鼓緒太

~on a journey with sound…

8/1【鹿児島・ミステリーツアー(ライヴもあるよ)第2日目】

2009-08-01 | 日記
 鹿児島、2日目の朝。

 朝食をがっつりと食べた後、としお氏のおばあ様の母上様…つまりは、【親分の親分】だから…大親分か(笑)】の墓参りをさせていただいた

   (…っていうか、フツーに【ひいおばあさん】でいいじゃん・死)














 …その墓は。東シナ海が一望できる小高い丘のような所にあるのだが。

 …何か俺の知っている【墓地】とは雰囲気が違う一言で言うと………妙な圧迫感。

 理由はすぐに分かった。墓石が妙に高いのだ。俺の身長よりもずっと高い。その高い墓石の間を縫うようにして、移動することになる。

 …例えるべきではないのだろうけど。その昔…というか…非常に大昔流行った【巨大迷路】とかいうやつの感覚に似ている


















 …そうだよねぇ、うん…そんなのあった、あった!行ったことあるもん

 …うっかりそう思われた方。

 ………あらあら、残念っ!

 俺と同類です(死)

 …ある程度年がいってて、しかも田舎者

 ………的な(爆死)












 でも。なんか、流行ったよね。【巨大迷路】。

 …あの【巨大迷路】が流行ったのって、俺が中学生くらい?栃木みたいな田舎の観光地にあちこちできてたけど…今でも残っているんだろうか??













 ………。














 …で。大親分様の墓の話に戻るけれど。

 墓石の形そのものは俺の知っている墓石であり、大きさも普通なのだが、ここの墓はその下にお骨を入れる【収納スペース】がついている。つまりは、その分だけ墓石の高さが高くなるわけだ。俺の地元・栃木でよく見る墓は、この部分が地中に埋められている。














 …雰囲気は少し沖縄の墓と似てるよーな…。

 沖縄の墓の形ってのもまた変わってるんだよね~………とこのままでは墓石について無駄に熱く語ることになりそうなので…このへんで(死)
















     

 車は阿久根市を離れ、再び鹿児島市へ。鹿児島市の市街地は、路面電車が独特な街の風景を醸し出している。

     

 さりげなく…灰を捨てる場所があったりするもちろん、灰は桜島からやってくる。鹿児島の市街地は灰を降らせている桜島の火山からは少し離れているのだが、それでも降ってくる日は降ってくるようだ。
 
 今日も軽く親分様にご挨拶をした後、その桜島へ。

 …もちろん、桜島へ行くことも…昨日知った感じ(笑)行き先は鹿児島だし…もしかすると桜島が少し見えたりするのかなぁと…2日前の俺は思っていたけれど、それから2日後に…遠くから見るどころかまさか実際に行くことになろうとは。














     

 桜島へは鹿児島港からフェリーで15分ほどであろうか。

     

 車ごと乗り込む。

     

 …遠ざかる鹿児島の市街地。桜島までは実にあっという間である。

     

 驚いたのは。このフェリーが24時間営業だということ夜中の3時あたりにも動いてる?…と思うと、何だか不思議である。都心ですら電車は夜中は動いていないのに…。でも、それだけ重要な交通だということなのであろう。

 そして…

     

 …見えてきた桜島。

 天気がスッキリしなかったのであまりはっきりとは見えなかったけれど、何とも言えない独特の空気感。ちょっとモノクロな感じがする。

 白い灰を屋根や道路脇にたくさん確認できる。これじゃあ洗濯物を外に干せないなあ…などと思いつつ、車の中からあたりを眺める。















     

 しばらく行くと、桜島を見渡せる公園のような場所に辿り着いた。ここからは海も南岳もよく見える…。

     

 まるで、石の墓場のような風景。

     

 浅間山の近くに【鬼押出し】という所があるのだが、そこととても似ているよーな…。

 桜島も鬼押出しも…まぁ火山が近くにあるのだから、同じような風景であるのは当たり間えっちゃあ当たり前なのだが。

     

 …いぇい(死)













 さて。桜島を堪能し、いよいよライヴ会場へ…と思っていたら。

 …更なるオプションがついてた。

 またしても、ミステリーツアー(笑)

 …ここでも温泉!

