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ハウスメイド

2011年10月09日 00時17分25秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】


ウニのキャラのお陰?作品全体に漂う陰惨さが感じられない。

本作、まるっきり前情報なしで観に行ったため
想像してたものとは大分違ってました。
もっと、どんよりと暗く冷たい空気が覆っているのかと。。。
そして韓国映画お約束の残酷非道な描写がふんだんにあると思ってたのに^^



上流階級の豪邸でメイドとして働くことになったウニ。
先輩メイドのビョンシクの厳しい指導の下、家事全般に加え、
双子を妊娠中の妻ヘラと6歳になる娘ナミの世話を懸命にこなしていく。
そんなある日、主人のフンに求められるままに関係を持ってしまい、
ほどなく彼の子を身ごもるウニ。
そんな彼女の異変をいち早く察知するビョンシク。
彼女はそのことをヘラの母親に報告、いつしか屋敷の中には
女たちの憎しみが渦巻き、それぞれの思惑と欲望が激しく衝突していくが…。
<allcinema>



これはお国柄なのか、はたまた上流階級だからなのか
ウニ以外の登場人物、とくに豪邸で暮らす家族と先輩メイドの
感情表現がとても変に感じられた。というか
異和感ありすぎて、どうにも馴染めなかったというのが第一印象。

以後、ウニのメイドとして働く過程において
妊娠中の妻の代わりとして夫がついつい手を出してしまう行動が
ベタ過ぎて観てるこっちが気恥ずかしくなってしまった。

実際問題としてウニのキャラは良いとしてルックスに???
どこからどう見ても“いとうあさこ”にしか見えない^^;
幾らスタイルが良いといっても、もうちょっと垢抜けないと^^
もしかして50年前の時代設定ということはないよね(笑)


おまけ)
【異和感を感じた部分】
・豪邸の中で情事を重ねるメイドと旦那に緊張感なし。
 ウニが天然っぽいのは劇中でそれらしく語られるが。。。

・新妻がひとり隠れて冷蔵庫に入れた行動が唐突で説明なし。
 せめてなにを仕組んだのかくらいあってもよかった。

・少女ナミが男の子に見えた。ほんとうに女の子?

・チクった割りに同情する“おばさん”の本当の意図とは。

・家族の留守に風呂に入っているのをご主人に見られ慌てるそぶりどころか
 「・・・う~ぷす」とはこれいかに。『127時間』がここでも蘇る(笑)

・義母が意外にもお綺麗だった。
 しかし性格の悪さは天下一品。「なので上流階級になっている」らしい。

・旦那さんの胸筋がいやに盛り上がってた。腕や肩は細いのに
 まさか後付けCGじゃないよね。

・ラストの衝撃的な行動は作品に歩み寄らないと意味不明になりそう。
 そこまで思い詰めてた感情が伝わってこない。
 
・復讐は成功したのか?ナミちゃんはショックで普通じゃなくなった?
 最後、横目でなにを見ていたのか、いや、なにも見てないかも。
 あの日の出来事をココロが否定するトラウマ的行動かも。

・伏線が一切出てこなかった珍しいミステリー映画とか。
 ワタシが気が付かなかっただけかもしれませんが。
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監督:イム・サンス
脚本:イム・サンス
撮影:イ・ヒョンドク
音楽:キム・ホンジプ



出演:チョン・ドヨン/イ・ジョンジェ/ソウ/ユン・ヨジョン/パク・チヨン/



『ハウスメイド』

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