JG7WDI 鉄旅の隠れ家

鉄道の旅、各地の駅弁をテーマとしたブログです。

JR常磐線 小高~浪江間開通!

2017-04-11 20:46:10 | 鉄道の旅
JR常磐線は、津波被害や福島第一原発事故による帰還困難区域設定のため、不通となっていますが、昨年12月に浜吉田(宮城県亘理町)~相馬(福島県相馬市)間(22.6Km)で一部区間を内陸側に移設、高架化を行い、5年9か月ぶりに運転を再開したのに続き、4月1日には小高(福島県南相馬市)~浪江(福島県浪江町)間(8.9km)が開通しました。これは富岡町や浪江町が帰還困難区域を除き、避難指示解除を行ったことに合わせたもので、常磐線は浪江~仙台間(92.7km)がレールで結ばれたと同時に、竜田~富岡間の列車代行バスの運行も新規に開始されました。
鉄道の運行再開は、地域の足としての鉄道復旧整備が着々と進められている証であり、震災前の生活環境の整備、震災復興に向けたまちづくりや観光客誘致へ向けて大きな原動力となっています。現在、常磐線の不通区間は、竜田(福島県楢葉町)~浪江(福島県浪江町)間(27.8Km)で、このうち竜田~富岡(福島県富岡町)(6.9km)が今年10月頃に運転を再開する見込みで工事が進められています。なお、福島県内の浪江~富岡間は、2019年度末(平成32年3月)までに復旧工事が進められ、全線で運転が再開される見通しです。

JR常磐線






原ノ町駅に停車中の浪江行電車







浪江駅付近




浪江駅








浪江駅ホームから未開通区間を臨む




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