評価:★★★★★【5点】
予告編で封印されていた数々のサプライズ。
なにより、『続・荒野の用心棒』オリジナル・テーマ曲
“Django”が大音響で聴こえてきたのは鳥肌ものだった。
巷ではイタリア製西部劇、俗にマカロニ・ウエスタンのなかの
テーマ曲として最高傑作という声も聞くが
ワタシの中ではそこまでなく、中の上ってところか(こらこら)
でも、この曲を初っ端から流したことで
マカロニ・ウエスタンを現代に復活させたことがなにより嬉しい!
オープニングから使用曲に対し度肝を抜かれた格好に(笑)
◇
南北戦争勃発前夜のアメリカ南部。
賞金稼ぎのドイツ人歯科医キング・シュルツは、
お尋ね者三兄弟の顔を知る黒人奴隷ジャンゴを見つけると、
彼の鎖を解き放ち、三兄弟の追跡に繰り出す。
その後、ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、
彼を賞金稼ぎの相棒にして2人で旅を続けることに。
しかし、そんなジャンゴが真に目指す先は、
奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダのもと。
やがて、彼女が極悪非道な農園領主カルビン・キャンディに
売り飛ばされたことを突き止めたジャンゴとシュルツ。
2人はキャンディに近づくため、
ある周到な作戦を準備するのだが…。
<allcinema>
◇
ただし、本作観る前は主演のジェイミー・フォックスがねえ^^;
どうみてもオリジナルの“ジャンゴ”には程遠い感じがして
もうそこから、あまり食指が動かなかったわけですが
この、ハードルの下げ具合が功を奏したってこともありそうだ(笑)
ところが、意外や意外!ストーリーが進むにつれ
それらしく、カッコよく見えてくるからこれが凄い!
さすがタランティーノ!ツボを抑えていますね。
第85回アカデミー賞助演男優賞を獲ったクリストフ・ヴァルツ。
中盤以降の彼の演技は素晴らしいモノがありました。
隠された本業という意味では、現代のCIAのようなところか。
農園領主のカルビン・キャンディと相対してからは
ほどよく緊張感が張り詰めて、やっぱりタランティーノの演出と
こちらもオスカーを獲った脚本賞のことはありますな~。
この映画のいちばんの凄いところは
過去のマカロニ・ウエスタンのツッコミどころを
ことごとく解消してくれているところかもしれない。
「あるある、こんなこと」でも過去には描写一切なしとか(笑)
【今週のツッコミ】
・KKKもどきの覆面姿で野営を襲う一団の会話に大笑い!
馬上で覆面がずれて前が見えなくなる問題でディスカッション(爆)
・カルビン・キャンディの執事スティーブン(サミュエル爺さん)が
恐ろしく怖い人であった。あの動物的勘の鋭さをみるかぎり
おそらく世界のなかでも軍師(参謀)として名を残せたはず^^
・その執事スティーブンだが、トボケたところとのギャップがすごく
ワタシとしては助演男優賞のオスカー候補にしてもいいくらいだった。
・ジャンゴの妻役のケリー・ワシントンが本編では
かなり可愛かったことでジャンゴに感情移入できた。
・当時の奴隷制度では黒人が馬に乗ることすらありえない。
Dr.キング・シュルツの相棒となってからのジャンゴは
その性格付けからも下手なマカロニ・ウエスタンのヒーローよりも
格段に美しく見えてしまった(笑)
・劇中で『怒りの荒野』(1967)のテーマ曲流れてました。
ちなみにその映画はマカロニ・ウエスタンのヒューマン系として
かなり評価が高い。J・ジェンマvsL・V・クリーフの師弟対決。
・オリジナル映画のジャンゴ(フランコ・ネロ)が
本作のジャンゴに名の綴りを聞くシーンは緊張した。
だって、ろくに字も読めなかったんだもの^^;
・映画の途中でインターミッションが入ったかと勘違いした。
時間軸が流れ、ミシシッピー州に着いたってことだった(笑)
・あの時代、サングラスなんてあったのだろうか。
黒澤映画『用心棒』のマフラーに近い感覚なんだろうね。
・カルビン・キャンディの良心ある姉がまさかの撃たれるシーンで
衝撃で後方に吹っ飛ぶ角度に違和感あり。
・奴隷らを使った富裕層たちの娯楽のひとつ、デスマッチで賭け。
木に登って逃げようとした奴隷の哀れさに涙腺が緩んでしまった。
・カルビン・キャンディがウソを見破り形勢逆転するシーンで
演技に熱が入り過ぎ、机のグラスで手を切ったらしい。
あの出血は本物ということも。
・終盤でカルビン邸での銃撃戦、瀕死の人間に隠れ撃ち合うシーン
友軍誤射(?)で瀕死の人間が痛々しかった(笑)
それと冒頭でも、たまには馬にだって弾が当たりますよ^^
それ必然的で今までほとんどなかったのが不思議なくらい。
・ホルスター腰に付けたままでオシッコは出来ません^^
毎回外していたのか、タランティーノもそこまで描写しなかった。
・エンニオ・モリコーネ氏の名を見つけたけど
劇中効果音楽の担当?それともカメオ出演?(笑)
------------------------------------------------
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:
テーマ曲:ルイス・エンリケス・バカロフ
出演:ジェイミー・フォックス/クリストフ・ヴァルツ/レオナルド・ディカプリオ/
ケリー・ワシントン/サミュエル・L・ジャクソン/ジョナ・ヒル/
フランコ・ネロ
『ジャンゴ 繋がれざる者』
予告編で封印されていた数々のサプライズ。
なにより、『続・荒野の用心棒』オリジナル・テーマ曲
“Django”が大音響で聴こえてきたのは鳥肌ものだった。
巷ではイタリア製西部劇、俗にマカロニ・ウエスタンのなかの
テーマ曲として最高傑作という声も聞くが
ワタシの中ではそこまでなく、中の上ってところか(こらこら)
でも、この曲を初っ端から流したことで
マカロニ・ウエスタンを現代に復活させたことがなにより嬉しい!
