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リベンジ・リスト

2017年10月08日 16時17分02秒 | 映画 ら行
評価:★★★☆【3.5点】




超人的な強さを誇る男は第4のダークヒーローとなったのか。



失業中の自動車整備工スタンリー・ヒル。
ある日、空港の駐車場で暴漢に襲われ、妻を目の前で殺され、
自身も重傷を負う。
やがて実行犯が逮捕されるも、
裏社会を牛耳るレミ・Kの手下だったことからすぐに釈放されてしまう。
それを知ったスタンリーは、自らの手で妻の敵を討つと誓う。
今はごく平凡な市民として暮らしていたスタンリーだったが、
その正体はいくつもの殺人テクニックを習得した
凄腕の元特殊部隊工作員だった。
己の怒りのままに復讐の鬼と化し、妻を殺した者たちを一人また一人と
始末していくスタンリーだったが…。
<allcinema>



過去を封印させた男は殺された最愛の妻への復讐を誓い
自らを解放させ裏社会を牛耳る巨大組織へと乗り込んでいく。

この映画の宣伝文句が『96時間』『アウトロー』『ジョン・ウィック』の
主人公と並ぶ第4のダークヒーローっていうんだから
当然のようにたった一人でアウェーに乗り込んでいくのかと思ったら
なんと!もうひとり凄腕の相棒がいるではありませんか!←これ反則だろ^^;

なので、この時点で単独で敵と戦う彼らとは違うだろうし
他にない特殊戦法を見せてくれるなら、まだ納得するのだが
残念ながらそれもなく、普通に強いだけの男というのがちょっと淋しい。

それでも、ストーリーのテンポはそこそこ良かったことと
相棒のキレのいいアクションのお陰で普通に楽しかったかな。


【今週のツッコミ】

・州知事の秘書をする妻が知事の政策の裏情報を持っている段階で
 ある程度の予想はでき、そこはその通りに展開するとしても
 ラストは余りにも呆気ない。

・州知事には生き恥をかかせる方が満足度は倍増するだろうし
 あれでは事件記者の書きようによっては悪が英雄扱いになりかねない。

・封印したコンクリートの床を破壊し数あるガジェットを手にするのが
 ジョン・ウィックなら壁をぶち破り必要ガジェットを持ち出すのが
 スタンリー・ヒルだった。

・名前こそインパクトはあるものの戦法に目新しさがないのが惜しい。

・後で気づいたのだが、あの妻はレベッカ・デモーネイだったのね。

・『96時間』のブライアン・ミルズと同じ元特殊工作員の彼だが
 ブライアンと比べ繊細な注意力という点で若干劣ってしまう。
 家族に危害が及ぶことを初期の段階で全く想定してないのは如何なものか^^;
 もっと視野を広げなさいって。

・愛する妻の復讐のわりには相棒とジョークを交わしたりして
 本当に怒りに震えていたのか疑問ではある^^;
 ある意味、大義を理由に本当に好きなことが出来る満足感があったのかも。

・想像だが、特殊工作員の快感が忘れられないまま封印していたことが
 彼のストレスになっていたのかもしれないね(笑)
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監督:チャック・ラッセル
脚本:ポール・スローン
音楽:ハイム・メイザー
出演:ジョン・トラヴォルタ/クリストファー・メローニ/アマンダ・シュル

『リベンジ・リスト』
 
 

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