ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー

評価:★★★☆【３．５点】



どさくさに紛れ、手八丁口八丁で生き延びる人生もまた楽し。

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惑星コレリアで生まれ育った若者ハン。
銀河帝国の暗黒支配が激しさを増す中、自由を求める彼は
幼なじみのキーラとともに故郷からの脱出を図るも失敗、
２人は離ればなれに。
やがて銀河一のパイロットとなってキーラを迎えに戻ると誓い、
帝国軍のパイロットを目指すハン。
しかし３年後、彼は帝国フライト・アカデミーを追放され、
歩兵として戦場に送られる。
そこでウーキー族の戦士チューバッカと出会うハンだったが…。
＜allcinema＞

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口から先に生まれ天才詐欺師のような男だったハン・ソロ。
確かに、このキャラは第一作（エピソード４）の彼のまんまだ(笑)

荒廃した惑星コレリアで孤児として育ち、幼なじみのキーラと
自由を求めて脱出を図るところから
後の相棒となるチューバッカとの出会いまでが駆け足状態。

戦場のどさくさのなか、歩兵ハン・ソロが奴隷ウーキー族の
エサだったのは衝撃だが、そこから二人の絆を深めるシークエンスを
もう少し丁寧に描いてもいいんじゃないかと感じてしまう。

全体的にあまり起伏のない一本調子の物語は
本当にこれで良かったのか、監督の交代劇を考えると
フィル・ロード＆クリス・ミラーが当初撮影していた部分が
とても気になってくるのは致し方ないところ。



【今週のツッコミ】
・スピンオフの本作に続編を求めるのは無理としても
　いくつかの謎の部分がまたひとつ増えてしまったモヤモヤ感。

・新ドロイド“Ｌ３”が妙にセクシーに見えてしまう。
　キーラとのやりとりで「できるのよ」に変な妄想をしてしまったが
　おそらく同監督作『コクーン』にでてくるアレと同じなんだろう。

・３日間何も食べてない猛獣が“自由”に反応しエサに口をつけないのは
　少しばかり無理があるが、それも理知的な猛獣ということで
　大目に見てあげましょう、みたいな＾＾；

・すでにこの時代からポンコツ船呼ばわりされていたファルコン号。
　全盛期はいつのどの時代だよ！？というツッコミは無しネ。
　ちなみにケッセルランを１２パーセクで飛んだのは後の話＾＾
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監督:ロン・ハワード
脚本:ジョン・カスダン/ローレンス・カスダン
音楽:ジョン・パウエル
出演:オールデン・エアエンライク/ウディ・ハレルソン/エミリア・クラーク

『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』