評価:★★★★【4点】
ホークアイとスカーレット・ウィッチの最強コンビだから!
◇
アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの
保留地ウインド・リバー。
ここで野生生物局の職員として活動している地元の白人
ハンター、コリーはある日、雪の上で凍りついている
ネイティブアメリカンの少女の死体を発見する。
彼女は亡くなったコリーの娘エミリーの親友ナタリーだった。
やがてFBIから新米の女性捜査官ジェーンひとりだけがやって来る。
検死の結果、ナタリーは生前にレイプされていることが判明する。
犯人からの逃亡中に死亡したのは明らかだったが、
直接の死因はマイナス30度にもなる冷気を吸い込んだことによる
肺出血のため、FBIの増援を受けられないまま、ジェーンがひとりで
捜査を続けることに。
そこでこの土地に詳しいコリーに協力を要請、2人で事件の真相に
迫っていくのだったが…。
<allcinema>
◇
外界と隔絶されたようなネイティブアメリカンの保留地。
ここで雪上で凍り付いたままの少女の死体が発見される。
地元ハンターのコリーとFBI女性捜査官が援軍を受けられないまま
事件の真相に迫っていくサスペンスミステリーだ。
冒頭のテロップで“事実に基づく”と出て
人里離れた寒冷地の事件ということでイッキに食指が動いたワタシ。
北米の最北東部に位置するメイン州で起こる猟奇事件もいいが
ここワイオミング州のウインド・リバーも雰囲気は十分だ。
この映画のキモは極寒の地で事件捜査が本当にできるのかと
不安に駆られる新米女性捜査官のキャラクターだろう。
そして、それをカバーするかのように地元ハンターの男が
彼女の案内役として捜査に協力する。
地元には保安官もいるが、すでに可なりのご老体で
肉弾戦には到底対応できないだろうという一抹の不安も加わって
観てる方は不安だらけの中で彼らの行方を追うしかない。
結論から言えば、等身大に設定したストーリーだからこそ
緊張感も十分味わえるし、新米捜査官がこの事件を通じ成長する
その過程もなかなか興味深い部分ではなかろうか、と。
【今週のツッコミ】
・地元ハンターが凄腕スナイパーだったという美味しい展開。
・こういう作品に必ず登場するジョン・バーンサルが
どういう立ち位置なのかかなり気になったが存在感ありました。
・あの死体の女の子ってソノヤ・ミズノさんじゃないよね(←おい)
・マイナス30度の冷気を吸うとなぜ肺出血を起こすのかを学べる映画。
・別室の少女の母親がショックでリストカットしてるの見たのに
そっとドアを閉めた女性捜査官の行動に違和感を感じた^^;
普通なら即座に制止させようと飛びつくと思うが
彼女なりに空気を読んだのだろうか(違)
・雪の上を裸足で10キロも歩けたのは生きようとする気力だけ。
普通の男なら100メートルも持たないらしい。
・十数人が輪になって自己権利を主張する緊迫したシーン
直後に起こるいまだ嘗て見たこともない円陣一斉射撃に誰が誰を撃ってる?
・欲いえば、円陣一斉射撃の前にエンニオ・モリコーネの名曲
「黄金のエクスタシー」を一発入れ込んでほしかった(笑)
・仕切りカーテンしかない寮に女性を連れ込まないでください。
--------------------------------------------------------------
監督:テイラー・シェリダン
脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ニック・ケイヴ/ウォーレン・エリス
出演:ジェレミー・レナー/エリザベス・オルセン/ジョン・バーンサル
『ウインド・リバー』
ホークアイとスカーレット・ウィッチの最強コンビだから!
