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太陽光発電はメンテナンスフリーだが点検が必要

2010-08-07 07:18:09 | 住宅リフォーム
太陽光発電はメンテナンスフリーだが点検が必要

太陽光発電システムは2009年1月から設置家庭が大幅に増加しています。
原因の一つに“メンテナンスフリー”があります。自動運転で手間いらず10年,20年働いてくれる。
「何にもしなくてもいい」「アフターサービスは不要」 本当にそうでしょうか?

意外に多い異常発生率

太陽電池は稼働部分がないから、光が当たっていればいつも自動で発電してくれる。
人間の作る工業製品で完璧なものはありません。定期的な点検・保守は必要です。
加藤和彦「著」“太陽光発電システムの不具合事例ファイル“中間報告ファイルに教えてくれます。

発電性能に何らかのトラブル履歴は全体(483棟)の約1/3(166棟)に相当し、大変多いことが発表されています。

トラブル166棟の内訳は
パワーコンデショナの交換修理   72%(120棟)
太陽光モジュールの不具合交換   44%(74棟)
配線不具合               9%(15棟)
他                   4%(7棟)

トラブルの原因は太陽光発電システムの製品上の問題によるもの,設置工事の施工上によるものと考えられるが,
殆どが太陽光発電システム製品上の問題です。

点検は毎日楽しみながら

トラブル発生率の一番高いのはパワーコンデショナです。パワーコンデショナのトラブルはユーザーも気がつき易く,
発見しやすい。設置初期に交換トラブルが多いようです。
二番目に多いトラブルは太陽光モジュールの不具合交換です。これは発電量にかかわってきます。
どのユーザーも発電量を示すモニターが設置されていると思います。

今日は快晴だ“発電量は?発電量2.9KW売電1.9KW”。今日は曇りだ“発電量1.1KW売電0.8KW”。
毎日楽しみながら、モニターの発電量をにらめっこしてほしい。天気じょうたいによる発電量は予想出
来るようになってきます。

トラブル発生の発見は,いつもの感覚から10%以上の発電量が低下している状態が3カ月4カ月継続した場合,
メンテナンス調査が必要です。施工業者かメーカーに問い合わせが必要です。業者が連絡とれないか困った時は
0120-679-458アイテイ産業㈱でお手伝い依頼(有料)を出して下さい。

太陽光発電は自動運転でメンテナンスフリーではありますが、楽しみながらの点検が必要です。
特に発電データーの蓄積は大変大切です。高い買い物で設置した装置はトラブルチェックをしていけば,
発電能力を十分発揮してくれます。
メンテナンスフりーで10年20年楽しんで使って頂けます。

以下引用ですが

ECO JAPAN 太陽光良きせぬトラブル(1)ホットスポット現象
「メンテナンスフリー」シンワは本当か

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090707/101814/?P=1

”こういった目的を達成するためには、まずは「故障しないこと」、それから
「トラブルを早期に発見できること」が重要です。太陽光発電システムを導入した
ユーザーには難しい課題ではありますが、発電状況のデーターを取ったり、
設置業者さんのフォローを受けながら、最適な状態で太陽光発電を利用できるよう
行動を起こす事も大切ですね。”

まったく同感です。上記記載した約33%もトラブル発生率は驚くべき数字です。
分析対象とされた製造メーカーはほとんど日本国内メーカーだそうです。
対象システムの台数は483。

A社 50%(240台)
B社 18%(85台)
C社 11%(55台)
D社  7%(32台)
E社  4%(21台)

太陽電池の種類は単結晶シリコンと多結晶シリコンが90%を占めている。

まずは「故障しないこと」、それから「トラブルを早期に発見できること」が重要です。

太陽光発電ライフを長期に渡り楽しむためには、「保証制度の充実」、「確実な設置工事」、
「信頼できる設置業者の選定」がとても重要になってきます。

これから設置される方、太陽光発電に関する情報はネットで検索すれば結構
出てきますので、事前に情報を集めておくこととおもいます。


シャープは2005年5月30日 公表

シャープが太陽電池の無償点検・修理へ、ハンダ付け不具合で出力低下
2005年5月30日
シャープは、1999年1月〜2001年12月に製造した単結晶Si太陽電池モジュールの一部に不具合が
生じたと発表した。ハンダ付け部分に不良個所があり、経年変化によって発電出力が低下する
場合があるという。

対象となるのは、1999年1月〜2001年12月に製造した「NT-51EL9」や「NT-J128B」など5機種で、
システム総数は約4200件になる(ニュース・リリース)。対象製品では、個々の太陽電池セルを
裏面で接続するハンダの量が不十分だったために、経年変化によって接続部の抵抗値が上昇し、
発電出力が低下してしまう。2002年以降に製造した製品では、接続部の形状が変わっており、
はんだの不足は発生しないという。

太陽電池は自動車のように人間の命を預かるものではないが、車検制度のように定期的に
性能を検査する。そのような制度も確立されておらず、太陽電池メーカーの保証の上に
なりたっている状況です

このような不具合の発表はおおいに歓迎。メーカーとしての姿勢は素晴らしいと思います。
他メーカーもシャープのように公表してほしい。

ECO JAPANより 参考記事
太陽光 予期せぬトラブル 参照
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090707/101814/?P=1








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