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ベスト・キッド(2010)

2010年08月09日 22時43分41秒 | 映画 は行
評価:★★☆【2,5点】


吹替えしかないというのはどういうこと?
大して期待もせず観に行った本作ですが、せめて字幕版でもあれば・・。

主役のジェイデン・スミスは父のウィルにそっくり!
そのお顔はもちろん、どことなく冷めた演技や
チョイと小生意気なところまで、まんま親子だな~と(爆)



父を亡くした少年ドレは、転勤する母に連れられ
デトロイトから異国の地、北京へと移り住むことに。
言葉や文化の違いに戸惑いつつも近所の美少女に心ときめかせるドレ。
ところが、同じ学校に通ういじめっ子のカンフー少年チョンの
標的になってしまう。
そんなある日、いつものようにいじめられていたドレは、
アパートの管理人ハンに助けられる。
彼がカンフーの達人と知ったドレは教えを請うことに。

そして、来たるカンフー大会でのチョンとの決戦に向け、
修行に励むドレだったが…。
<allcinema>



1984年のオリジナル版は観てませんが、ストーリー的には
そのままの脚本を場所だけ変えて綺麗になぞっていたと思われます。

しかし、舞台が中国ということだけでワタシ的には
どうにも盛り上がらなかったわけで、なにもそこに黒人親子が
わざわざ住み着く設定にしなくてもいいんじゃないの?とも。

この映画は、もしかしたらウィル・スミスが成し得た
史上最悪の親バカ映画なのかもしれない。


あとは簡単に見どころなんかを追記!

・中国のいじめっ子グループのカンフーアクションは大人顔負けで
 ワイヤーなしのスタントをみる限り、本物のスタントマンみたいだ。

・同じ学校に通う美女という設定の彼女、ワタシ的にはどうにも
 その魅力が伝わって来ませんでしたが、どうなんでしょう。

・妙に体の衰えを感じるジャッキーでしたが56歳であの動きは
 まだまだどうして!今後も期待してます。

・ジェイデンの母を演じたタラジ・P・ヘンソンはお気に入りの女優さん。
 彼女の出てた『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』での
 スナイパー役がいまだに忘れられません。ちなみにレビューはこちらに。

・そのカンフー大会そのものが、まるでゲーム感覚。
 あそこで見せられる画面表示は大会に来てる親や関係者にも見えてるのか?

・ジャッキーが教えるカンフーの特訓に目からウロコ!
 ジェイデンの着ているジャケットを使い、それを脱いで落として拾って
 ハンガーに掛ける。そしてまた着て落とす。これを何回も何回も繰り返すのみ!
 家ではいつも服を脱ぎっぱなしのダメな子を
 ジャッキーがしつけを兼ねて体で覚えさせてると思わせる演出は凄い!
 ココで評価がグ~ンと上昇!(見ないと意味不明ですね^^;)

・ジェイデンの180度開脚に思わず『シンデレラ・ボーイ』に出演してた
 ヴァン・ダム氏を思い出してしまった。カメラの撮り方もあの時のまま^^
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監督:ハラルド・ズワルト
脚本:クリストファー・マーフィー
撮影:ロジャー・プラット
音楽:ジェームズ・ホーナー


出演:ジェイデン・スミス/ジャッキー・チェン/タラジ・P・ヘンソン/


『ベスト・キッド』
 
 


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2 コメント

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☆ウィルスミ・ジュニアが☆ (TiM3)
2010-08-12 23:02:15
ラストは「フラミンゴ蹴り」を披露するのでしょうか?

にしても、チャイナが舞台なのは、ちょっと違和感がありそうですねぇ・・

相手チームの師匠がサモとかユンとかだったら、豪華で面白かろうに・・(=^_^=)
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フラミンゴ蹴り炸裂です (ituka)
2010-08-13 20:01:13
TiM3さん こんばんは。

攻撃こそ最大の防御ならぬ、防御こそ最大の攻撃だ!みたいな一風変わった特訓でした。
あんなチビッ子なのに、マタ割りまで披露しちゃって
これを機にマルチなアスリートになっていくのでしょうか^^;

映画は善悪がハッキリしてるので、お子様映画としてはいいのかも^^
相手チームのチビッ子のスタントに注目ですよ~
試合では相手の師匠とジャッキーの睨み合いは「猪木VS極真空手」のセコンドですな。あれは^^;
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