太陽光発電 エコライフ生活

地球環境 美しい地球を守ろう!
無料・無限の太陽エネルギーでエコライフ。
家庭の節水・節電でCO2削減でエコライフ。

影に強い・都会の密集地域に最適な太陽光発電

2012-04-12 15:01:04 | 住宅リフォーム
日影に強いホンダソルテック太陽光発電システム発電量の設置調査報告です.

こんな日陰があっても発電するんか?単・多結晶シリコン系太陽電池ではこれだけの影は耐えられるか?

ホンダの太陽電池はホント日陰に強い。発電量は影には若干影響があるもの、ほぼ予定の発電量が出ている。
4月18日の発電結果報告です。この日の発電量は11.5KWh/Day でした。記録はhttp://www.it-reform.jp/0abcd.html 





これからは単結晶・多結晶シリコン系よりCIGS化合物系太陽光発電の時代です”


CIGS化合物系のHONDA太陽光発電はシリコン系太陽電池に比べ、シリコン系にない数々の長所を持っています。
今迄は太陽光発電と言えば単結晶シリコン系や多結晶シリコン系を使ったものが主流でした。

CIGS型化合物(ホンダソルテック)CIS型化合物太陽電池とはシリコンを使わない、Cu(銅),In(インジューム),Ga
ガリウム,Se(セレン)からなる光吸収層が広く低資源材料で、低エネルギーでの量産可能な太陽電池に代わって行きます。

今迄CIGS型化合物太陽電池は発電効率が低かった為、広い設置面積が必要でした。近年ホンダ製造開発技術の進歩で,
発電効率がアップし、結晶シリコン系に近ついてきました。しかも、実発電量ではシリコン系を上回るようになってきました。
例えば、結晶シリコン系容量4KWの太陽光発電がCIGSやCISでは容量3.6KWで発電量が匹敵する実証結果が出ています。
(NTTファシリテイ・北斗市太陽光発電実証実験)(お台場合周集国の50KWソーラー  http://www.it-reform.jp)

ホンダCIGS型太陽光発電の長所は影に強い太陽電池であるとPRしている。

①単・多結晶シリコン系太陽電池と異なる発電素子構造である
 CIGS太陽電池は太陽光を受けて発電するセルが細長く150本から成っています。そのため影を迂回して発電出来るため。
②一個一個のセルが並列接続で280Vの高圧発電で、日影があっても発電量の降下はわずかしか起こらない。
http://www.it-reform.jp/110taiyoukouhatsuden-honda.html

そこで、影によるストレスを実証することにしました。

今迄主流の結晶シリコン系の太陽光発電システムは、密集した住宅やマンションにおいて、隣接建物影・
電柱電線・木の影・手スリ影・屋上の塔屋の影等 色々な障害があるため設置不可と思われてきました。

今回、それを実証するため、数々のストレス条件にHONDA太陽光発電を設置し、影による発電量影響調査をしました。
設置場所:大阪市東住吉区・陸屋根5度・東東南向き・東川約30M離れて約15m高さの建物と南に2m高さの階段建屋隣接。

結果,2012年4月8日1日朝7時~夕方17時の測定調査では
手スリ影・建物影の場所にも、CIGSホンダ太陽光発電は影の影響は時間によって僅かに影響を受けるものの
ほぼ予定発電量であり、都会のこのような密集地で,手スリ影・建物影があっても,設置出来ることが証明されました。

今後、継続して発電量調査を継続して、報告してまいります。  http://www.it-reform.jp/
宜しくお願いします。  辰巳
















太陽光発電のコストは今(1)

2011-07-11 15:39:39 | 住宅リフォーム
住宅の太陽光発電のコスト46円の疑問? 
                                           
テレビ・新聞の報道によると、太陽光発電の発電コストは1kwあたり
46円と発表されていますね。(経済産業省エネルギー白書2008年度版)で
他の発電方法に比べて割高な場合が多いと指摘されてきました。
しかし、市場価格は現在大幅に減少して来ています。

