ネオ日本語Tシャツには
「なにもまちがってないんだけど、なんか妙」
というパターンがある。
この夏季Tシャツなんて典型例。
作っているのは、タイのネオ日本語Tシャツ大量製造メーカー「オールドスカル」。
毎シーズン、新しいパターンのネオ日本語Tシャツを作り続けてくれる、シーンに欠かせない存在だ。
顔を出すたびに「こんな日本語の使い方があったか!」と驚きを与えてくれる。
”夏(なつ)は、四季の中で一
番暑い四季の1つである。”
一と番のあいだで改行してたり、”一番暑い四季”じゃなくて”一番暑い季節”なんじゃないかとかツッコミどころはあるにせよ、おおむね夏季の説明としては、なにもまちがってない。
間違ってないんだけど「なぜ、Tシャツで夏季の説明を?」と疑問はどうしたって生まれてくる。
脇にはさらに詳しい夏季の説明。なにかの辞書を引いてきたのだろうか。
なにもまちがってないのになんか妙なTシャツって、真面目すぎて逆にヤバい奴みたいですごくソソられる。