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JR常磐線の運転再開が復興への大きな一歩!

2017-01-18 20:58:44 | 鉄道の旅

東日本大震からこの3月で6年を迎えます。東北3県の被災地では、津波の影響で不通となった鉄道は、運転を再開した路線や復旧工事が進められている路線、さらに住民の移転や利用客の減少等からBRTによる運行と被災地の鉄道復活の形態はさまざまです。 
このうち首都圏と東北を結ぶJR常磐線は、津波被害や福島第一原発事故による帰還困難区域設定のため、今も不通となっている区間がありますが、昨年12月10日に相馬(福島県相馬市)~浜吉田(宮城県亘理町)間(22.6Km)で一部区間を内陸側に移設、高架化を行い、5年9か月ぶりに運転を再開しました。
運転再開に合わせ、沿線各自治体ではセレモニーやイベントが行われました。JR東日本では、相馬エリアから仙台圏までの往復と仙台フリーエリアがセットになったお得な「運転再開記念 仙台フリー乗車券」発売しています。これまでの代行バスと電車の乗り継ぎと比べると30分以上短縮されて通勤、通学の利用客には震災前の足がやっと確保されました。

常磐線の現在の不通区間は、竜田(福島県楢葉町)~小高(福島県南相馬市)間(36.6Km)で、小高~浪江(福島県浪江町)間(8.9km)が2017年春に、竜田~富岡(福島県富岡町)(6.9km)が2017年中にそれぞれ運転を再開する見込みで、急ピッチで工事が進められています。なお、福島県内の浪江~竜田間は、2019年度末(平成32年3月)までに復旧工事が進められ、全線で運転が再開される見通しとなっています。

JR常磐線 撮影;JG7WDI


高架化された区間








相馬駅



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