
評価:★★★★【4点】
超絶シンプル!
善と悪がハッキリしているので単細胞のワタシはとても助かった(笑)
◇
1871年、アメリカ西部。
愛する夫ハムと幼い娘とともに平穏な毎日を送るジェーン。
ところがある日、ハムが銃弾を受けて瀕死の状態で戻ってくる。
相手は悪名高いならず者集団のリーダー、ジョン・ビショップ。
ハムは娘と一緒に早く逃げろと言うが、地の果てまで追い続ける
ビショップの恐ろしさを知るジェーンは、銃をとって戦うことを決意する。
そして娘を友人に預けると、
藁にもすがる思いでかつての恋人ダンに助けを求めるのだったが…。
<allcinema>
◇
本作、西部劇の形をとったヒューマンドラマ。
強引な見方をすれば、『レオン』の西部劇版とでも言うのか
母に成長したマチルダが瀕死の夫と幼い息子を守るため
他の応援を要請しつつ悪と戦う珠玉の作品。
悪のならず者集団と戦うことになった女性が、絶体絶命のなか
唯一頼ることのできる元恋人に応援要請する。
彼女に裏切られたと思い込む男は、一時は拒否するものの
窮地に追い込まれている彼女が心配で遂に救いの手を差し伸べる。
戦う準備をするなか、過去の出来事が互いの誤解であると知り
それが分かったときに、心のしがらみが解けはなって行くのだった。
また、ベッドに眠る憎むべき現夫に対しても間違った先入観があり
絶対に助けなければ!と心に変化が生じるダンなのだが
ここは、思わずウルッとなってしまったシーンであった。
いいですね~。
これは西部劇だからこそ、単純な構図も許せてしまう。
むしろ単純でないと、この醍醐味は味わえないのかもしれない。
広大な土地が広がるなか、荒々しい男の世界で
しっかり生き抜こうとするヒロインの姿がなかなかいい!
こういう西部劇もときにはアリだと思う。
常にヒーローが登場する60年代のマカロニもいいんだけどね(笑)
【今週のツッコミ】
・ココ最近、こういったリアル思考の西部劇に秀作が多い気がする。
タラちゃん口調のマカロニも大好きですよ。
・前情報なし!上映30分ほどユアン・マクレガーと気づかなかった。
・銃の練習でコルトよりもライフルの方が得意と強がるジェーン。
ちなみにダンに言わせるとコルトは相手がデブじゃないとヤバイレベル(笑)
・背中に4発もの銃弾を受けながらも必死に我が家に帰ってくる気力は
心底マチルダに惚れていたんだね(←だからマチルダじゃないって)
・惚れ具合じゃ元恋人も負けてませんよー
なんせ、5年もの長きにわたりマチルダ(またかよ)を探し続けたんだから。
・南北戦争で南軍に捕虜になっていたことで連絡が取れなかった元恋人ダン。
ならず者集団でありながら彼女を心底大事にし足を洗った現夫。
どちらの男にも感情移入しまくりだった。
・特にジェーン(それでいい)が娼婦宿に連れていかれ
自分の所属する集団相手に単身乗り込んでいく姿がカッコ良すぎ!
数人の仲間と客を撃ち殺し、ジェーンをお姫様抱っこで救出だ!
このシーンでイッキに現夫に惚れ込んだワタシ^^
・なので、下手すれば、ダン(北軍従事)よりも現夫(ならず者)
の方が票が集まるのかもしれないね(←何の評だよ)
・この傑作西部劇のノリを受け、次の『マグニフィセント・セブン』も期待したい。
-------------------------------------------------------------------
監督:ギャヴィン・オコナー
脚本:ブライアン・ダッフィールド/アンソニー・タンバキス/ジョエル・エドガートン/
音楽:リサ・ジェラルド/マルチェロ・デ・フランチシ/
出演:ナタリー・ポートマン/ジョエル・エドガートン/ノア・エメリッヒ/
ロドリゴ・サントロ/ボイド・ホルブルック/ユアン・マクレガー/
『ジェーン』
超絶シンプル!
