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ジョン・ウィック:コンセクエンス

2023年09月22日 17時35分17秒 | 映画 さ行
評価★★★☆【3.5点】(13)



ドニー・イェンのキレあるアクションは他を圧倒。
あれで今年還暦迎えたなんて思えない!



裏社会の掟を破り、
粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック。
地下に身を潜める彼は、主席連合から自由になるために動き出す。
一方、主席連合の新たな権力者となったグラモンは、
ジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、
ジョンの旧友だった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、
ジョンの抹殺に向かわせる。
そんな中、ジョンは日本の友人シマヅを頼って、
大阪のコンチネンタルホテルへとやって来るのだったが…。
<allcinema>



本作のラストシーンが意外なほどアッサリ感があって
あれだけの猛者がいくら格式高い決闘を終えたとしても
これで終わりにするには、やはりどこか物足らない。

ただ、上映時間169分の中にガンカタ肉弾戦の占める割合が多く
さらにカーチェイスも盛り込んでの全編アクションは
もうお腹いっぱいなんだけど斬新なスタントも入れ込んでくるから
目が離せないという感じですね。

例の境内の222段の階段落ちとか「蒲田行進曲」の約7倍強もあり
それをスタントなし(キアヌ本人?)なのかはどうでもよくて
すべてのアクションが過去作よりアップデートされてるのが凄い。
また、ドニー・イェンのアクション速すぎてキアヌも真田氏も
チョット置いてけぼり食らってるように見えてしまう。
殺陣一本なら真田さんの一人勝ちなんでしょうけどね~。

エンドクレジット後のおまけ映像が何気に切なく映ってしまい
本当の決着として成立できてしまうだけに
次回作があるのかないのかそこのところ気になります。

シリーズ4作目の本作はプロダクションによると
前作から三部作にする計画を立てていたらしいんだけど
COVID-19のパンデミックの影響で計画が立ち消えたらしい。
ただ、今となっては世界的に収まりつつ方向にあるため
もしかしたら、最終章を製作する可能性もあるかもしれない。



【今週のツッコミ】

・寺院の階段落ちで同じスタントマンが6回殺されたようだ
 高レベルなスタントチームでも人員を使い回すしかなかった。

・ジョン・ウィックの懸賞金がどんどん跳ね上がり
 世界から殺し屋が集まってくるくだりは『スモーキンエース』。

・金歯のブーちゃんが意外にも動きが速かった。

・大阪シーンで真田広之氏が英語でキアヌが日本語って。。。
 ま、用心棒に関取り雇ってる時点で変だけどね。

・落下アクションは嘗ての香港映画(ジャッキー)を思い出す。
 ん?VFXなのか?

・期待値を低めにしてたら、案外ドラマがよくできていて
 それと、ビル・スカルスガルドのキャラがいい感じで評価UP!

・次回はシマヅの娘アキラ(女戦士)が主人公でもいいんだけどね
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監督:チャド・スタエルスキ
脚本:シェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ
音楽:タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
出演:キアヌ・リーヴス 、ドニー・イェン、 ビル・スカルスガルド

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』




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2 コメント

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Unknown (mariyon)
2023-10-13 22:08:14
いやぁ、3時間と聞いて二の足踏んでましたが
マジ、面白かったし、途中ダレなかった。
ドニーさん、相変わらずすっごいです。
昔、レッドカーペットで彼が目の前を通り過ぎたとき
まったく気が付かなかったというとんでもない記憶がありますが、今なら絶対そんなことは無いです。

今回の見せ場はやっぱ、パリ!
凱旋門と階段落ち。ほんと見ごたえありました。

>用心棒に関取り雇ってる
あれには笑いました。ホテルの兜やら何やら展示してある地下(?)にも。
でも、ハリウッドって、道頓堀が好きですね。
香港ぽいのかな?
mariyonさんへ (ituka)
2023-10-14 12:21:18
頻尿気味のワタシも3時間近い映画にはやっぱり躊躇しますね。
そうなんですよ、期待値低かったんでストーリーが意外に面白かったです。

>昔、レッドカーペットで彼が目の前を通り過ぎたとき
まったく気が付かなかったというとんでもない記憶が
そうなんですね!なんとも羨ましい限り!
でも、すごく悔しい思いもされていたことご愁傷さまです(笑)

にしても59、60、62と全員還暦といってもいいくらいですが、よく動けますよね。
とくにドニーのオッちゃんのキレッキレアクションには今さらながら度肝を抜かれましたよ。

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