「強い語気なのに、書体やイラストが妙にカワイイ」というギャップのパターンのネオ日本語Tシャツも散見する。
このTシャツなんて典型的だ。
「だまれ!」と強く言い放ってるわりに、丸くて柔らかい書体で書かれてて、怖い雰囲気ではない。
口うるさい親族や上司へのお土産として最適だろう。
あんなに強くて大きなしろくまをヤロウ呼ばわりしている。
しろくまヤロウと憎々しげに呼んでるわりに、当のしろくまはキョトンとした表情。
力弱き者に暴言を吐かれたところで、なんのダメージもない。それが真の強者というものだ。
縫い糸がうまく処理できてなくて、目と鼻や文字の間で繋がったまま。
この大雑把な仕上げ、ネオ日本語Tシャツにはあるあるで、けっこう見かける。
これはこれで「別につながっててもいいじゃない」とおおらかな気持ちになって好きなんだよな~。