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京都太秦、嵐山界隈の探訪(5月24日)

2014-05-31 | 日記

 古代、渡来人の秦氏が支配した京都北西部を散策の一日

暑さの割に風爽やかでカラッとした一日。古墳やお寺めぐりには丁度いい日でした。

山陰線太秦駅集合10時30分出発。仲野親王王陵古墳(垂箕山古墳)の横を通り、

帷子ノ辻駅を渡り、松竹映画撮影所の南側を通過、ほんとに普通の住宅内にある

蛇塚古墳(6C後半頃)に到着。ラッキーな事に金網で囲ってある巨石古墳の鍵を開け

てもらえ内部に入る事ができた。  明日香の石舞台より大きいかもと言われている

巨石を積み上げた古墳。元々全長75mの前方後円墳。周りはびっしり住宅がとり

囲んでる状態…。

     

   

       

大映通りを通り「太秦広隆寺」に行く。数年ぶりに弥勒菩薩を拝顔。薄暗い堂内であんまり

はっきりとは見えなかったが、あの優美な仏像の姿、右手の頬にあてるさま(半跏思惟)は、

いつみても

うっとりする。

続いて木島(このしま)神社。蚕の社とも言われる。このあたり一帯をおさめた渡来人の秦氏

一族が蚕の技術ももたらし祭られた所以。本殿の横に三本の鳥居があり、清水の湧く「元

糺の池」にたっている。聖なる水を得るための施設であったらしい。

   (三方から拝める鳥居)

最後に嵐電に乗車。嵐山へ。ここは若者がまぁ~わんさか押し寄せメイン通りは観光客

でごったがえし! その中をくぐって渡月橋の少し上流に秦氏が昔築いたという堰堤(しがら

み)見に行く。大堰川の堰。今まで嵐山にきてもそこらへんには目がいかなかった。川に

堰があってそれで水を堰き止め、その水を使って灌漑用水に使用していた。その結果平野

部にも耕作ができるようになったとの事。秦氏の功績は計り知れない。西高瀬川もそれでで

きた川。

嵐山観光をしてもそういう感じで見るとまた面白いと思った。

 

  なかなか味のある、一日でした。

 

 

 

        

 

 

 

 


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2 コメント

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貴重なお勉強ツアーですね (kazu)
2014-06-09 17:07:53
共に学ぶお仲間と歴史散策、充実した一日の様で良かったですね。

リンク設定のお陰で弥勒菩薩見て来ました!
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コメントありがとう (itamin)
2014-06-11 01:32:18
最近腰痛がきつくて困ってます。出かける時は薬を飲んで…と言う感じ。元気な時は感じなかったですが、やはり
五体満足で健康がなにより、このところ元気印の私もさすが下降気味…。梅雨に負けずガンバっていきたいとは思ってますが。
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