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トランスフォーマー小劇場

*絵描き用ソフトについて僕も考えた

2009年01月14日 | 雑記
以前、絵をかくにあたってのPCスペックについて触れましたが、ちょっと何も言わずに次のエントリを見てください。

絵描き用安価PCについてまとめ - rumblefish

プロ寄りの話ですが、まったくなんという時代でしょうか。この前ちょっと言及した古いMacintoshカタログ(たぶん1990年のもの)のデータから、最も安いフルカラーモデルについて引用しますよ。
Macintosh LC(16MHz、2MBRAM、40MBHD)
(最大メモリ10MB、サウンド入出力モノラル、Ethernet無、モニタ最大14インチ)
418,000
……えー、ありがたいことにキーボードとマウスはついてくるようです。ちなみにLCというのはローコスト・カラーの略だとか(しかもここでいう「カラー」とは、「256色カラー」のこと!)。しかも単位は全部「メガ」。「ギガ」じゃないので注意。「ピザボックス型」と呼ばれるデザインはなかなかですけどね。

そんなわけで、PCの性能ときたらドラゴンボールもビックリのハイパーインフレ状態、価格もそれなりに「こなれて」きている(1990年当時は最廉価PCでも20万円クラス)わけですけど……でも問題はソフト。

言及したエントリでも触れられているPhotoshopとPainterは、どっちも10万弱クラス、ソフトだけでPCを上回ってしまう価格です(Painterは昔の方が安かったんじゃないでしょうか?)。同人誌を作るなら、あとIllustratorもほしい(可能であればinDesignも)なんてことが、同人誌制作のハウツー本に書かれてますけど……。

でも待ってください。道具を揃えてから絵を描きはじめるよりも、絵を描き始めてから、必要に応じて道具を揃えていくほうがいいんじゃないですか。いきなりオフセット印刷で同人誌を発注する人は(そんなには)いないでしょう。

まずはちょっと我慢して、コピー誌(プリンタ誌)から始めるとか、とりあえずpixivなど、ネット上での活動に止まるなら、IllustratorやinDesignは後回しにできますよね。レイアウトはMicrosoftWordで十分(Wordがなければ、無償のWordクローンで代替できるでしょう)。

で、PhotoshopとPainterのどっちが重要かと言えば、Photoshopのほうが汎用性が高いので(純粋な絵描きならPainterを取るでしょうが)こっち。あるていどパスも使えますし。

さらに言えば、Photoshopのたいがいの機能はPhotoshopElementsがサポートしているので、とりあえずはElementsで十分。

というかPhotoshopで特に重要なのは、CMYKモードとペンツール(CMYKはプロ要素なので、印刷所のRGB入稿の発達を待つか、Photoshopを買うしか対処のしようがありません。そのかわりWeb上では無視できるファクターです)。しかもペンツールはGIMPでどうにかならなくないこともないので、ElementsとGIMPを組み合わせれば、それなりの力を発揮できそうです。

しかも、ElementsとGIMPは相当かぶります。そもそもGIMPだけでイラストを描くことは可能だし、わざわざElementsを買う必要もありません。

ということは、なんだソフトはGIMPだけでOKじゃん、ということにならないですか。GIMP万歳ネタか。

ああ、それからIllstrator代替のInkscapeというのがあって、ちょっと僕の名前に(話のオチが作れないので以下略)

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