まず46円の計算根拠ですが、太陽光発電システムの寿命を20年と仮定しています。
システムの価格が66.1万円で、利率が年利4.0%、返済が20年の全額ローンで
購入した場合を仮定しています。
わかりやすい為に、システム1KWの設置を¥661.000円で金利4%、20年の場合
ローン総額(金利込)¥961.326円の支払になる。太陽光電池の年間の稼働率は
12%として計算。 24h*365日*12%=1051.2KWh。
つまり1KWの太陽光は1年間に発電する量は1051.2KWhとしている。
20年間発電量は1051.2KWh*20年間=21024KWh
設置総額¥961.326円÷21024KWh=45.725円≒46円 

太陽光発電のコストは1KWあたり46円 計算し直し!

それでは,いくらになっているか?。

①2011年7月 システム価格は1KW66.1万円から平均55万円になっています。

②金利が年利4%から2.95%に下がっている。

③パワコンは15年位に取替必要そしてメンテナンス費用が必要経費として参入。

この条件で計算して見ますと

ローン支払の場合は1KWあたり38円に!

1KW55万円で設置した場合、20年ローン支払で金利2.95%の総額は¥728.769円です。
20年間の発電量は1051.2KWh*20年間=21024.KWhです。パワコンは10年~15年間に
取替必要です。パワコン取替費用5万円/KW、メンテナンス4回3万円/KWが必要経費とみます。
太陽光電池の年間の稼働率は
12%として計算。 24h*365日*12%=1051.2KWh。
つまり1KWの太陽光は1年間に発電する量は1051.2KWhとしている。
パワコン取替費用5万円/KW、メンテナンス4回3万円/KWが必要経費とみます。
設置総額¥808.769円÷21024KWh=38.47円≒38円 

つまり住宅の太陽光発電のコスト46円から38円迄降下! 


現在は国の補助金と買取制度により更に価格が下がってきました。
ローン支払の場合は1KWあたり25円に! (国の補助金と買取制度を活用して)

1KW55万円で設置した場合、20年ローン支払で金利2.95%の総額は¥728.769円です。
20年間の発電量は1051.2KWh*20年間=21024.KWhです。パワコンは10年~15年間に
取替必要です。パワコン取替費用5万円/KW、メンテナンス4回3万円/KWが必要経費とみます。
国の補助金は1KWあたり4.8万円が出ます。余剰電力買取制度は1KWあたり42円です
自己消費率を40%。売電率60%として
21024KWh*0.4+21024KWh*0.6*1.75(42円)=30484.8KWhと換算しますと
1KWの設置総額は¥728.769円+¥80.000円-¥48.000=¥760.769円
従って1KWあたり20年ローンで ¥760.769円÷30484.8KWh=24.954円≒25円


現金支払の場合は1KWあたり19円! (国の補助金と余剰電力買取制度を活用して)

1KW55万円で設置した場合、負担総額¥550.000円。
15年間の発電量は1051.2KWh*20年間=21024.KWh
パワコン取替費用5万円/KW、メンテナンス3回3万円/KWが必要経費です。そして
国の補助金は1KWの設置総額はKWあたり4.8万円が出ます。
余剰電力買取制度は1KWあたり42円です。自己消費率を40%。売電率60%として
21024KWh*0.4+21024KWh*0.6*1.75(42円)=30484.8KWh換算しますと
(¥550.000円+¥80.000-¥48.000)÷30484.8KWh=19.09円≒19円

結論:今、太陽光発電のコストは
   国の補助金や余剰電力買取制度で25円(ローン/15年間)、19円(現金支払/15年間)に!
   更に自治体(大阪市や堺市は1KWあたり7万円)の補助制度を活用すると
   ローン15年支払でコストは23円,現金支払で17円になります。
  
   *電力会社からの購入価格24円(関西電力)


http://www.it-reform.jp/
2011年7月11日  辰巳忠夫


太陽光発電は原発の一翼をになえるツールになるか! 

2011-04-19 13:10:10 | 住宅リフォーム
太陽光発電は原発の一翼をになえるツールになるか! 
    