善と悪がハッキリしているので単細胞のワタシはとても助かった(笑)
◇
1871年、アメリカ西部。
愛する夫ハムと幼い娘とともに平穏な毎日を送るジェーン。
ところがある日、ハムが銃弾を受けて瀕死の状態で戻ってくる。
相手は悪名高いならず者集団のリーダー、ジョン・ビショップ。
ハムは娘と一緒に早く逃げろと言うが、地の果てまで追い続ける
ビショップの恐ろしさを知るジェーンは、銃をとって戦うことを決意する。
そして娘を友人に預けると、
藁にもすがる思いでかつての恋人ダンに助けを求めるのだったが…。
<allcinema>
◇
本作、西部劇の形をとったヒューマンドラマ。
強引な見方をすれば、『レオン』の西部劇版とでも言うのか
母に成長したマチルダが瀕死の夫と幼い息子を守るため
他の応援を要請しつつ悪と戦う珠玉の作品。
悪のならず者集団と戦うことになった女性が、絶体絶命のなか
唯一頼ることのできる元恋人に応援要請する。
彼女に裏切られたと思い込む男は、一時は拒否するものの
窮地に追い込まれている彼女が心配で遂に救いの手を差し伸べる。
戦う準備をするなか、過去の出来事が互いの誤解であると知り
それが分かったときに、心のしがらみが解けはなって行くのだった。
また、ベッドに眠る憎むべき現夫に対しても間違った先入観があり
絶対に助けなければ!と心に変化が生じるダンなのだが
ここは、思わずウルッとなってしまったシーンであった。
いいですね~。
これは西部劇だからこそ、単純な構図も許せてしまう。
むしろ単純でないと、この醍醐味は味わえないのかもしれない。
広大な土地が広がるなか、荒々しい男の世界で
しっかり生き抜こうとするヒロインの姿がなかなかいい!
こういう西部劇もときにはアリだと思う。
常にヒーローが登場する60年代のマカロニもいいんだけどね(笑)
【今週のツッコミ】
・ココ最近、こういったリアル思考の西部劇に秀作が多い気がする。
タラちゃん口調のマカロニも大好きですよ。
・前情報なし!上映30分ほどユアン・マクレガーと気づかなかった。
・銃の練習でコルトよりもライフルの方が得意と強がるジェーン。
ちなみにダンに言わせるとコルトは相手がデブじゃないとヤバイレベル(笑)
・背中に4発もの銃弾を受けながらも必死に我が家に帰ってくる気力は
心底マチルダに惚れていたんだね(←だからマチルダじゃないって)
・惚れ具合じゃ元恋人も負けてませんよー
なんせ、5年もの長きにわたりマチルダ(またかよ)を探し続けたんだから。
・南北戦争で南軍に捕虜になっていたことで連絡が取れなかった元恋人ダン。
ならず者集団でありながら彼女を心底大事にし足を洗った現夫。
どちらの男にも感情移入しまくりだった。
・特にジェーン(それでいい)が娼婦宿に連れていかれ
自分の所属する集団相手に単身乗り込んでいく姿がカッコ良すぎ!
数人の仲間と客を撃ち殺し、ジェーンをお姫様抱っこで救出だ!
このシーンでイッキに現夫に惚れ込んだワタシ^^
・なので、下手すれば、ダン(北軍従事)よりも現夫(ならず者)
の方が票が集まるのかもしれないね(←何の評だよ)
・この傑作西部劇のノリを受け、次の『マグニフィセント・セブン』も期待したい。
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監督:ギャヴィン・オコナー
脚本:ブライアン・ダッフィールド/アンソニー・タンバキス/ジョエル・エドガートン/
音楽:リサ・ジェラルド/マルチェロ・デ・フランチシ/
出演:ナタリー・ポートマン/ジョエル・エドガートン/ノア・エメリッヒ/
ロドリゴ・サントロ/ボイド・ホルブルック/ユアン・マクレガー/
『ジェーン』
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