1.「小さな歌」 作詞・作曲:飯沼有希
今ここにある季節、吹いている風、揺れる木々や鳥の声、そしてここにいる自分という存在。
そのすべては祝福されている。生きていることはそれだけで美しい。
そういう思いをこめて。小さな歌ですが、大きな愛をこめました。
「Present」始まりの歌です。
2.「治れなおれ」 作詞・作曲:飯沼藍子
子どもの痛いところに手を当てながら「治れなおれ」と言った事からこの歌が生まれました。
「治れなおれ」はおまじないのようであり、願いでもあります。
「治って欲しい」「良くなって欲しい」その純粋な願いこそ大きな大きなプレゼント。
明るく軽快なメロディに心弾みます。
3.「もしも明日」 作詞・作曲:飯沼有希
「もしも明日僕が死んだら 泣き虫な君はやっぱり 泣くのかな」で始まるこの歌は、ふたりの会話を中心に
歌が進んでいきます。
「死」というものを真正面から捉えたい、変に濁したり誤魔化したりしたくない、、そういう思いがありました。
「死」というものには終わりはなく、「死別」することは寂しいことかも知れないけれど、
嘆き悲しむものではない、、、
「魂の永遠」「死さえも喜びの中にある」という事を書きたいと思っていました。
歌の中に登場する「ふたり」の会話が、「死」という重い言葉を柔らかなものにしてくれていると思います。
4.「葉桜」 作詞・作曲:飯沼有希
病気になった時に頼るのはやっぱり家族だと思います。
病気というものは離れかけていた親子の絆を繋ぐ役目をすることがあると思いました。
ぎこちない親子の会話。情景のような光景。素直で、それでいて照れくさいような心の声。
ストレートな「ありがとう」ではありませんが、それでも純粋に親に感謝する気持ちを物語のような
歌にしました。
5.「スイッチ」 作詞・作曲:飯沼有希
心のスイッチを切り替えるだけで病気も仲たがいもなおる、そうなって欲しい、きっとそうなる、
と思って作りました。
気持ちの切り替え、心のスイッチのオンとオフ。ノリのいいリズムに乗って、心のスイッチ切り替えて
みませんか?
6.「もう泣かないで」 作詞・作曲:飯沼有希
大きな病気は自分が築き上げたもの、今まで当たり前に出来た事を、崩したり困難にしたりするもの
でもあると思います。
走ってきた道のりを途中で立ち止まるようなものだと思います。
それを取り戻そうとして、頑張る。みんなも頑張って、頑張ってと言う。
どこまで頑張ればいいのか?頑張るって事はどこまで我慢することなのか?
弱音、葛藤、後悔、ネガティブな思いが交錯する中、家族が愛しき人々が手を貸してくれる。
病気は自分ひとりで抱え込むものではなく、周りの人の支えの中で治していくものだと思います。
今まで通り走れなくても、愛しき人の手を借りて一緒に歩く。それは家族を再構築するものでもある
と思います。
7.「Present」 作曲:飯沼有希
ピアノだけのインストゥルメンタル曲です。
最初から5拍子にしようと思って5拍子の曲を書きました。
なぜ5拍子なのか自分でもわからないのですが、5拍子にしたかったのです。
病気が治る「根源的な何か」があるような気がしてこの曲を作りました。
8.「whole」 作詞・作曲:飯沼有希
知人が病気のときに作った歌です。
心の中にあるものを書きたかった、抱え込む思い、出し切れていない気持ち、、、。
そういう心の奥底にあるものを描くことで、澱は流れ、病気が治ると。
「もっともっと人を愛したい この体はいつか消えるから その日まで光ある限り あふれるほど
すべて愛したい」。
それはきっと想像よりも多くの人に作用するものだと思います。
9.「それでもいい、と星は言う」 作詞・作曲:飯沼有希
些細な変化や、小さな結果。揺れ動く気持ち、とめどない不安。
嬉しいこともそうじゃないことも抱え眠る夜。花は朝を待ち、星はきらめく。
そんな夜の物語です。
しっとりとしたララバイです。
以上9曲¥1,500です。
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