生活の便利さを求めて電気の使用量は年々増加しています。
日本の1年間の発電電能力は休止含めて,2009年9億5650万KWだそうです。
原子力発電は2010年3月で4884.7万KWの原子力商用発電が運転されているそうです。
1日の電力使用は時間経過で大きく変化します。昼10時~20時です。
太陽光発電の発電時間は天候に左右されますが、概ね昼12時~15時位が発電のピークです。
原子力発電の発電量4884.7万KWの30%1465万KWを太陽光発電で賄えば、原発の一翼を担える
ツ-ルになりえると思います。

戸建て住宅の14%の太陽光発電で原発発電量の30%を賄える

日本の戸建て住宅(2008年)は約2746万戸です。太陽光発電を戸建て住宅の屋根に設置する
場合、さまざまな住宅事情により、すべての戸建住宅への設置は不可能です。
今14%の住宅に設置した場合2746戸*14%=384万戸 (すでに太陽光発電設置の住宅は
約76万戸)384万戸に4KWの太陽光発電を設置した場合 384万戸*4KW=1536万KW
原発の30%で1465万KWですのでほぼ賄える計算です。勿論天候に左右されますが、
電力消費のピーク補助的役割は十分になえます。

国の補助制度で太陽光電池(モジュール費用120万円)を支給する!

太陽光発電の設置希望者1戸あたり1KWあたり30万円の補助金を支給したとして4KWで、
設置費用は約200万円(税込)として、国の補助金120万円,設置者負担は80万円とします。
国の補助金を考えます。
新たな設置戸数は384万戸-75万戸=309万戸です。これを10年間で設置計画としますと、
1年の設置予定戸数は30.9万戸。 30.9万戸*120万円=3708億円。
原発の建設費 新設費用1基約4.000億円位(110万KW)ですので,原発1基分です。
10年継続しますと10基分相当します。

国の補助金を太陽光設置者が発電の売電で返却!
太陽光発電の設置者は毎月電力会社に余った電気を売電出来ます。2011年から1KWあたり
42円です。4KWの発電金額は4100KWhとして,その60%で約103.000円です。
国の補助金収入は,10年間で約103万円(金利なし)が国に返却されます

設置者の負担金は80万円として、発電収入の40%自己消費分の3.9万円。
10年で39万円です。パワコン・メンテナンス費用は設置者負担(約25万円)にします。
10年以降は、売電24円になり売電分100%は設置者収入になります。
                                          2011年4月19日

太陽光発電はメンテナンスフリーだが点検が必要

2010-08-07 07:18:09 | 住宅リフォーム
太陽光発電はメンテナンスフリーだが点検が必要

太陽光発電システムは2009年1月から設置家庭が大幅に増加しています。
原因の一つに“メンテナンスフリー”があります。自動運転で手間いらず10年,20年働いてくれる。
「何にもしなくてもいい」「アフターサービスは不要」 本当にそうでしょうか?

意外に多い異常発生率

太陽電池は稼働部分がないから、光が当たっていればいつも自動で発電してくれる。
人間の作る工業製品で完璧なものはありません。定期的な点検・保守は必要です。
加藤和彦「著」“太陽光発電システムの不具合事例ファイル“中間報告ファイルに教えてくれます。

発電性能に何らかのトラブル履歴は全体(483棟)の約1/3(166棟)に相当し、大変多いことが発表されています。

トラブル166棟の内訳は
パワーコンデショナの交換修理   72%(120棟)
太陽光モジュールの不具合交換   44%(74棟)
配線不具合               9%(15棟)
他                   4%(7棟)

トラブルの原因は太陽光発電システムの製品上の問題によるもの,設置工事の施工上によるものと考えられるが,
殆どが太陽光発電システム製品上の問題です。

点検は毎日楽しみながら

トラブル発生率の一番高いのはパワーコンデショナです。パワーコンデショナのトラブルはユーザーも気がつき易く,
発見しやすい。設置初期に交換トラブルが多いようです。
二番目に多いトラブルは太陽光モジュールの不具合交換です。これは発電量にかかわってきます。
どのユーザーも発電量を示すモニターが設置されていると思います。

