ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

トレンチコートのバックル修理いろいろ

2017-04-03 10:45:22 | トレンチバックル
先月は多忙でかなりブログをサボっていたので、写真が溜まってます。
が、溜まった写真をまとめて見直してみると、同じような修理でもいろいろなパターンがあるのだなと、自分で感心しております。
それでは、一挙に紹介です。


これはまず、よくある修理ですね。
バックルの革がボロボロです。


修理して、取り付けまで行った修理です。


こちらも同じように革がボロボロです。
黒革のバックルですね。


こちらはお客様ご自身で取り付けますので、バックルの修理のみとなります。


続きまして、この辺りから変則です。
これはべっ甲なのか、アクリルなのか、バックル折れてます。
確かにドアに挟んだりすると簡単に折れてしまうんですよね。
こちらのお客様は、革巻きバックルへの変更希望で、このコートのベルトの他にも、
もう一本同時作業で送って来られました。
アクリルのバックルに懲りたのでしょうね。
革巻きの方が高級感もありますから、コートの見栄えも全然違いますしね。

革を同色系にするか、茶系統にするか迷いましたが、
同色系統だとぼやけた感じになってしまうので、
コート全体が引き締まる、濃い茶系にしました。


こちらが出来上がりです。


こちらのお客様は、ウエストのバックル紛失です。
ピッタリ同じと言う訳にはいきませんが、出来る限り似せて作りました。


こちらは逆に、袖のバックル破損です。
一個だけ違うものだとおかしいので、セットで作り替えて、取り付けまで行いました。



これも珍しい、同じサイズのウエストバックルと袖バックルなのです。


取り付け込みの修理依頼です。
お客様から、「丁寧な仕上がりで大変満足です」と、
お礼のメールをいただきました。

並べてみると、コートのバックル修理でも、それぞれのお客様の症状がバラバラです。
修理と言うのは、なかなか同じようで同じような修理は無いものです。
ですので、修理は口頭ですと、こちらも故障の状態が把握できないので、
メールかLINEでのお申し込み、見積もり依頼をお願いしています。

お電話いただいても、画像を送ってくだいさいという回答しかこちらでもできませんので、必ずメールかLINEで、画像を添えてご連絡をお願いいたします。
お電話での受け付け、見積もりはお断りしています。
よろしくお願いします。



伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku





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