一亭獨言 一亭独言

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前助改め柳家小蝠

2005年01月03日 21時42分39秒 | 落語あれこれ
芸協の桂前助が2月に二ツ目昇進し、柳家小蝠となることが決まったようだ。師匠桂文治の名前から一字ももらってない(“文”も“治”も付かない)名前だったが、二ツ目になっても師匠の字は付かず、亭号も違くなる。文治門下には柳家蝠丸がいて、蝠丸という名前は文治の父親が名乗っていた名前だ。そして現蝠丸が二ツ目時代に名乗っていたのが、小蝠だった。
 ちなみに名古屋で活躍しているフリーの噺家に雷門小福がいる。

 前助さんとも関係あることで疑問に思っていることが1つある。
真打になる前に師匠が逝去した場合、別の師匠のところに行くことになると思うのだが、文治門下の快治と前助は誰の門下になったのだろうか?亭号が変わっていないところを見ると文治門下の兄弟子のところかな。伸治師とか。
 あと春風亭柳橋門下の前座、べん橋は?
 枝助門下の二ツ目枝松は、夢丸門下に移って三笑亭月夢に改名した。