◇
アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの
保留地ウインド・リバー。
ここで野生生物局の職員として活動している地元の白人
ハンター、コリーはある日、雪の上で凍りついている
ネイティブアメリカンの少女の死体を発見する。
彼女は亡くなったコリーの娘エミリーの親友ナタリーだった。
やがてFBIから新米の女性捜査官ジェーンひとりだけがやって来る。
検死の結果、ナタリーは生前にレイプされていることが判明する。
犯人からの逃亡中に死亡したのは明らかだったが、
直接の死因はマイナス30度にもなる冷気を吸い込んだことによる
肺出血のため、FBIの増援を受けられないまま、ジェーンがひとりで
捜査を続けることに。
そこでこの土地に詳しいコリーに協力を要請、2人で事件の真相に
迫っていくのだったが…。
<allcinema>
◇
外界と隔絶されたようなネイティブアメリカンの保留地。
ここで雪上で凍り付いたままの少女の死体が発見される。
地元ハンターのコリーとFBI女性捜査官が援軍を受けられないまま
事件の真相に迫っていくサスペンスミステリーだ。
冒頭のテロップで“事実に基づく”と出て
人里離れた寒冷地の事件ということでイッキに食指が動いたワタシ。
北米の最北東部に位置するメイン州で起こる猟奇事件もいいが
ここワイオミング州のウインド・リバーも雰囲気は十分だ。
この映画のキモは極寒の地で事件捜査が本当にできるのかと
不安に駆られる新米女性捜査官のキャラクターだろう。
そして、それをカバーするかのように地元ハンターの男が
彼女の案内役として捜査に協力する。
地元には保安官もいるが、すでに可なりのご老体で
肉弾戦には到底対応できないだろうという一抹の不安も加わって
観てる方は不安だらけの中で彼らの行方を追うしかない。
結論から言えば、等身大に設定したストーリーだからこそ
緊張感も十分味わえるし、新米捜査官がこの事件を通じ成長する
その過程もなかなか興味深い部分ではなかろうか、と。
【今週のツッコミ】
・地元ハンターが凄腕スナイパーだったという美味しい展開。
・こういう作品に必ず登場するジョン・バーンサルが
どういう立ち位置なのかかなり気になったが存在感ありました。
・あの死体の女の子ってソノヤ・ミズノさんじゃないよね(←おい)
・マイナス30度の冷気を吸うとなぜ肺出血を起こすのかを学べる映画。
・別室の少女の母親がショックでリストカットしてるの見たのに
そっとドアを閉めた女性捜査官の行動に違和感を感じた^^;
普通なら即座に制止させようと飛びつくと思うが
彼女なりに空気を読んだのだろうか(違)
・雪の上を裸足で10キロも歩けたのは生きようとする気力だけ。
普通の男なら100メートルも持たないらしい。
・十数人が輪になって自己権利を主張する緊迫したシーン
直後に起こるいまだ嘗て見たこともない円陣一斉射撃に誰が誰を撃ってる?
・欲いえば、円陣一斉射撃の前にエンニオ・モリコーネの名曲
「黄金のエクスタシー」を一発入れ込んでほしかった(笑)
・仕切りカーテンしかない寮に女性を連れ込まないでください。
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監督:テイラー・シェリダン
脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ニック・ケイヴ/ウォーレン・エリス
出演:ジェレミー・レナー/エリザベス・オルセン/ジョン・バーンサル
『ウインド・リバー』
>ソノヤ・ミズノさん...似てました。
そうあの母親のリストカットは全く??でした。
そして円陣一斉射撃すごかったですね。
FBIの彼女が自らをアピールして騒ぎを収めようとする
様がナイスでした。
でもなんといっても半端ない凄腕のコリーが最高!
あの少女の死体見て「なんて気持ちよさそうなんだ」と思ったことはさておき
人気のない保留地で残忍な事件が後を絶たないことに
可なりの憤りを感じました。
円陣一斉射撃でだれも顔を撃たなかったのは
もしかして、あのような場面での暗黙のルールがあるのか気になるところです。
凄腕コリーが美味しいところ全部持って行った感じですね^^
この作品非常に良かったですよね。雪原の中の鮮血が映像的にも強いコントラストがあって…掴みはそれだけでもオッケーなのに、さらに展開が巧みでした。
しかし、マイナス30度で(人体に)起こる出来事を学んでも…今後生かせるのだろうか?!それに現在(東京は)+36度がデフォルトな日々なので、足し算したら68度の差があるんっすよ。もう訳判りませんです。
×68度
○66度
何故こんな簡単な算数を間違えるのか?暑さのせいということで、よろしくお願いします。
冷たい空気感が今の季節には打ってつけですよね(笑)
マイナス30度といえば、昔体験しました(横浜だったかな)
今も地元の科学館で体験コーナーあります。
たしかにこちらもデフォルト36~37度なので入り口付近で行ったり来たりして公差を試したいです(爆)
ちなみに心臓の弱い人は心不全に注意ですね。
訂正コメありがとうございます。まだまだ半端ない暑さですもの、さらっと読めば気づかない(笑)