９６時間／レクイエム

評価:★★★【３点】


ネームバリューで客寄せは出来るが、内容はもうひとつ。


◇

トルコで犯罪組織を壊滅させ、住み慣れたロサンジェルスへと
戻ってきた元ＣＩＡ秘密工作員のブライアン。
平穏な日常を取り戻したかに思われた矢先、
元妻レノーアがブライアンの自宅で何者かに殺されてしまう。
しかも運の悪いことにその容疑者として指名手配されてしまい、
ブライアンは心ならずも警察から逃げ回るハメに。
窮地に陥ったブライアンは、最愛の娘キムの身を案じつつ、
自らを罠にはめた黒幕の正体を暴き、
レノーアの仇をとるべく行動を開始するが…。
＜allcinema＞

◇

ずばり、期待値持続できたのはレノーアが生きてる間だけ。
その後は、何もかもが唐突すぎて「は？」の連続＾＾；

完結篇にしてこの内容はどうしたものか。
やはり、家族全員最後はハッピーエンドでなきゃ＾＾；
レノーアの命が余りにも軽かったことが最後まで不満だった。


【今週のツッコミ】
・レノーアの髪の毛頂いてなにを調べたかったのかな？
　まさか、別人の可能性も視野に入れていたのか。
　（答えは睡魔で見逃した可能性あり＾＾；）

・キムの妊娠を最初に匂わせておきながら結局アレだけかい(笑)

・亡き母の衣服を抱いて片時も離さない行為にすごい違和感。
　アンタ今いくつだよ！だった。

・フォレスト・ウィテカーの使われ方が勿体ない。
　間抜けな部下の尻拭いで追われた感じだ＾＾；

・この監督のセンスなのかは知らないが、カーチェイスがダメダメ。
　これは既に使い古されたアクションなので新鮮味がまるでない。
　

・肉弾戦にしてもカット割りが多すぎて動体視力が優れてないと
　ほとんど「ただ殴り合ってるな～」としか認識されないかも(笑)

・この作品の唯一の見どころは高速で突っ走る黒いポルシェだけ＾＾；

・それにしても、これが『96時間』シリーズ最終とは認めたくないなー。
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監督:オリヴィエ・メガトン
脚本:リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン
音楽:ナサニエル・メカリー

出演:リーアム・ニーソン/フォレスト・ウィテカー/ファムケ・ヤンセン
　　　　マギー・グレイス


『９６時間／レクイエム』