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トランスフォーマー小劇場

*公言するよくない

2009年01月16日 | 雑記
もうずっと前、僕がまだ子どものころの話ですが、ある雑誌に、同人誌(ゲームのファンブック)の個人通販の紹介があったのを見て、小為替や切手、それに返信用のあれこれを揃えて応募しました。注文した同人誌は、しばらく経ってから送られてきました。

同封してあった手紙には、「たくさんの方に注文していただきましたが、ちょっと病気になって入院していたので遅れましたごめんなさい。今も調子悪いです、死ぬかも」みたいなことが書いてあり、僕は心配のあまり、様子見のつもりでもう1冊注文しました。返信はありませんでした。

……。

これって要するに、記事が多くの人の目に触れたことにより注文が殺到→対応が追い付かなくなり、クレームもくるようになる→病気ということにしておく……というようなことだったのではないかなーと、今となっては思わなくもないです(これはあくまでも僕の想像です。あれからだいぶ性格が歪んだような気はします)。僕がしたことは単に相手の負担を増やしただけであり、そっとしておいてあげるべきだった……と。

ただ、このようにブログなんかを書くようになってから感じるのは、中途半端に投げっぱなしにすると、本当はただ三日坊主なだけのブログ主を心配してくれるような心やさしい人が世の中に3.14人くらいいるんではないかという懸念です。つまり僕がそうだったように(ん、誰だ笑ったの)。サボりの口実に親兄弟親類縁者を殺したりしたら、一緒に心を痛めてくれるような人がいるのではないか、と。

大してつらくもないのに、「つらいつらい」なんて書いたら、それが共感能力の高い人のストレスになってしまうかもしれません。他人の不幸は蜜の味とかいって、そういうエントリが人気を集めたりもするのですが、自分の不幸を吹聴して人気者になろうというのは、ある意味では考えものです。そりゃ、どんな意見を書いたって人を傷つける可能性はあるわけですけれど。

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