オープニングから使用曲に対し度肝を抜かれた格好に(笑)
◇
南北戦争勃発前夜のアメリカ南部。
賞金稼ぎのドイツ人歯科医キング・シュルツは、
お尋ね者三兄弟の顔を知る黒人奴隷ジャンゴを見つけると、
彼の鎖を解き放ち、三兄弟の追跡に繰り出す。
その後、ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、
彼を賞金稼ぎの相棒にして2人で旅を続けることに。
しかし、そんなジャンゴが真に目指す先は、
奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダのもと。
やがて、彼女が極悪非道な農園領主カルビン・キャンディに
売り飛ばされたことを突き止めたジャンゴとシュルツ。
2人はキャンディに近づくため、
ある周到な作戦を準備するのだが…。
<allcinema>
◇
ただし、本作観る前は主演のジェイミー・フォックスがねえ^^;
どうみてもオリジナルの“ジャンゴ”には程遠い感じがして
もうそこから、あまり食指が動かなかったわけですが
この、ハードルの下げ具合が功を奏したってこともありそうだ(笑)
ところが、意外や意外!ストーリーが進むにつれ
それらしく、カッコよく見えてくるからこれが凄い!
さすがタランティーノ!ツボを抑えていますね。
第85回アカデミー賞助演男優賞を獲ったクリストフ・ヴァルツ。
中盤以降の彼の演技は素晴らしいモノがありました。
隠された本業という意味では、現代のCIAのようなところか。
農園領主のカルビン・キャンディと相対してからは
ほどよく緊張感が張り詰めて、やっぱりタランティーノの演出と
こちらもオスカーを獲った脚本賞のことはありますな~。
この映画のいちばんの凄いところは
過去のマカロニ・ウエスタンのツッコミどころを
ことごとく解消してくれているところかもしれない。
「あるある、こんなこと」でも過去には描写一切なしとか(笑)
【今週のツッコミ】
・KKKもどきの覆面姿で野営を襲う一団の会話に大笑い!
