ファイナル・デッドブリッジ（３D)

評価：★★★☆【３，５点】



なにも考えないで楽しめるシリーズですね。

観てて痛みを感じないグロ映像のオンパレード。
でも、死ぬ瞬間一歩手前の緊張感がなかなかよろしい！（笑）

◇

死ぬ運命にありながら辛くも生き延びた若者たちが、
執拗に迫り来る様々な死の恐怖に直面していくさまを描く
人気ホラー・シリーズの第５弾。
前作に引き続き、最新技術による３Ｄ映像で
よりパワーアップしたショッキング・シーンが展開していく。


会社の同僚とバスに乗っていて、巨大吊り橋にさしかかったとき、
それが崩壊する予知夢を見て、慌てて仲間と一緒に避難したサム。
予知夢は現実となり、サムのおかげで幸運にも８人の男女が
大災害を逃れて生き延びる。
しかし本来、彼らはここで死ぬ運命にあったのだ。
死神は、決して見逃してはくれず、
一人また一人と恐るべき死のトラップの餌食にしていくのだったが…。
＜allcinema＞

◇

今回のシリーズ第５弾は巨大吊り橋の崩壊シーンが凄い。
まさかここまでの緻密な映像が出てくるとは予想してなかったので
ちょっと得した気分！っていうか、ある意味そこだけなんだけど＾＾；

それでも彼らの悲惨な死に方は前作の『デッドサーキット』よりも良い。
３Ｄも進化してるように感じましたし、観て損はない作品でしょう。

本作のノリって『ピラニア３Ｄ』と何処となく似てますね。
あちらはピラニアに食いちぎられズタズタになる人間ボロ布状態。
でも、悪ノリとも取れるエロ映像満載のサービスがあったので
目の保養には打ってつけの映画でした。
でも、こちらはエロ映像は一切なしで真面目に死の洗礼を受けるだけの
ただそれだけの映画なので、変な興奮はしなくて済みます（爆）

それにしても、どの死も普段の保守点検さえしてれば
防げるものばかりってところが笑えます。
ボルトの緩みや絶縁被膜の破れだとか、そこにこぼした水が迫ってとか
なんだかいつも予想通りの展開なんだけど観てて緊張してるワタシは
いったいなんでしょう（笑）
自分でもよく分りません。

まあでも、ピタゴラ装置っぽいところも多々あったりするので
それが好きな人にはお薦めかもしれません（ほんとか？）＾＾


おまけ）
・鑑賞から、もう数日が過ぎているので公式サイトで記憶を蘇らせての
　チョット忘れかけてる部分もあります。

・橋の崩壊シーンだけに限ってはローランド・エメリッヒ作品に
　限りなく近いレベルまで行ってたのではないでしょうか。

・ヒロインの子、なかなかの美形で第二のアリ・ラーターのなるのかな？

・体操競技の平均台に落ちた小さなボルトをいつ踏むのかと
　あそこは本作最大の緊張感でした（笑）
　で、その後に起こる鉄棒をしてた子に起こる災害は
　本作で最も悲惨な状態だったと。。。アレをスロー再生でもう一度見たい。
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監督：スティーヴン・クエイル
脚本：エリック・ハイセラー
撮影：ブライアン・ピアソン
音楽：ブライアン・タイラー


出演：ニコラス・ダゴスト/エマ・ベル/マイルズ・フィッシャー/


『ファイナル・デッドブリッジ（３Ｄ)』