今日は快晴だ“発電量は?発電量2.9KW売電1.9KW”。今日は曇りだ“発電量1.1KW売電0.8KW”。
毎日楽しみながら、モニターの発電量をにらめっこしてほしい。天気じょうたいによる発電量は予想出
来るようになってきます。

トラブル発生の発見は,いつもの感覚から10%以上の発電量が低下している状態が3カ月4カ月継続した場合,
メンテナンス調査が必要です。施工業者かメーカーに問い合わせが必要です。業者が連絡とれないか困った時は
0120-679-458アイテイ産業㈱でお手伝い依頼(有料)を出して下さい。

太陽光発電は自動運転でメンテナンスフリーではありますが、楽しみながらの点検が必要です。
特に発電データーの蓄積は大変大切です。高い買い物で設置した装置はトラブルチェックをしていけば,
発電能力を十分発揮してくれます。
メンテナンスフりーで10年20年楽しんで使って頂けます。

以下引用ですが

ECO JAPAN 太陽光良きせぬトラブル(1)ホットスポット現象
「メンテナンスフリー」シンワは本当か

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090707/101814/?P=1

”こういった目的を達成するためには、まずは「故障しないこと」、それから
「トラブルを早期に発見できること」が重要です。太陽光発電システムを導入した
ユーザーには難しい課題ではありますが、発電状況のデーターを取ったり、
設置業者さんのフォローを受けながら、最適な状態で太陽光発電を利用できるよう
行動を起こす事も大切ですね。”

まったく同感です。上記記載した約33%もトラブル発生率は驚くべき数字です。
分析対象とされた製造メーカーはほとんど日本国内メーカーだそうです。
対象システムの台数は483。

A社 50%(240台)
B社 18%(85台)
C社 11%(55台)
D社  7%(32台)
E社  4%(21台)

太陽電池の種類は単結晶シリコンと多結晶シリコンが90%を占めている。

まずは「故障しないこと」、それから「トラブルを早期に発見できること」が重要です。

太陽光発電ライフを長期に渡り楽しむためには、「保証制度の充実」、「確実な設置工事」、
「信頼できる設置業者の選定」がとても重要になってきます。

これから設置される方、太陽光発電に関する情報はネットで検索すれば結構
出てきますので、事前に情報を集めておくこととおもいます。


シャープは2005年5月30日 公表

シャープが太陽電池の無償点検・修理へ、ハンダ付け不具合で出力低下
2005年5月30日
シャープは、1999年1月〜2001年12月に製造した単結晶Si太陽電池モジュールの一部に不具合が
生じたと発表した。ハンダ付け部分に不良個所があり、経年変化によって発電出力が低下する
場合があるという。

対象となるのは、1999年1月〜2001年12月に製造した「NT-51EL9」や「NT-J128B」など5機種で、
システム総数は約4200件になる(ニュース・リリース)。対象製品では、個々の太陽電池セルを
裏面で接続するハンダの量が不十分だったために、経年変化によって接続部の抵抗値が上昇し、
発電出力が低下してしまう。2002年以降に製造した製品では、接続部の形状が変わっており、
はんだの不足は発生しないという。

太陽電池は自動車のように人間の命を預かるものではないが、車検制度のように定期的に
性能を検査する。そのような制度も確立されておらず、太陽電池メーカーの保証の上に
なりたっている状況です

このような不具合の発表はおおいに歓迎。メーカーとしての姿勢は素晴らしいと思います。
他メーカーもシャープのように公表してほしい。

ECO JAPANより 参考記事
太陽光 予期せぬトラブル 参照
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090707/101814/?P=1







