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慢性疼痛 と闘う!

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秋がきた

2013年09月12日 | 趣味  本 

夏の間は、薬の副作用で眠く本が読めません。

読んでいても、活字、頭にはいらないんです。

夜の気温が下がってきたここ数日、読みかけの本をやっと読みました。

 

 

  チャリオンの影 上 (創元推理文庫)
ロイス・マクマスター・ビジョルド
東京創元社

 

 

チャリオンの影 下 (創元推理文庫)
ロイス・マクマスター・ビジョルド

 東京創元社

戦の末に敵国の奴隷となり、身も心もぼろぼろになって故国に戻ってきたカザリル。運良く少年の頃に仕えたバオシア藩で、国主の妹イセーレの教育係兼家令に任ぜられた。だが、イセーレが弟と共に宮廷に出仕することになったため、カザリルも否応なしに陰謀の渦に巻き込まれることに…。五柱の神々を崇める国チャリオンを舞台にした、ビジョルドの異世界ファンタジー三部作開幕。

次から次へと、てんこ盛りの展開であきることなく、下巻まで読みました。

ただ、購入したとき、どんな本かわからなかったので、上巻だけしか購入してなく,上巻を読んでしまって、下巻がすぐ読みたくてたまらなくなりました。

そこで、図書館にアクセス。

下巻、ありました!!

早速、予約して、まだ気温があまり上がらない朝一番で、図書館に行き。借りてきました

面白かったです。

なんといっても、ちょとしょぼくれた主人公のガザエル。

戦でボロボロになったうえ、中年を感じさせ、けっしてスーパーマンでは、ないんですが、神に翻弄されながもやっと、何とか、感じで、乗り越えていきます。

最後は、私の大好きなハッピエンドでした。


欲しい本

2011年10月25日 | 趣味  本 

 

実はこの本、読んだことがある。

 たしか、2~3回読んだ。

取っておく本の棚に入れておいたのに、

なにを間違えてのか、廃棄したみたいで無い。(わ~ん

どんな本かって?

ひとことで、云えば、とても、せつなくて、ロマンチック

 

離れた瞬間から会う瞬間を待ち続けている。

生まれる前も、死んだあとも-。

いくつもの時をこえ、時代をこえ、お互いを求め合うふたり。

ときには、老女と青年。

ある時は、少女と男性。

でも、お互いあうと、

「この人だ」と、気づく。

でも、別れはすぐにやってくる。

時間のなかで繰り返し繰り返し、

切なく、胸を切り裂かれながら、

出会っては分かれるふたり。

何故なのか?。

 

あまりにも面白かったので、もう一度本を買うべきなのか悩んでる。

ブックオフにないかなぁと、行ってみるけれど、発売からだいぶたってるので、無い。

ネットで新しい本をてにいれることは出来るけどなんとなく勿体ないくて

 


エンドゲーム

2011年10月06日 | 趣味  本 

 これは、常野物語シリーズの第3巻目。

この本は、1,2巻を読まなくても、充分単品のSFミステリーの作品として読める

常人とは違う能力をもった、常野一族。

「裏返さ」なければ「裏返される」??

正体不明の「あれ」から、隠れるように生活していた。

あるとき、母が意識不明になった。

眠っているのだ。

「あれ」に裏返された?

冷蔵庫に貼ってあるメモの電話番号の先にはなにがあるのか?

行方不明になっている父親も裏替えされたのか。

 

 

母もきっと、同じ場所にいると考えた主人公の、時子と、自称「洗濯屋」の火裏とが、時子の父の行方探す。 

 

 

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

 

 

20世紀初頭の東北の農村。少女峰子は、集落の名家・槙村家の聡子嬢の話し相手を務めていた。ある日、聡子の予言通りに村に謎めいた一家が訪ねてくる。

青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家に。

他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。

槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。

 


この夏によんだ本 3 時の娘

2011年09月20日 | 趣味  本 

 

時間という絶対的な壁。これに挑もうとタイム・トラベルSFが書かれ始めて一世紀以上が過ぎた。このジャンルはことのほかロマンスと相性がよい。本邦初訳3編を含む名作9編。

「時の娘」 表題 チャールズ・L・ハーネス

この話しは、メビウスの輪。

娘であり、ライバルであり、母親。そして、待ち人であり、恋人であり、父親。

なんでこんなこと?

最後になって、ああ、そうかと、それでとなっとくする。

テンポもはぎれも良い作品。

「チャリティのことづて」新訳 ウィリアム・M・リー

新トワウライト物語で映像になったとか、ちょっぴりせつなくて胸をがキュンとなる作品。

病気によって過去の少女チャリティと意志が通じ合うことが出来るようになった主人公。

過去と未来が繋がったことによっておこった事件。

二人は時間という壁をかかえながら、事件をのりこえられるのか。

そして、彼女からのことづては

「出会いの時、巡りきて」本邦初訳。C・L・ムーア

私がこの本の中で、一番好きな作品。

「宇宙の魔女」で有名なC・L・ムーアのこの作品は時代を巡るということからか、恩田陸の「ライオンハート」を思い出した。

逢えるのか、時代をめぐりながら、二人は近づき遠ざかる。

今度こそはという思いを胸に。

せつなくて、ロマチックなムーアらしい作品。


この夏読んだ本 2 理由(わけ)

2011年09月12日 | 趣味  本 

 

ハッピイエンド好きの私どちらかというと推理諸説はきらいだ。

大抵、まず悲劇ありきだから。おもしろいことは、面白いのだが、辛いのだ。

例外は宮部みゆきの小説。

たいがいは、読んだあと、なんとなく、ほっとする部分がある。

しかし、今回はちょっと、あてがはずれたかも。

でも、面白かったから、いいか

読者は、事件の確信に、いろいろな人物の話によって、迫っていく。

時はバブルが弾け、いろいろなひずみが社会におきていたころ。

悲劇は、大雨の夜、荒川区の超高層億ションで、陰惨な殺人事件おきた。

室内には、中年の男女と老婆が殺され、若い男が転落死した。

しかし、調べてみると、彼らは赤の他人。

何故、彼らはいしょに住み。

そして、何故、殺されたのか。

その理由(わけ)が、第三者のインタビューという形式をとりながらあきらかになっていく。

一は、一人になりたいと思い、一人では生きていけない。

複雑な糸で繋がっている。そんな、つながりの糸を技研に結びつけて、真相を明らかになっていく物語だ。


この夏読んだ本 1

2011年09月04日 | 趣味  本 

 実はこの2冊、一泊入院のため読みやすいというこで買った本。

病院が遠いので、治療後、帰宅が大変ということで入院した。

最初の一冊は

私は神に関係した伝記小説が大好き。いままでは海外ものが多かったけれど、これは、日本の作家の作品。

アメリカで、超常現象研究チーム「セクションO」が忽然と姿を消し、日本で有名なUFOライターが殺された。全く関連のないようにみえるこの事件、オーパーツと呼ばれる古代文明が関係していた。

読んでいる最中は、一体どんな結末になることやらと、

まったくジェットコースターに乗っているみたいにだった。

聖なる数字や、遺跡の話、話の展開の面白さだけでなく、

ほんとうの世の中でも、国や人種が違っても、この本のような正義感があったらいいのにと思った。

今野 敏 双葉社

 

 今野 敏 闇の争覇 (徳間文庫)

これも、今野 敏の作品。勧善懲悪。ちょんちょんです。

今野 敏の本はいままですべて、ハッピィエンド

これも、格闘家五条が、悪を退治

簡単、小説はこうでなきゃと

なにしろ、現実は本人の生き方にかかわらず、辛いことがおこり、嫌なことが多いので