馬上で覆面がずれて前が見えなくなる問題でディスカッション(爆)
・カルビン・キャンディの執事スティーブン(サミュエル爺さん)が
恐ろしく怖い人であった。あの動物的勘の鋭さをみるかぎり
おそらく世界のなかでも軍師(参謀)として名を残せたはず^^
・その執事スティーブンだが、トボケたところとのギャップがすごく
ワタシとしては助演男優賞のオスカー候補にしてもいいくらいだった。
・ジャンゴの妻役のケリー・ワシントンが本編では
かなり可愛かったことでジャンゴに感情移入できた。
・当時の奴隷制度では黒人が馬に乗ることすらありえない。
Dr.キング・シュルツの相棒となってからのジャンゴは
その性格付けからも下手なマカロニ・ウエスタンのヒーローよりも
格段に美しく見えてしまった(笑)
・劇中で『怒りの荒野』(1967)のテーマ曲流れてました。
ちなみにその映画はマカロニ・ウエスタンのヒューマン系として
かなり評価が高い。J・ジェンマvsL・V・クリーフの師弟対決。
・オリジナル映画のジャンゴ(フランコ・ネロ)が
本作のジャンゴに名の綴りを聞くシーンは緊張した。
だって、ろくに字も読めなかったんだもの^^;
・映画の途中でインターミッションが入ったかと勘違いした。
時間軸が流れ、ミシシッピー州に着いたってことだった(笑)
・あの時代、サングラスなんてあったのだろうか。
黒澤映画『用心棒』のマフラーに近い感覚なんだろうね。
・カルビン・キャンディの良心ある姉がまさかの撃たれるシーンで
衝撃で後方に吹っ飛ぶ角度に違和感あり。
・奴隷らを使った富裕層たちの娯楽のひとつ、デスマッチで賭け。
木に登って逃げようとした奴隷の哀れさに涙腺が緩んでしまった。
・カルビン・キャンディがウソを見破り形勢逆転するシーンで
演技に熱が入り過ぎ、机のグラスで手を切ったらしい。
あの出血は本物ということも。
・終盤でカルビン邸での銃撃戦、瀕死の人間に隠れ撃ち合うシーン
友軍誤射(?)で瀕死の人間が痛々しかった(笑)
それと冒頭でも、たまには馬にだって弾が当たりますよ^^
それ必然的で今までほとんどなかったのが不思議なくらい。
・ホルスター腰に付けたままでオシッコは出来ません^^
毎回外していたのか、タランティーノもそこまで描写しなかった。
・エンニオ・モリコーネ氏の名を見つけたけど
劇中効果音楽の担当?それともカメオ出演?(笑)
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監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:
テーマ曲:ルイス・エンリケス・バカロフ
出演:ジェイミー・フォックス/クリストフ・ヴァルツ/レオナルド・ディカプリオ/
ケリー・ワシントン/サミュエル・L・ジャクソン/ジョナ・ヒル/
フランコ・ネロ
『ジャンゴ 繋がれざる者』
あのテーマ曲、北島サブちゃんバージョンがあったのですが、あれは何ですか?
itukaさんご覧になってないでしょうが、ジョニーの「ランゴ」でも使われていましたよ。
ま「ランゴ」なんて、狙ったネーミングですから~西部劇かぶれのカメレオンなんてねぇ~(笑)
全て、激しく同感だらけです!!!
KKKのおバカな(いや、本音か)シーンには大爆笑。
マスク取ったらジョナ・ヒルまで(爆)
ラストには、渋いアウトローになってましたよね~ジェイミー!
嫁は惚れ直したでしょう^^
中学生の時に仲間内でマカロニウエスタンに嵌まってたんですよ。
お小遣いを溜めてモデルガンとホルスター(腰ベルト)と飾りの弾丸少々をやっとの思いで買って
来る日も来る日も早撃ち、くるくる回してホルスターにスポッ!ってのを練習してました(爆)
なので、今でも人差指にタコ(笑)
主演のジェイミーもマカロニファンで、同じことやってらしいですね。
サブちゃんのは完全なる替え歌ですよ(笑)
誰が作詞したんだろうね^^
『ランゴ』も流れてたんですか~(笑)
うわ!だったら観ておくべきだったわ~(爆)
っていうか、唄の出だしは「らんご~!♪」なのかな?^^
あのKKK、オリジナルも赤い袋できっちり6人出てきましたよ。
コルトの連射は6発までだから7人じゃまずいみたいよ(爆)
なので、今回はサミュエルのツッコミに対抗し2丁拳銃だったもんね^^
そうそう、まさかのジョナ・ヒル!(笑)
あれはサプライズだったね。
結局、30人分の覆面作った苦労はなんだったんだろう(爆)
「袋に穴あけただけじゃねえか!」って、ほんとに笑ったわ。
ありがとうございました。
>マカロニウエスタンに嵌まってた
いとこも同じようなことしてた。
殺されてた、わたし(笑)
「ランゴ~♪」とは言ってるけど、「続・荒野~」の曲か覚えてないわ。
一応、長編アニメでオスカー獲ったので、見てやってください(笑)
あの西部劇ヒーローみたいな人も出てきますよ~オスカーイッパイ持って!
キャプテン・ジャック・スパロウみたいな西部劇オタクのカメレオンです!