太陽光発電 元がとれるか Ⅰ

2010-02-11 10:32:23 | 住宅リフォーム
◎太陽光発電の導入コスト

 太陽光発電システムを設置する場合、2010年2月でホンダソルテックを3.0KWを
 導入すると、初期費用は¥1.840.000かかります。(商品費・工事費・消費税込価格)
 初期費用を高く感じるか、安いと感じるかは個人の価格価値観ですが、安い買い物ではあ りません。訪問販売による悪徳業者も存在します。充分注意をしましょう。

◎何年で元が取れるか? 補助金と売電2倍で10.7年で原価償却可能になりました。

 ホンダソルテック3.0KWで試算して見ます。
 2010年2月で¥1.840.000 国の補助金が3.0KWX7万円=21万円、堺市補助金3.0KW7万円=21万円 従って自己実質負担金は¥1.420.000。

 太陽光発電量は設置条件や天気など条件により違いますが、20010年の発電データーから
 南面向き・30度傾斜で3242KWhと仮定。電力単価は購入価格は24円、売電価格は設置後 の10年間は48円10年以降は24円。
 
 太陽光発電による年間収入(は、昼間の自己消費量が30%として24円、売電70%48円で¥132.272。
 従って10.7年です。

 太陽光発電のモジュールの寿命は20年~30年以上大丈夫でしょうが、パワーコンデイショ ナーの交換が10年~15年で交換出費(約20万円)が必要になります。

 
 209年1月から国の補助金制度や固定買取制度(売電2倍)の導入で約10年で償却が可能に 成りました。

 今後、固定買取制度が全量買取制度(民主党マニフェスト)になったり、地方自治体の補助金の充実そして何より、太陽光発電システムを設置する費用がますますのコストダウ ンが期待されます。ますます期待されます。

 
 

甲子園球場にホンダの太陽光発電設置

2009-10-05 22:23:07 | 住宅リフォーム
NHKテレビニュースで”もしかして”

"兵庫県西宮市にある甲子園球場の銀傘と呼ばれる大屋根に、新たに太陽光発電のパネルが設置されることになりました"
"太陽光発電のパネルは、縦1メートル40センチ、横80センチの大きさで、甲子園球場の内野スタンドを覆う大屋根「銀傘」の上に合わせて1600枚が設置されるということです”

もしかして このパネルの大きさはホンダソルテックでは?
阪神タイガースを愛して半世紀以上。間違いない!ホンダの太陽光発電を採用されたのです。
2008年4月。ホンダソルテックの関西販売店募集を知り品質調査を開始。3ヶ月技術的調査、今迄のメーカにない長所を知り、又本田宗一郎氏のDNAを感じ、8月に販売店に応募。厳しい審査の上10月に正式認定、IDも習得しました。

今年の阪神タイガースはいまひとつ物足りなさを感じつつ、何とかCSシリーズ参戦しそう。去年の苦い思いを払拭できないかと・・・・・。
そんな時、我が最大の喜びニュース。
 

EETIMES JAPAN  2009/10/01 転載

阪神電気鉄道は、2009年10月1日、改装工事中の阪神甲子園球場の内野席を覆う屋根「銀傘」に太陽電池モジュールを設置し、2010年3月から稼働させる予定だと発表した。

 設置する太陽電池モジュールは、ホンダの子会社で太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテックのCIGS系薄膜太陽電池。光吸収層にCu(銅)、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Se(セレン)からなる化合物半導体を用いる。設置するのは、2008年10月に出荷を開始した最大出力125Wの公共・産業向け太陽電池モジュール「HEM125PSA」である。

 銀傘の外周側に約1600枚の太陽電池モジュールを設置する。総出力は200kW。推定年間発電量は19.3万kWhであり、阪神タイガースが1年間に阪神甲子園球場で開くナイトゲームで利用するナイター照明の使用電力量に相当するという。これは球場全体の年間使用電力量の約5.3%に相当する。




ホンダソルテック 2009 10 1 NEWS

阪神甲子園球場に、ホンダソルテックの薄膜太陽電池を設置

太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソルテック(本社:熊本県菊池郡 社長:数佐 明男)の薄膜太陽電池が阪神甲子園球場に設置されることが決定した。

