エルメスのバックル、メッキ直しになります。
一旦メッキを全て剥がしてから表面を研磨して傷を取り除き、再びメッキする作業です。
背面の状態です。
デフォルトは背面艶消し処理がされていますが、これはダボやベルト通しを取り付ける前に行われています。
組み立てられた状態では表面処理は行えませんので、メッキ直しの場合は光沢仕上げとなります。
側面のロゴは潰れずに残ります。
ちなみにこの刻印、何種類かあるのは確認しています。
この刻印が違うからと言って、真贋の鑑定、コピー品かどうかを見分ける材料にはなりません。
ちなみに私はこのバックルはいくつも見てきていますので、コピー品は一目でわかります。
コピー品だからと言って作業しないという訳ではないのですが、コピー品は使われている材質が違いますので、メッキ直しの作業は承ることができません。
作業後です。
メッキ直しの作業には約1か月ほどいただいています。
前述のように背面は光沢仕上げとなります。
他のお客様からご依頼のものです。
作業前の背面になります。
メッキは一旦全て剥がしますので、シルバーからゴールドへ、またその逆も可能ですし、表面の艶消し処理も選べます。
作業後の表面です。
こちらのお客様からはベルトも一緒にご依頼いただきました。
表は黒革クロコ、裏は濃茶型押しに白ステッチという仕様です。
修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
画像は正面と背面の2点を添付願います。
ちなみに他社製のバックルはダンヒルの丸バックルのみ受け付けていますが、ルイヴィトン、グッチなどのバックルは作業承っておりません。
使われている材質が解析出来ていないものは作業できません。
持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
伊東金属製作所
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