さっき、スマスマにデンゼルが出てました。
やっぱり気さくで楽しい人だから、「フライト」の悪行は忘れます^^爆。
さぶちゃんの件、お役に立ててなによりです(笑)
いつも、情報貰ってばかりでこういうときぐらいね~^^
>殺されてた、わたし(笑)
あ~、なんか想像できます(爆)
むりやりさせられてたんでしょう(ノ_・。)ヾ(´∀`*)ヨチヨチ
『ランゴ』の予告編をYoutubeで観たけど恐ろしくCGが凄いね。
太陽光が本物に見えるから実写みたいよ(笑)
この映画もマカロニを意識してるんでしょうかね^^
なんか、ココに来てマカロニの復活祭が始まっているようで嬉しいです(爆)
クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラックなんかが爬虫類になって出てきそうですね。
デンゼルをお許しに?(笑)
へ~、気さくな人なんだ。ジェームズ・フランコとはチョイ違うみたいで安心しましたよ(爆)
家族も友達も西部劇ファンがいたし、
気が付けばかなり観てるうちに好きになっていた状況でした♪
KKKのシーンが受けましたよね~
あと幾つか吹いたシーンがあったんだけど、夜の回だったせいか
結構大人しい観客だった、、
今週のツッコミ、いちいち同感~。
キャラもみんな際立ってて面白かったけど、私的には
にこやかなキャンディ姉が、実は凄腕の・・・とか期待しちゃってました~
今季、ドラマに夢中で、
ヘタな映画でガックリしたくなくて、時間がギリだと無理せずお家で録画を消化しています。
この作品でちょっと満足気味だから、余計に次の作品のハードルが上がっちゃうかも~
そうそう、あのいきなりの名曲に「おぉ~!」でした(笑)
kiraさんもそうだったとは嬉しいじゃないですか^^
主題歌もそうだけど、オープニングクレジットも当時とおなじフォントらしいですよ。
さすがにワタシはそこまでは詳しくないけどね^^;
KKKの会話で吹き出して、執事サミュエルの登場シーンでは思わず「ブハッ!」って声が出ちゃいました(爆)
>にこやかなキャンディ姉が、実は凄腕の・・・
お!ワタシも同じこと密かに思ってたんですよ。
背中に2丁のショットガン持ってて『バイオハザード』のアリスのようにやってくれるんではないかと(爆)
我が嫁への一途な愛を貫くジャンゴはえらい!(笑)
こういう良作見ると次が大変ね。
ココでハードル上がっちゃうの分かるし、でも、一度リセットしなきゃね(笑)
(『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』での唯一の収穫がエンドロールのサブちゃんだったので・笑)
オリジナルテーマ曲、マカロニ・ウエスタンの中の最高傑作と言われているのですか!?
私は口笛シリーズが好きなので『荒野の用心棒』とか『 夕陽のガンマン』の方が好きですね。
「さすらいの口笛」なんて子供の頃よくリコーダーでマネしましたよ(爆)
サブちゃんを真っ先に連想してたのね(笑)
ワタシはオリジナル映画の棺桶を引きずりながら歩く主人公(ジャンゴ)のシーンを思い出してました(笑)
今回も足枷しながらでも歩く姿だけは同じだな~なんて(爆)
奴隷の彼らを見て、町内運動会競技のムカデ競走連想してました(←そこまで行くんかい)^^
この主題歌がカッコよすぎ!ってタランティーノもファンだったんでしょうね。
最高傑作って声が多いけど、ワタシは違うんだな~(笑)
口笛シリーズもお気に入りですけど、実は最も好きなのは『夕陽のギャングたち』そして『続・夕陽のガンマン』(笑)
とにかく、エンニオ・モリコーネの楽曲に限りますな~^^
2007年、彼のライブ「エンニオ・モリコーネ ~ピースノート:ライヴインヴェニス~」
これをBS放送で観た時は永久保存版にするべきだったと後悔しました^^;
わお、itukaさん、西部劇すごく詳しいんですねなんか、熱が伝わってきます!
タランティーノはこれまでもブラックプロイテーションフィルムが好きだったり、ブラック系を感じさせる映画を作ることが多かったので、ジェイミー・フォックスには期待してたんですよ~。
>カルビン・キャンディがウソを見破り形勢逆転するシーンで演技に熱が入り過ぎ、机のグラスで手を切ったらしい。
わー、本当だあ!レオがそのままでっつってその内のワンテイクが使われたみたいですね
>エンニオ・モリコーネ氏の名を見つけたけど劇中効果音楽の担当?それともカメオ出演?(笑)
あっ、そうそう!これ、最後の最後でエッて思いましたw!
西部劇といってもハリウッド製のはほとんど観たことないんですよ。
とらねこさんのお気に入りの『真昼の決闘』はたぶん未見(笑)
でも、イタリア製のは、、、いや、そんなに観てないわ(爆)
マカロニ・ブームのときにテレビ放映されていたのを10本程度かな~
でも、どの作品もサウンドトラックが強烈で映画の内容よりも主題歌や挿入音楽が好きでした。
なので当時、レコードを何枚も買いあさってた記憶が(笑)
カルビン・キャンディの指切りはドクロの破片かプライヤーの先端でした。
そして、エンニオ・モリコーネ氏はこの映画のために新スコアを作ったようです。
劇中に女性の美しい唄声“ANCORA QUI”がそうらしいです。(本日2回目鑑賞でした・爆)