が4卓設けられている。このうち、4人掛けのテーブル席と3人掛けのテーブル席はかなり広く、8人と5人くらいは座れそうである。
店員は1人だけで、ワンオペで全てをこなしていた。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、2人掛けのテーブル席に座る。するとお冷やが運ばれてきた。
卓上にはあらびきコショーとテーブルコショー、七味、おろしニンニクといった調味料や薬味と箸、楊枝、紙おしぼり、冷水のポット、メニューが置かれている。
お冷やを飲みながらメニューを見た。メニューの片面には各種ラーメンと各種トッピングメニュー、ライスが掲載されている。ちなみにライスは無料となっている。
裏面は各種飲物とおつまみが掲載されている。
壁にもメニューが掲載されていた。
さっそく料理を注文する。注文したのは「特製ラーメン」である。「特製ラーメン」にはメニューに掲載されているトッピングの内、白ねぎを除くトッピングが載せられる。そこで、入口でもらったチラシで白ねぎをトッピングしてもらうことにした。
更に手作り焼餃子も注文することにして、手作り焼餃子6ケを注文した。ライスは無料ということで大盛にしてもらった。
お冷やを飲みながら店内を見渡す。元はイタリア料理店だったようだ店内は、ラーメン店らしからぬ店内で、奥には使用されていないスロットも置かれていた。
しばらくして、料理がテーブルの上に並べられた。
さっそく箸と紙おしぼりを取る。
餃子には醤油と酢、辣油が添えられた。
餃子に添えられた小皿に醤油と辣油を垂らして、餃子のタレを作る。
あらためて、お冷やで喉を潤すと、紙おしぼりで手を拭き、「特製ラーメン」を食べることにした。ラーメンの麺は中細の手もみ麺で、褐色のスープに浸かっている。
麺の上には2枚のチャーシューと海苔が3枚、半分に割られた味玉、メンマ、水菜、ほうれん草、白ねぎが載せられている。
まずはレンゲを取ってスープを飲もうと思ったのだが、スープはやや少なめなので、後で味わうことにした。レンゲを置いて箸を取ると、まずはラーメンを食べる。中根製麺製の麺はもちもちとした弾力のある歯応えで、こってりめのスープがだっぷりと麺に絡んで口の中に入ってくる。つるつるとした喉越しで美味しい。ジューシーなほうれん草とシャキシャキとした食感の水菜と白ネギのコラボがアクセントになっている。
半分に割られた味玉は白身が薄くて、黄身が大きく見える。口に入れると、濃い味わいで美味しい。メンマは歯応えがあって、存在感が感じられた。
海苔はご飯で食べることにした。大盛にしてもらったご飯はラーメン丼よりも小さめのお碗に山盛りに盛られている。
海苔をスープに浸し、ご飯を丸めて口に運ぶ。ちょっとかためのご飯は弾力のある歯応えに甘みが感じられる。スープを吸った海苔がジューシーで美味しい。3枚の海苔を片付けると、再びラーメンを食べた。
麺の上に載せられているチャーシューは直径が10センチ以上もあろうかという大きさで、しかも厚みがある。赤身と脂身がマーブル状に混じり合っていて、箸で持ち上げようとすると、崩れるほどに柔らかい。口に入れると、トロトロとした食感で、舌の上で脂身が溶けてしまうように美味しい。赤身はスープをたっぷりと吸って、ジューシーな食感である。
麺があらかた無くなったところで餃子を食べることにした。楕円形の皿に載せられた餃子は6個ある。
餃子の白い皮の表面にはこんがりとしたキツネ色の焦げ目が付いている。
先ほど作った餃子のタレに餃子をたっぷりと浸して口に運んだ。
皮が厚めの餃子の中には豚挽き肉をベースに刻んだキャベツとネギ、ニラが入った餡が閉じ込められている。もちもちとした食感の餃子の皮に包まれた餡は、豚肉の旨味に野菜の甘みが加わって美味しい。餃子にかぶりつきながら、お碗に残ったライスをかき込む。餃子を楽しみながらご飯を食べていると、餃子が無くなる頃に、ご飯茶碗も空になってしまった。
最後に、ラーメン丼を持ち上げると、丼を傾けてスープを飲む。こってり目のスープは味も濃いめで、醤油の旨みにトンコツスープの甘みが感じられた。スープを飲み干し、コップに残ったお冷やも飲み干して完食。美味かった。満腹である。
席を立って会計を済ませると店を出た。ちなみに会計は現金のみとなっている。店を出ると、風が涼しく感じられた。
日中は快晴で上空には雲一つない青空が広がった。昼間の最高気温は21℃で、日射しがたっぷりと降り注いでいて、空気はカラッとしている。春本番の暖かさで、汗ばむような陽気となったが、風が爽やかに感じられた。
町田駅から小田急線に乗って藤沢に向かう。藤沢に到着する頃には、北の空に小さな綿雲がいくつも浮かんでいるのが見えた。
実家に行くと、ついでに馴染みの床屋で散髪する。1月21日から3月21日までまん延防止重点措置が東京都に適用され、都民に対して「不要不急の都道府県間の移の自粛」が要請されたこともあって、実家に行くのを控えていた。その結果、散髪してから4ヶ月ほどが経過してしまっていた。髪を切ると、ようやくスッキリした気分である。
夜、日野の自宅に帰宅する。小田急線は3月12日のダイヤ改正で、江ノ島線藤沢駅~片瀬江ノ島間は各駅停車による折返運転のみに変更になった。藤沢駅で電車を乗り換えようとすると、20時6分頃に六会日大前で発生した人身事故で電車が止まっている。
振替輸送を実施しているとのことだが、IC乗車券での乗車には適用されない。運転再開は21時20分頃とのことなので、横浜経由で町田に向かったとしても、時間はあまり変わらなさそうだ。そこで、1時間ほど藤沢駅に停まっている電車の中で過ごすことにした。
上空には澄んだ暗い空が広がっていて、北の空に薄い雲が浮かんでいるのが見える。西の空に半月が浮かんでいて、その周囲に星が瞬いているのが見えた。
運転が再開されて15分後に、乗っていた電車が発車した。町田駅でJR線に乗り換えると、八王子駅で電車を乗り継いで日野駅に向かう。電車を降りて改札を抜けると、澄んだ暗い空の西の方角に大きな半月が浮かんでいた。