ホンダソルテックの薄膜太陽電池は、阪神甲子園球場のリニューアルにともない、「銀傘」という愛称の内野席を覆う屋根に設置され、2010年3月から稼働する予定。推定される発電量は年間約19.3万kWh*1、CO2削減量は年間約133t*2。

Hondaが独自開発した薄膜太陽電池は、銅?インジウム?ガリウム?セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池である。環境意識の高まりにともない、薄膜太陽電池の需要は着実に増しており、2007年から販売している一般住宅用商品に加え、今回の阪神甲子園球場に設置するような公共・産業用商品も2008年から販売している。

Hondaは、二輪車・四輪車・汎用といった商品のCO2低減に加え、エネルギーを生み出す商品展開にも力を入れており、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていく。

*1 ホンダソルテック調べ
*2 阪神電気鉄道(株)調べ。火力で発電した場合と比べたCO2削減量。なお、太陽光発電協会が規定する、日本の電力会社の使用端CO2排出単位等を基に計算した場合の年間CO2削減量は、約61tとなる

詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hondanews.info/news/ja/corporate/c091001



太陽光発電 買取価格2倍 11月1日より

2009-08-26 09:31:11 | 住宅リフォーム
太陽光発電 買取価格2倍 11月1日より開始  朝日新聞8月26日朝刊より

二階経済産業相は8月25日、家庭の太陽光発電で余った電力を現在の2倍の
価格で電力会社が買い取る制度を11月1日より始めると発表しました。
買い取り価格は1KW時あたり48円。必要な費用は2010年4月から、すべての
電気利用者の電気料金に上乗せされる。 

買取価格は、一般住宅の場合が48円、自家発電設備を併設している住宅は39円
工場や事務所などは24円。

電力会社と一度契約すれば、10年間、同じ価格で買い取ってもらえる。

新たな契約の買取制度は、買取価格が年々引き下げられる予定で2011年度に
太陽光発電を設置した時は買取り価格は42円程度になる見込み。

すべての電気利用者 一般家庭の電気料金への上乗せ額は、2010年度は月平均で
数円ですむが、太陽光発電の設置増大に伴い、2011年度は30円程度、2015年
~2030年には最大100円程度になる見込み。    朝日新聞8月26日朝刊



*これで、太陽光発電への買取制度と補助金制度が出そろいました!!
 設備費の償却は10年前後で可能になりました

新たな買取制度は、電力会社の買い取りの対象を太陽光発電の自家消費分を差し引いた
余剰電力(買取)に限定している点です。
現在の住宅用太陽光発電では、約5割が自家消費分で5割が余剰電力と言われてます。
余剰電力が売電できるとあれば、家庭の電気を節約して、工夫によって余剰電力分の割合を増やそうと
家族の省エネ意識がたかまり、地球温暖化対策への貢献度が高まる。

ドイツの場合、太陽光による発電は全量買い取りだが、日本でこの全量買い取りを適用すると、
省エネの意識が働きにくくなる。
また買取総額が余剰電力の全量の買い取りの場合、国民負担が大幅に増えることなどから、
余剰電力に限定するようになったらしい。


太陽光発電補助金は国の補助金(1KWあたり7万円)自治体の補助金
1KWあたり3万円~10万円位 各市でおのおの差額あります)
そして、日本式太陽光発電電気代固定買取制度とほぼ出揃いました。

一般家庭の電気料金への上乗せ額は、2010年度は月平均で数円ですむが、
太陽光発電の設置増大に伴い、2011年度は30円程度、2015年~2030年には
最大100円程度になる見込み。 

つまり今後は太陽光発電システムの設置費用は量産化効果で価格低下が見込まれる。
その分買取価格(48円から毎年下げる)を抑えて一般家計への負担を上限(100円)を決めて、
普及量の増大効果を計っています。


*この制度で太陽光発電システムを導入して幾年で設備費を償却できるのだろう

たとえば 今3KWの容量の場合

現在 太陽光発電価格は3.0KWで約205万円(消費税込)としますと

国の補助金                      21万円
大阪市の補助金(堺市は21万円)           30万円  
2倍の買取(自家発電60%買取として)10年間で   約 78万円~100万円 
従って補助金合計は 約129万円位 になります。

