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ミナリ

2021年03月20日 20時30分13秒 | 映画 ま行
評価:★★★☆【3.5点】



アカデミー賞最有力というコピーに釣られたワタシ。



1980年代のアメリカ。
農業での成功を夢見てアーカンソー州の高原に土地を買い、
家族で引っ越してきた韓国系移民のジェイコブ。
しかしそこは、誰も手を付けようとしなかった荒れ果てた土地。
農業で生計を立てるためには想像を絶する困難が待っていた。
それでも、しっかり者の長女アンと好奇心旺盛な弟デビッドは、
少しずつ新しい生活に馴染んでいく。
一方、妻のモニカは不便な生活に苛立ちを募らせ、
夢ばかり追うジェイコブとの溝は深まるばかり。
そんな中、夫婦は幼い姉弟の面倒を見てもらうために、
韓国から母スンジャを呼び寄せるのだったが…。
<allcinema>



冒頭から妻の強烈なインパクトに目が離せなくなって
このまま、夫婦の関係性が揺らいでいくんだろうなと先読みし
その緊張感の中、子供たちの存在が夫婦を再生させるヤツか?
だったが、ふたを開ければキーとなるのはおばあちゃん。

おばあちゃんアルアルなのかは知らないが
やらかして絶望的な結果に一度はなるが
長男と遊んだある場所が、その後の家族に希望を与える聖地となる。

なかなか良くできた家族再生のストーリーではあるけど
山場となるところまで起伏がないので、
長男の『クレヨンしんちゃん』ばりのいたずらが
チョットしたスパイスになっているのはありがたい。



【今週のツッコミ】

・個人的にジェイコブ見るたびに『ウォーキング・デッド』の
 グレンがちらついて、もしも妻がマギーだったら
 別の展開があるのかなとよそ事を考えたわ。

・新天地で夢をつかむという夫と現実を見る妻との
 ギャップはどこの国も同じなんだなとちょっと安心。

・にしても、さすがにおしっこをこっそり差し出す勇気は
 クレヨンしんちゃんもなかったと思うよ。

・ポール(ウィル・パットン)の胡散臭さに不安を覚えたが
 意外にいい奴だった。
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監督:リー・アイザック・チョン
脚本:リー・アイザック・チョン
音楽:エミール・モッセリ
出演:スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン

『ミナリ』


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