ネオ日本語Tシャツコレクション

アジアで見つけたちょっと変わった日本語の服「ネオ日本語Tシャツ」を集めています。
ネオ日本語は日本語の再発見!

未解決事件

2020-08-24 20:00:33 | 日記



幾千のネオ日本語を見てきた私。
ちょっとおかしな単語選択をされているにせよ、なんとかなくどういう意図でその単語が選ばれたのかは推測できるものだ。

しかし、ときおり「なぜここに、なぜこの日本語!?」とさっぱり意図が読み解けないTシャツが表れる。
これもその1枚。

英単語はchase dreams。夢を追いかける、といった意味合いだろうか。
その下に書かれているのがカタカナで「エステ」。

突然のエステ。







なぜこの英単語の下につける日本語に「エステ」が選ばれたのだろう。
エステなんて言葉、完全にランダムで決めて選ばれるわけでもないだろうし、なにか選び手の意図はありそうだ。
だけど、そこに至る意思決定の過程はまるで推測ができない。
事件解決に手が届きそうで届かない、謎のフレーズ、エステ。

ちなみにこの「chase dreamsエステ」の部分、意味不明なわりにベロア素材で作られてて、やたら肌触りがよくて大笑いしてしまった。


鼻セレブ

2020-08-23 19:23:57 | 日記



ネオ日本語が書かれた服って、男ものに多いんですよね。
ほとんどがTシャツで、時おり帽子とか靴下、リュックなんかにも書かれてるって感じ。

女性ものの服にはあまりネオ日本語が書かれてない。
なもんで滞在日数が少なかったり、ショッピングモールをあっちこっち探し回るのがしんどい時は、レディースコーナーはごっそりカットしちゃうんです。

この服はタイの女性向けのカワイイ服が売られてるゾーンで見つけました。
ネオ日本語の服がありそうにもない雰囲気だったんで、かなり早足で巡ってたんですけどね、パッと見かけて「ん!?なんかおかしいぞ!!」ってレーダーが瞬時に反応しました。





よーく見てください、この柄。
リボンをつけた音符とウサギがたくさん書かれてて、たんに可愛いだけのワンピースに見えるんですけど……。





「鼻セレブ」のボックスに入ってるんですね、このウサギ。
なんか鼻にティッシュ詰め込まれてるし。
なんなんでしょう、このセンス。
冗談なのかマジなのか、謎ですね。


都市名 + 実写 + 謎の番号

2020-08-22 17:35:44 | 日記


ネオ日本語Tシャツには日本の都市名が書かれてるものが多い。
もちろんトップは「東京」なんだけど、次に多いのが「大阪」だ。
日本を代表する都市といえば、東京・大阪が2トップなのだろうか。ちなみに3番手は北海道だ。




以前にも紹介したが、都市名が書かれたTシャツはこのパターンがほとんど。「都市名 + 謎の番号」だ。
謎の番号には規則性は無く、同じ都市でも全然違う番号のこともあり、マジで適当につけられてるよう。




で、これは珍しいパターン。
大阪城を実写で載せてるTシャツですわ。
ご丁寧に「82」という謎番号も振られている。





大阪を代表するモチーフとして大阪城が選ばれるなら、東京なら何か、北海道なら何か。横展開をして欲しいし、意外なチョイスも生まれそうだ。
「都市 + 実写 +謎の番号」の珍しいパターン、今後も探していきたい。


かぶるのに勇気と自信がいるキャップ

2020-08-21 16:57:52 | 日記

意味が分かってしまうだけに、かぶるのに勇気と自信がいるネオ日本語キャップを紹介しよう。






キャップ前面に堂々たる刺繍で刻まれた天才の文字。
海外で買って、旅行中だけかぶるならまだしも、日本に帰国したとたん「ああ、この人、天才なんだ」とあまりにも高すぎるハードルを道行く人々から課せられてしまう。




天才とは違った切り口のプレッシャーを与えてくるキャップ。

美少女。
この単語が植えつけてくる圧を、払いのけられる人はそうなに多くはないだろう。こちらのほうが、天才よりもかぶりにくいかも知れない。赤くて目立つし。




くるくると踊るような字体がかわいい。

催事イベントで販売しているときも
「う~~~ん、この帽子かわいいし買いたいけど……美少女か……」
と悩んだ末に諦めていく女性のお客さまが何人もいた。

マルシェルで販売するので、勇気と自信のある方はどうぞお買い求めくださいませ。