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リヴォルト

2017年07月08日 23時59分17秒 | 映画 ら行
評価:★★★【3点】



南アフリカ製の異星人侵略映画なら間違いないはず…だった。
例の『第9地区』という傑作映画もあったことだし^^;



記憶をなくした軍人ボーが、独房の中で目を覚ます。
状況が理解できない彼に、となりの房にいた女ナディアが
“我々は侵略された”と語る。
その後、ナディアとどうにか脱出したボーは、
やがて謎の巨大ロボットが次々と人間を虐殺、
人類は絶滅の危機に直面していることを知る。
彼らの目的も分からぬ中、ナディアとともに
決死の逃避行を続けるボーだったが…。
<allcinema>



南アフリカという治安最悪国家の実情とエイリアン映画は
不思議と相性がいいと思うのはワタシだけ?(笑)
ただし、本作の冒頭はケニアだからアフリカ大陸にしておこう。

先の『第9地区』を完全に意識して作られた感のある本作。
侵略されてから時が経ち、その荒廃感を出すための工夫として
極限まで徹底的に排した色調やカメラワークなど
とてもよく似た感じに仕上がっていた。
最新VFXもパーフェクトに近い感じだったし。

ただ残念ながら、物語がまったく面白くない!
記憶を失った軍人の主人公が一人の女ナディアと共に
侵略者から逃げるためのロードムービーに徹底すればいいものを
軍人の性なのかエイリアンに戦いを挑むってんだから、おいおい!

侵略者がどの星から何を求め地球に来たのか、
なぜ南アフリカなのか、とどめは小さなEMP爆弾で全滅???

予告編がよかっただけに、新鋭監督ということもあり
ここは作品にかなり歩み寄らないといけないのかもしれない。


【今週のツッコミ】

・主人公のリー・ペイス、クラシカルな往年の大スターを思わせる
 そのルックスはこの作品をきっかけにオファーが増えると良いね。

・彼と共に行動をする女性の戦闘力も大したモノ!
 医師の役なんだが女工作員もびっくりの戦闘能力はさすがだ。
 チョイ前のミシェル・ロドリゲスを綺麗にした感じ(笑)

・なぜかクラシカルな往年のアメ車が出てくると
 主人公同様「ガッツポーズ」が出てしまうワタシ。
 赤いコンバーチブルは1964年型のシボレー・インパラ。
 ちなみに『ワイスピ8』の冒頭に出てきたのは1961年型のインパラ。

・で、ワタシが最も好きなアメ車は1956年型のシボレー・ベルエア。
 本物欲しいけど程度の良いのは900万円ちかくするからミニカーでいいや(爆)
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監督:ジョー・ミアーレ
脚本:ジョー・ミアーレ/ローワン・アタリー
音楽:ベアー・マクレアリー
出演:リー・ペイス/ベレニス・マルロー/エイミー・ルイーズ・ウィルソン

『リヴォルト』
 

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