1 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (いっしん兄) 2014-08-16 11:47:32 お盆休みは広島のヨメの妹夫婦宅へ2泊し、それから伊丹のヨメの実家に1泊し、無事篠山に帰ってきました。当初、車で広島まで行こうか、と計画していたのですが、計画していた日にちより数日早めて、車ではなく新幹線で行き帰りしました。下の子が「新幹線に乗りたい」と言っていたのでその夢を叶えてあげられて良かったです。で、広島ではプールに行ったり、原爆ドームを少しだけみたり、太鼓の達人を延々やったり、、と子どもたちはいとこと楽しく遊んで、僕ら大人も楽しくのんびりさせてもらいました。で、伊丹でゴジラを観たのですが。。。。「ネタバレあり」で書きますので、これから楽しみに観たい方はそっとページを閉じてくださいね。結論から言うと、僕がアメリカ人ならある程度楽しめたんじゃないかと思いました。でも僕は日本人だし、いろいろ突っ込みたくなる事が多すぎて、純粋に映画の映像を楽しむまでいかなくて、心にひっかかりを持ったまま映画を観終えた感じでした。まず、僕はゴジラの第一作を観ているのですが、ゴジラは原水爆実験により呼び覚まされた怪獣だったと記憶しています。そして終始「反核」のメッセージがこめられていたと思います。それをすべて踏みにじるこの映画の設定には唖然としたのが正直な感想です。そして日本で起きた原発事故、津波などがネタとして取り入れられているような気がして、釈然としないし、いまでも原発事故によって避難を強いられている人や原発事故の影響を受けている人が観て気持ちのいいものではないと思いました。途中から「未知との遭遇」を観ている気がしたし、日本にはいない熱帯の動植物がはびこったり。。日本を舞台に描くなら配慮も調査ももっとしろよ、と思いました。日本国内なのに突然「ここはアメリカ軍の管理下におかれた」とか言ってたのには度肝を抜かれたですね。書きたいことはいろいろあるのですが、最終的に「核が最終手段」という考えは変わらず、渡辺健演じる「芹沢博士」は第一作とは何の関係もない赤の他人で「わたしの父親は広島の原爆で死んだ」とか言って懐中時計を指揮官に見せたりこういうネタとしてしか原爆を盛り込めないんだな、と思ったらわざわざ懐中時計だすなや、って気にもなるし。。。。で、結局「核こそ最強、そのほうが市民がたくさん助かる」の理論でたやすく核を使うことを決断する。第一作の芹沢博士は核兵器に勝る兵器を作ってしまい、これが世に出回ればさらに戦争を招くとして、その資料すべてを焼き、そして自らもゴジラと共に消えていく。。。というストーリーなのに・・・・そういう第一作の芹沢博士の遺志などお構いなしに「芹沢」という名前を使ってしまうハリウッド映画、そして初代監督の名前を芹沢の下につけてしまう無神経な監督・・・・。パッピーエンドのように描かれているけど、全然パッピーではない気がするのは僕だけでしょうか??第一作を踏襲し「反核」のメッセージを盛り込められているのかと期待して観に行ったのですが、ま逆で、しかも原水爆実験をゴジラシリーズで正当化したので、この映画は。。。。あ、あとはご想像にお任せします。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
それから伊丹のヨメの実家に1泊し、無事篠山に帰ってきました。
当初、車で広島まで行こうか、と計画していたのですが、
計画していた日にちより数日早めて、車ではなく新幹線で行き帰りしました。
下の子が「新幹線に乗りたい」と言っていたので
その夢を叶えてあげられて良かったです。
で、広島ではプールに行ったり、原爆ドームを少しだけみたり、太鼓の達人を延々やったり、、と
子どもたちはいとこと楽しく遊んで、僕ら大人も楽しくのんびりさせてもらいました。
で、
伊丹でゴジラを観たのですが。。。。
「ネタバレあり」で書きますので、
これから楽しみに観たい方はそっとページを閉じてくださいね。
結論から言うと、僕がアメリカ人ならある程度楽しめたんじゃないかと思いました。
でも僕は日本人だし、いろいろ突っ込みたくなる事が多すぎて、純粋に映画の映像を楽しむまでいかなくて、
心にひっかかりを持ったまま映画を観終えた感じでした。
まず、
僕はゴジラの第一作を観ているのですが、
ゴジラは原水爆実験により呼び覚まされた怪獣だったと記憶しています。
そして終始「反核」のメッセージがこめられていたと思います。
それをすべて踏みにじるこの映画の設定には唖然としたのが正直な感想です。
そして日本で起きた原発事故、津波などがネタとして取り入れられているような気がして、釈然としないし、
いまでも原発事故によって避難を強いられている人や原発事故の影響を受けている人が観て気持ちのいいものではないと思いました。
途中から「未知との遭遇」を観ている気がしたし、
日本にはいない熱帯の動植物がはびこったり。。
日本を舞台に描くなら配慮も調査ももっとしろよ、と思いました。
日本国内なのに突然「ここはアメリカ軍の管理下におかれた」とか言ってたのには度肝を抜かれたですね。
書きたいことはいろいろあるのですが、
最終的に「核が最終手段」という考えは変わらず、
渡辺健演じる「芹沢博士」は第一作とは何の関係もない赤の他人で
「わたしの父親は広島の原爆で死んだ」とか言って懐中時計を指揮官に見せたり
こういうネタとしてしか原爆を盛り込めないんだな、と思ったら
わざわざ懐中時計だすなや、って気にもなるし。。。。
で、結局「核こそ最強、そのほうが市民がたくさん助かる」の理論でたやすく核を使うことを決断する。
第一作の芹沢博士は核兵器に勝る兵器を作ってしまい、これが世に出回ればさらに戦争を招くとして、
その資料すべてを焼き、そして自らもゴジラと共に消えていく。。。というストーリーなのに・・・・
そういう第一作の芹沢博士の遺志などお構いなしに「芹沢」という名前を使ってしまうハリウッド映画、そして初代監督の名前を芹沢の下につけてしまう無神経な監督・・・・。
パッピーエンドのように描かれているけど、全然パッピーではない気がするのは僕だけでしょうか??
第一作を踏襲し「反核」のメッセージを盛り込められているのかと期待して観に行ったのですが、
ま逆で、しかも原水爆実験をゴジラシリーズで正当化したので、この映画は。。。。
あ、あとはご想像にお任せします。