          

 その名も…【マグマ温泉】。

 こんないかにもちっくな安易なネーミング………だけど、嫌いじゃない

 …ということで、本番前の毛づくろい(笑)



















 ここの温泉は、さっきまでいた阿久根の塩温泉とは全く別の温泉。褐色で鉄のニオイがぷんぷんする系。ここはここで、いい感じだった




















 …風呂上がりに。さやか女史が気になるシャツを見つけた。【よかおごじょ】と書いてあるシャツ。これは、鹿児島の言葉で、美人な女性というような意味。

 …で。隣接してるお土産屋で他にもこんなシャツがないかと物色してみると。

 ………ありました。

 【よかにせ】シャツ。これは…いわゆる【イケメン】って意味。

 今日は鹿児島特別ライヴということで、そのシャツを俺ととしお氏の2人で今日のライヴで着ることに………その場で急遽決まって、ハイ、お買い上げ~♪

 …因みに、さやか女史は。

 …フツーにいつもの衣装で。












     

 会場入りする前に、少し遅い昼食。鹿児島らしい黒ブタのステーキ定食。

     

 そして、名物…白熊付き(笑)

 白熊とは。かき氷の中にいろいろと果物やら寒天やら豆やらが入っているこのあたりの名物。噂には聞いたことがあったけれど、まさか食べられるとは…。

 …っていうか。この白熊。とにかく、でかいっ!量が半端ねぇ!

 定食とセットだったから小さな白熊だったけれど、それでも十分すぎるくらいの量。まともに頼んだら完食はキツいかも。完食できたとしても、身体が恐ろしく冷え切ってしまいそうだ。

















 さて、ようやく会場へ。若干のんびりしすぎたこともあって、バタバタとリハらしいリハもしないうちに本番突入っ!

     

 とてもアットホームな雰囲気のライヴは、あっという間に終了。ホントにホントにとても楽しい時間であった

 そうそう。今回は鹿児島特別ライヴということで、鹿児島の人なら絶対知っているとされる【ちゃわんむしのうた】なる曲も演奏。素朴な民謡系の曲なのだが、この曲を演奏すると、客席にいる人の口元が動く。この歌は、教科書に載っているそうだ。多分鹿児島限定?だろうけど(笑)

 …栃木にはこういう歌はなかったなぁ…。

 …そういえば。俺の昔住んでた黒磯市の【黒磯市民の歌】ってどうなってるんだろ?合併しちゃったからもはや歌われることもないのかねぇ…。

 …って、別にこの歌、好きじゃなかったし…寧ろ嫌いだったけれど。

 …中学校で頻繁に曲が流されてたり…ピアノ伴奏させられたり…更に、その伴奏を家のラジカセで録音させられて…その汚い音の音源を学校で流されたことも………って、それは非常にどうでもいいんだが(死)
















 …というわけで。

 鹿児島での俺の役目は、全て終了。あとは………遊ぶぞぉ~っ!!















 …って、オッサンよ~、ここまで十分過ぎる位に遊びまくってるし(爆)















 今宵の宿は。ホテルだということは聞いていたので、多分ビジネスホテルだろうと思っていたら、とんだハゲっ!桜島や鹿児島市街地が一望できる【城山観光ホテル】というゴージャスなホテル。うっかりすると俺みたいな下級庶民はつまみ出されそげな勢いのホテルであった。このホテルの近くには、【西郷隆盛自決したとされる洞窟】があったり。やっぱり鹿児島は、西郷どんの街なんだなぁ~…などと改めて思ってみたり。

     

 そして、そのホテル内ゴージャス過ぎる打ち上げが始まる。

     

 …鹿児島のブタとウシのしゃぶしゃぶセットが…。

     

 この感動は、どうにも説明がつかない

     

 非常に慣れないしゃぶしゃぶ中。下級庶民だから、しっかり肉に火を通さないといけない気がして…それじゃあもはやしゃぶしゃぶじゃないじゃん的な(死)

     

 そして、感動の瞬間

     

 少しだけ空に旅立ったとしお氏。

     

 さやか女史も感動の渦の中に…。     

 幸せ3人組。     

     

 他にも…俺のような下級庶民には名前も分からない食べ物達が次々と…(死)

 …ホント、ありえない。

     

 もちろん、大満足っ!

 更に食後に温泉透明で上品な泉質かなり、お気に入りっ!!

     
     
 ただ。このホテルのあちこちに貼ってあるこの温泉アピールのポスター。

     

 …いや、そーだ穏やかに湯に浸かってる場合ではねぇんだねぇのげ?

 …と、素で栃木弁でツッコミを入れてしまいたくなるほどに、火山の元気が良すぎる感じで(死)

 …アツいぞ、鹿児島っ!!

   (いろんな意味で…。)



















 鹿児島に来て、早2日目の夜が終わろうとしている。ステキな事があるたびに【死んでもいい】を連呼しているのだが、あまりにいろいろステキすぎて、死に間に合わない感じ(死)

 明日も…。死んでも死に切れないほど素晴らしすぎる1日となるのだが…ひとまず今日はこれで。

 なんか、幸せすぎて…怖い。