JG7WDI 鉄旅の隠れ家

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JR山田線宮古~釜石間復旧工事進む

2017-11-19 17:07:47 | 鉄道の旅
岩手県内のJR山田線の不通区間は鉄道施設復旧後、JR東日本から三陸鉄道に運行が移管される宮古~釜石駅間(55.4km)は、南リアス線と北リアス線に挟まれており、久慈~盛間(163km)が直通となるため、観光客等の利用者増につながる等、その効果に大きな期待が寄せられています。
現在、不通区間となっている宮古~釜石間のうち、釜石市鵜住居や片岸付近では架道橋や軌道復旧工事が、山田町の岩手船越駅構内でも軌道復旧工事が進められているほか、大槌町の玄関口となる駅舎建設予定地と駅前広場の整備が進められています。 来年度前半まで土木、軌道工事や電気・通信工事、駅舎の設計等を中心にJRによる復旧工事が進められるほか、後半には駅舎の建設工事や検査・試験運転も行われ開業準備が本格化する見通しです。
山田線の復旧工事完成後にはJRから三陸鉄道に移管され、総延長163kmの日本一長い第三セクター鉄道となりますが、沿線の人口減少や車利用者の増加により、経営環境が厳しくなっているため、岩手県や山田線沿線市町、南北リアス線沿線市町村がJR東日本と連携した利用促進、活性化に取り組むことにしています。震災復興に向けた地域ぐるみのマイレール運動に支えられ山田線は平成31年3月に開業の予定です。

写真撮影;JG7WDI
復旧工事が進む山田線釜石市片岸付近


岩手船越駅




大槌駅の駅舎建設予定地




三陸鉄道釜石駅




JR釜石線ホーム




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