金利は考慮しないで考えると、205万円-129万円=76万円の自己負担でOK。

10年以降は電気代は今まで通り買取制度は続行し(24円)続け、20年30年と
地産地消費で光熱費はほとんど太陽光発電で大半を賄いエコ生活でCO2削減に
貢献できます。更にオール電化(エコキュートか電気温水器を設置し、IH調理器を採用 
約65万円~90万円位)効果を加えますと設備費価格(太陽光発電とオール電化)の
償却はほぼ10年前後で現在お支払の光熱費に毎月数千円の負担で賄えるように
なってきました。 

”にっぽんのすべての屋根に太陽光発電を”

太陽光発電システムを拡大し地球環境の目標を達成するためのコストを、国民全員が
負担することに対する理解と協力を得る必要があります。買取り制度の透明性や公平性を
示す必要があると思います。
いよいよ太陽光発電の設置時期到来!!


建築設備士 辰巳忠夫           

大阪市 太陽光発電の補助金奮発

2009-07-01 22:37:01 | 住宅リフォーム
太陽光パネル 大阪市が補助金奮発 2倍

補正予算案でエコ支援

 大阪市は22日発表した一般会計補正予算案に、太陽光発電パネルの設置を進める事業費21億9900万円を計上した。事業所やマンションなどに設置する際の補助を、発電容量1キロ・ワット当たり5万円から、今年度内であれば同10万円に倍増。パネルを設置する市施設を現在の13施設から2010年度末までに92施設に増やす。

 92施設に設置されれば、年間2200万円分の電気代削減や900トン分の二酸化炭素排出抑制につながるという。また、温室効果ガスの排出量取引を巡り、中小企業が参加できる市場創設に向けた調査(1000万円)にも取り組む。

 このほか補正予算案には▽小中高校に構内情報通信網(LAN)やパソコンなどを整備(27億6900万円)▽街頭犯罪対策の防犯カメラを設置した場合の補助上限額を、今年度内であれば1台当たり1・5倍の22万5000円に拡充(1億7600万円)――などを盛り込んだ。

(2009年06月23日 読売新聞)転載


平成21年6月に議決された補正予算では、「大阪の未来創生事業」の一環として、太陽光発電補助事業を拡大。今年度のみ補助金額を増額し、1kWあたり10万円、上限額は戸建てで40万円、事業所・共同住宅で200万円とする。また、学校や市庁舎、区役所への太陽光発電システム設置予算も計上し、グリーンエネルギーへの転換を推進する。

申請期間:平成21年4月1日~平成22年1月29日
担当部署:環境局 環境計画担当
TEL:06-6630-3491


エコハウス実践 小宮山宏さん 中日新聞抜粋記録

2009-06-19 09:36:59 | 住宅リフォーム
省エネ生活のすゝめ 東大学長が実践  東京大学総長をえて三菱綜合研究所理事長
2008年8月26日 中日新聞 転載記録です

地球温暖化対策に欠かせない省エネ。二酸化炭素(CO2)削減につながるだけでなく、家計にもやさしい。二十年前から温暖化問題に取り組んできた東京大学学長の小宮山宏さんは、自宅の新築をきっかけに省エネ生活を実践、それまでの電気、ガス、ガソリンの消費を8割減らした。小宮山さんが薦める省エネ生活とは-。


自宅新築を機に8割減

 小宮山さんの「エコハウス」は、東京都世田谷区の閑静な住宅街にある。木造2階建て、延べ床面積は約200平方メートル。2002年に完成し引っ越してきた。現在、妻の潔子さんと二人暮らし。以前の暮らしに比べ、エネルギー消費を年間20800キロワット時から4000キロワット時に減らした。
 省エネ効果が大きいのは断熱で、1,2階の窓25カ所はすべて複層ガラスにした。「家の断熱は7割ぐらいが窓とガラスで決まる」(小宮山さん)からだ。

