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ミッキー17

2025年03月28日 15時43分00秒 | 映画 ま行
満足度:★★★★【4.0点】



シュールさの中にも感動を与えてくれる良作だ。



氷の惑星のコロニー建設現場で、死ぬたびに新たな肉体に生まれ変わる
使い捨て労働者として働かされていた男ミッキーのどん底からの脱出劇を描く。
 地球で大きな借金を抱えてしまったミッキーは、一発逆転を期して氷の惑星へ逃亡し、
“使い捨てワーカー”として危険な任務に就く。
それは文字通り命懸けの仕事で、死んでしまうと新たなクローン体として再生し、
何度でも同じ任務に挑まなければならない過酷な労働だった。
ところがある日、ふとした行き違いで、自分のコピーが同時に出現する異常事態が発生し、
ミッキーの運命は大きく変わり始めるのだったが…。
<allcinema>



地球に住んでいたときのビジネスの失敗で大きな借金を背負ったミッキー。
取り立て屋による暴力行為や強迫行為で日々恐怖に苛まれていた。
 そんな風に人生失敗だらけで冴えないミッキーは、ある任務に志願し
地球から遠く離れた惑星に脱出を試みる。

ミッキーは、毎回新しい人生を与えられるという仕事に従事していた。
まさに夢のような仕事だが、簡単に言うと新天地の惑星で人間が安心して暮らせるための
《命を懸けた治験材料》として身を捧げていたということ。
そして、絶命後は溶炉に破棄され、次のミッキーが3Dコピー機でクローン再生される。

だが、ある日、彼は次の任務に就いていた時に、チョットした行違いで状況が一変する。
それは、同じ場所に「ミッキー17」と次の「ミッキー18」の二人が現れたからだ。
コロニー内では同じ人間は存在できないと言われ、ここから事態は大きく動き始める。

本作は、SFブラックコメディという路線で、シュールな世界感という意味では
エマ・ストーンが出演した『哀れなるものたち』『憐れみの3章』に通じるモノがあり
ひとつのジャンルとして確率されるべきものだろうと思う(知らんけど)

また、ミッキーという頼りない人物像の設定がかなりハマっており
脳内記憶は継続されながら体は毎回新品に再生されるが性格自体が微妙に違ってくる点で
17と18の意見違いとか結構笑わせてくれる。
それと、このコロニー全体を牛耳る傲慢な権力者夫妻のマーク・ラファロと
トニ・コレットの振り切った演技も見どころの一つだったと思う。


ー予告編ー




【今週のひと言】

・主演のロバート・パティンソンは、最近は単館系オンリーだったが
 久しぶりに全国区の作品に出演したような感じ。

・ミッキーの任務に帯同した同性愛のオネーさんに目が釘付けだった!
 これはモニカ・ベルッチの再来かと思わせるほど!!!
 1999年生まれルーマニア出身のアナマリア・ヴァルトロメイ。
 今後の彼女にチョット注目してみたい。

・医療班が発明した翻訳デバイスで、惑星先住民クリーパーと会話が成立する。
 このクリーチャーの造形こそ、ポン・ジュノ監督らしさがあったかな~と。
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監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ
音楽:チョン・ジェイル
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン



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