評価:★★★★【4点】
ビヨンドから出ている強面の塩見さんをもういちど見たくて
◇
山王会と花菱会の一大抗争が終結し、
大友は日韓に強大な影響力を持つフィクサー張会長を頼り、
韓国へと渡る。
ある時、花菱会の幹部・花田が滞在中の韓国でトラブルを起こし、
張会長の手下を殺して日本へと逃げ帰ってしまう。
これが引き金となり、張会長率いる張グループと
内紛を抱えた花菱会が一触即発状態に。
そんな中、いくつもの怒りを抱えた大友は手下の市川を伴い、
日本へと舞い戻ってくるのだったが…。
<allcinema>
◇
最終章となる本作は主人公の大友(ビートたけし)よりも
花菱会若頭補佐中田役の塩見さんの演技が観たいためだけに
ただそれだけの理由で観に行ってきた(笑)
第二作で見せたドスの利いたセリフはもちろん
平成になった今ではこのような本物のヤクザ顔の俳優なんて
そうはいないでしょう^^;
ただし今回の作品では撮影直前まで病気をされたということで
若干だが声量が足らない印象ではあった。
しかし、サングラスの奥に見せる眼力とその存在感は
やはりあの時のままで、70年代の東映ヤクザ映画のイメージを
今も残してくれている貴重な存在ではなかろうか。
義理人情を重んじる昔ながらのヤクザは大友だけでなく
塩見さん(←役名の中田といいなさい)もまたそうなのである。
【今週のツッコミ】
・冒頭の釣りシーンで乗ってきた軽トラックのナンバー見て
手作り感満載のあのナンバーは何かの伏線だったのか?(笑)
・大友が最後に乗ってきた黒塗りベンツ?はマイアミスタイル^^
あの大径ホイールは推定26インチくらいか。
・塩見さんが病み上がりなのは仕方ないにしても
花菱会若頭の西田敏行さんが妙に老人化してたように見えたのは
気のせいだろうか^^;
・もしもシリーズのスピンオフを作るなら西田氏は『仁義なき戦い』の
金子信夫の立ち位置でやってほしい(笑)
・最終章が終わって、もういちど第一作のスタートラインに戻り
山王会と花菱会と大友組の人物相関図などで頭を整理したいわ。
-------------------------------------------------------------------
監督:北野武
脚本:北野武
音楽:鈴木慶一
出演:ビートたけし/西田敏行/大森南朋/ピエール瀧/松重豊
『アウトレイジ 最終章』
ビヨンドから出ている強面の塩見さんをもういちど見たくて
◇
山王会と花菱会の一大抗争が終結し、
大友は日韓に強大な影響力を持つフィクサー張会長を頼り、
韓国へと渡る。
ある時、花菱会の幹部・花田が滞在中の韓国でトラブルを起こし、
張会長の手下を殺して日本へと逃げ帰ってしまう。
これが引き金となり、張会長率いる張グループと
内紛を抱えた花菱会が一触即発状態に。
そんな中、いくつもの怒りを抱えた大友は手下の市川を伴い、
日本へと舞い戻ってくるのだったが…。
<allcinema>
◇
最終章となる本作は主人公の大友(ビートたけし)よりも
花菱会若頭補佐中田役の塩見さんの演技が観たいためだけに
ただそれだけの理由で観に行ってきた(笑)
第二作で見せたドスの利いたセリフはもちろん
平成になった今ではこのような本物のヤクザ顔の俳優なんて
そうはいないでしょう^^;
ただし今回の作品では撮影直前まで病気をされたということで
若干だが声量が足らない印象ではあった。
しかし、サングラスの奥に見せる眼力とその存在感は
やはりあの時のままで、70年代の東映ヤクザ映画のイメージを
今も残してくれている貴重な存在ではなかろうか。
義理人情を重んじる昔ながらのヤクザは大友だけでなく
塩見さん(←役名の中田といいなさい)もまたそうなのである。
【今週のツッコミ】
・冒頭の釣りシーンで乗ってきた軽トラックのナンバー見て
手作り感満載のあのナンバーは何かの伏線だったのか?(笑)
・大友が最後に乗ってきた黒塗りベンツ?はマイアミスタイル^^
あの大径ホイールは推定26インチくらいか。
・塩見さんが病み上がりなのは仕方ないにしても
花菱会若頭の西田敏行さんが妙に老人化してたように見えたのは
気のせいだろうか^^;
・もしもシリーズのスピンオフを作るなら西田氏は『仁義なき戦い』の
金子信夫の立ち位置でやってほしい(笑)
・最終章が終わって、もういちど第一作のスタートラインに戻り
山王会と花菱会と大友組の人物相関図などで頭を整理したいわ。
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監督:北野武
脚本:北野武
音楽:鈴木慶一
出演:ビートたけし/西田敏行/大森南朋/ピエール瀧/松重豊
『アウトレイジ 最終章』
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