発泡断熱材
 次にこだわったのは壁。発泡断熱材を約七センチの厚さで吹き付けた。泡がたくさん集まっているようなもので、室内の冷気・暖気が外に逃げない。2階の一室にある小窓を開けると、盛り上がった断熱材を見られる。「結露せず、カビが繁殖しない」から、鼻にアレルギーがある小宮山さんにとっては健康にも貢献しているという。
 エネルギー源確保にも力を入れた。東と南の屋根に太陽光発電パネルを設置、太陽電池で電気の一部を賄っている。大気中の熱を利用し、冷却や加熱をするヒートポンプで給湯している。
 このほか、自家用車はハイブリッドカーに替え、エアコンや冷蔵庫はエコタイプにした。「ざっと言うと、エネルギー消費が半分になった。さらに残り半分のうち約6割は太陽電池で供給されているから、8割削減したことになる」

数値化

 「省エネコスト」も数値化した。購入額は、太陽電池236万円、給湯器61万円、発泡断熱材77万円、複層ガラス150万円、ハイブリッド車227万円など。
 だが、太陽電池と給湯器には計48万円の補助金が出た。オール電化にしたので設計時のガス工事費145000円が返却され、その分を減額。発泡断熱材は他の断熱材と金額がほぼ同じなのでゼロと計算。ハイブリッド車は同クラスの通常車より68万円高く、複層ガラスは一重ガラスのほぼ倍の値段。いずれもその価格差を計上した。その結果、省エネコストは約377万円になった。
 一方、利益はどうか。
 ガス代は年間8万円がゼロ、電気代は22万円が5万円、ガソリン代は9万円(1リットル150円で計算)が3万円に減り、合計31万円もお得に。このペースでいけば「省エネ投資」の回収期間は12年だが、「ガソリン代が高騰、電気代も上がるから10年で元がとれるかな」と笑顔で話す。
 地球温暖化問題が注目され始めた1980年代末から、化学工学が専門の小宮山さんは「対策は省エネが一番」と指摘してきた。本も何冊か書いたが「理屈で言っても世の中は動かない。だから自分で実践しようと機会を待っていた」。節約や我慢するのではなく、生活の質は維持しながらエネルギー効率を上げる-のが“小宮山流”だという。
 昨年、冷蔵庫を買い替えるとき「まだ使えるのにもったいない」と潔子さんはためらったが、「エネルギー効率が悪いから電力会社がたくさん石油を燃やすことになる。冷蔵庫は鉄とプラスチック。リサイクルできる」と押し切った。
 まだ省エネの余地はあるのか。「できれば西の屋根にも太陽電池を積みたい。それで100%になる」と小宮山さん。潔子さんも「西日が強いから、あれでお湯を沸かせればいいんだけど」。“実験”は続きそうだ。


いよいよ時期到来!太陽光発電

2009-03-12 08:48:45 | 住宅リフォーム
いよいよ太陽光発電システムの設置時期です。
設置費用は約10年前後で償却可能になります。

今年2月24日 新聞報道ー経済産業省  朝日新聞より抜粋
”太陽光発電システムの普及促進の為、住宅に設置した太陽光発電からの余剰電気を1KW時あたり約50円で電力会社に買取らせる制度が2010年にも導入される。
今国会で法整備を目指ス方針。電力会社は現在、家庭の余剰電力を1KW時24円位程度で自主的に買取っている。新制度は価格を2倍に引き上げたうえで、10年程度電力会社に買取りを義務つける。”

ドイツでは、太陽光発電などによる電気を電力会社が1KW時約70円で長期間買取る
「固定買取制度」を導入し、新エネルギーの利用が爆発的に増えた。それまでの
世界一の日本を追い越すに至った。

日本では今年1月より実施の設置時の政府補助金(発電能力1KWあたり7万円)、そして省エネ改修の減税の拡充・延長制度、グリーン電力証書制度に加え「日本・固定買取制度」の実施により、”いよいよ我が家も太陽光自家発電”が進むでしょう。