夏の間は、薬の副作用で眠く本が読めません。
読んでいても、活字、頭にはいらないんです。
夜の気温が下がってきたここ数日、読みかけの本をやっと読みました。
チャリオンの影 上 (創元推理文庫) | |
ロイス・マクマスター・ビジョルド | |
東京創元社 |
チャリオンの影 下 (創元推理文庫) |
ロイス・マクマスター・ビジョルド |
東京創元社
戦の末に敵国の奴隷となり、身も心もぼろぼろになって故国に戻ってきたカザリル。運良く少年の頃に仕えたバオシア藩で、国主の妹イセーレの教育係兼家令に任ぜられた。だが、イセーレが弟と共に宮廷に出仕することになったため、カザリルも否応なしに陰謀の渦に巻き込まれることに…。五柱の神々を崇める国チャリオンを舞台にした、ビジョルドの異世界ファンタジー三部作開幕。
次から次へと、てんこ盛りの展開であきることなく、下巻まで読みました。
ただ、購入したとき、どんな本かわからなかったので、上巻だけしか購入してなく,上巻を読んでしまって、下巻がすぐ読みたくてたまらなくなりました。
そこで、図書館にアクセス。
下巻、ありました!!
早速、予約して、まだ気温があまり上がらない朝一番で、図書館に行き。借りてきました。
面白かったです。
なんといっても、ちょとしょぼくれた主人公のガザエル。
戦でボロボロになったうえ、中年を感じさせ、けっしてスーパーマンでは、ないんですが、神に翻弄されながもやっと、何とか、感じで、乗り越えていきます。
最後は、私の大好きなハッピエンドでした。