高野山は真言密教の聖地、誰もが知っている弘法大師こと空海が日本ではじめて真言宗を広めた場所です。
その高野山にはご利益を得られるたくさんのスポットがあるのですが、奥の院燈籠堂で販売されている『御衣切』は高野山最強のご利益アイテムです。
皆さんは6月28日に放送された『所さんのニッポンの出番!』という番組を見られたでしょうか?
この日に放送された番組では、高野山にある9つのご利益スポットが紹介されていました。
その中の一つがこの『御衣切』なのですが、実は中には弘法大師がお召になっていたお衣の切れ端が入っています。
弘法大師は今でも奥の院御廟で瞑想されていると言われており、毎日、お食事をされておられます。
その弘法大師のお衣は年に1回お着替えをすることになっており、その時にお召になっていたお衣の切れ端を『御衣切』として燈籠堂で販売しているのです。
ちなみに、この『御衣切』は奥の院燈籠堂だけではなく宝亀院というお寺にもお守りとしてあります。
実は、弘法大師がお召しになるお衣はここ宝亀院にある井戸の水を使って染めているのです。
この『御衣切』は、このまま持っていてももちろんご利益があるのですが、思いもよらない方法でそのご利益が最大に増強します。
その方法とは、コップに入れた宝亀院の井戸の水に御衣切の縦糸と横糸を1本ずつ入れて『南無大師遍照金剛』と7回唱えながらかき混ぜ、それを飲み干すことで、お大師様のご利益を直接授かることができるのです。
奥の院は高野山に行けば絶対にといって過言ではないほどお参りをしておかなければいけない場所です。
日本で仏教、とりわけ真言宗といえば、弘法大師は切っても切れない存在です。
その弘法大師が今も生きていて瞑想しているとされるのが、この奥の院にある御廟なのです。
そこで授かるご利益は計り知れないものがあります。
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