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評価:★★★★☆【4.5点】
アメリカの銃規制新法案をめぐり肯定派と否定派との真向対決!
対立するロビー会社の命運を賭けた極上のサスペンス映画だ。
◇
大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働く
エリザベス・スローンは、手段を選ばない巧妙な戦略と
妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト。
ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を
阻止してほしいと依頼を受けるが、これをきっぱりと断るエリザベス。
その情報を聞きつけた小さな新興ロビー会社のCEO、
シュミットから誘いを受けると、彼女は部下を引き連れ電撃的に移籍し、
規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビー活動を開始するのだったが…。
<allcinema>
◇
この映画のお陰で、また新たな職業を学ぶことが出来た。
ロビー?ロビイスト?劇中これの意味が分からず
帰ってから検索しようと思っていたが物語が進行していくなか
徐々に“それ”の持つ意味を理解していくことができた。
銃ロビーがひとつのキーワードで
銃規制の新法案を成立させようとする大手ロビー会社と
それを阻止しようとする新興ロビー会社の聴聞会での真っ向対決だから
ほとんど法廷劇と変わらないワクワク感がある。
映画のヒロインは有能なロビイストと広く認識されているが
その戦略は同業者も引いてしまうほど凄まじいものだった。
相手の戦略を先読みし切り札を出して来たら、その上の切り札を出す。
相手が一手二手先を読んだら、こちらは三~四手先を読む。
これってもうほとんど命を懸けたチェス&将棋の世界と言える。
ストーリーは上質な緊張感に満ち溢れ
二転三転と目まぐるしく入れ替わる展開にもはや息苦しささえ覚える。
こんなに素晴らしい映画なのに公開館が意外と少ないことに驚く。
もしや、キャストを見て集客できないとでも言いたいのか。
ヒロインのジェシカ・チャステインは確かに枯れた鶏ガラかもしれないが
(ファンの方すみません)
演技にかけてはかなり素晴らしいモノを持っているのにね^^;
【今週のツッコミ】
・終盤で窮地に追い込まれたヒロインたちの最後の切り札は
もはやヒーロー扱いされた一般市民の親父を暴くことしかないと
ワタシは予想したが、映画はさらにその上をいくものだったΣ(゚Д゚ノ)ノ おおぉぉぉぉ~
・あの一般市民さんもどこか怪しい素振りもあったし
製作陣はそこでトラップを仕掛けてたんですね(笑)完全なるどんでん返し。
・イメージ的にこういう映画はジュリア・ロバーツがいちばんしっくりくるが
そうなると若干コミカルなコメディ路線になるのかな^^;
・ジェシカの次回作はユダヤ動物園の感動秘話だそうで(←端折るな)
・エスコートサービスという響きだけはいいのだが…
・Q:ところでロビー活動とかロビイストってなんですか?
A:特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に
影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。
ロビー活動を行う私的人物・集団はロビイストと称される。(Wiki)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ジョン・マッデン
脚本:ジョナサン・ペレラ
音楽:マックス・リヒター
出演:ジェシカ・チャステイン/マーク・ストロング/ググ・ンバータ=ロー
『女神の見えざる手』
アメリカの銃規制新法案をめぐり肯定派と否定派との真向対決!
対立するロビー会社の命運を賭けた極上のサスペンス映画だ。
◇
大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働く
エリザベス・スローンは、手段を選ばない巧妙な戦略と
妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト。
ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を
阻止してほしいと依頼を受けるが、これをきっぱりと断るエリザベス。
その情報を聞きつけた小さな新興ロビー会社のCEO、
シュミットから誘いを受けると、彼女は部下を引き連れ電撃的に移籍し、
規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビー活動を開始するのだったが…。
<allcinema>
◇
この映画のお陰で、また新たな職業を学ぶことが出来た。
ロビー?ロビイスト?劇中これの意味が分からず
帰ってから検索しようと思っていたが物語が進行していくなか
徐々に“それ”の持つ意味を理解していくことができた。
銃ロビーがひとつのキーワードで
銃規制の新法案を成立させようとする大手ロビー会社と
それを阻止しようとする新興ロビー会社の聴聞会での真っ向対決だから
ほとんど法廷劇と変わらないワクワク感がある。
映画のヒロインは有能なロビイストと広く認識されているが
その戦略は同業者も引いてしまうほど凄まじいものだった。
相手の戦略を先読みし切り札を出して来たら、その上の切り札を出す。
相手が一手二手先を読んだら、こちらは三~四手先を読む。
これってもうほとんど命を懸けたチェス&将棋の世界と言える。
ストーリーは上質な緊張感に満ち溢れ
二転三転と目まぐるしく入れ替わる展開にもはや息苦しささえ覚える。
こんなに素晴らしい映画なのに公開館が意外と少ないことに驚く。
もしや、キャストを見て集客できないとでも言いたいのか。
ヒロインのジェシカ・チャステインは確かに枯れた鶏ガラかもしれないが
(ファンの方すみません)
演技にかけてはかなり素晴らしいモノを持っているのにね^^;
【今週のツッコミ】
・終盤で窮地に追い込まれたヒロインたちの最後の切り札は
もはやヒーロー扱いされた一般市民の親父を暴くことしかないと
ワタシは予想したが、映画はさらにその上をいくものだったΣ(゚Д゚ノ)ノ おおぉぉぉぉ~
・あの一般市民さんもどこか怪しい素振りもあったし
製作陣はそこでトラップを仕掛けてたんですね(笑)完全なるどんでん返し。
・イメージ的にこういう映画はジュリア・ロバーツがいちばんしっくりくるが
そうなると若干コミカルなコメディ路線になるのかな^^;
・ジェシカの次回作はユダヤ動物園の感動秘話だそうで(←端折るな)
・エスコートサービスという響きだけはいいのだが…
・Q:ところでロビー活動とかロビイストってなんですか?
A:特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に
影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。
ロビー活動を行う私的人物・集団はロビイストと称される。(Wiki)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
監督:ジョン・マッデン
脚本:ジョナサン・ペレラ
音楽:マックス・リヒター
出演:ジェシカ・チャステイン/マーク・ストロング/ググ・ンバータ=ロー
『女神の見えざる手』
ほんとですよね?やはり日本人に馴染みのないロビイストを描いているからかな?と思いました。
ロビイストが行う“私的な政治活動”と言うのが何か面白いなぁと、過去に見たロビイストが主人公のドラマでも感じましたね。
ジュリア・ロバーツもよろしいかと思いますが、激しさではジェシカが勝ちそうですね?
ジェシカ鶏ガラ?ニコル・キッドマンよりましかと思うんだけど...。
先日観た韓国映画の『マスター』でも出てきましたからね。
確かに日本では馴染のない職業ですから仕方ないかもしれませんね。
margotさんはロビイストをすでにご存じだったのですね。
ジェシカのクールで居ながら激しさを漂わせるキャラクターはジュリアにはチョット無理でしょうね。
>ジェシカ鶏ガラ?ニコル・キッドマンよりましかと思うんだけど...。
あ~、怒りに震えてますね^^;
ワタシ、ジェシカの彫刻のようなご尊顔に冷酷な印象を受けてしまうんです。
でも、次の『ユダヤ人を救った動物園』も楽しみですし
この人の作品は外れが少ないということから気になる存在ではありますね(〃艸〃)
スローンにとっては、5年の刑期なんて良い休養だったのではないかしら?
頭が切れる女性って上司にしたら一番怖い存在かも知れませんね。
スローンの実生活もかなりクールだし、最後の展開はお見事としか言えません。
5年の刑期は良い充電期間だったとうそぶいても似合いそうですね(爆)